1970-03-20 第63回国会 衆議院 建設委員会 第5号
円山川の改修工事につきましては、直轄改修区間といわゆる中小補助工事で改修をやっている区間とございまして、直轄の改修の第一期事業が大正九年から昭和十三年まで行なわれておりますが、現在の改修はいわば第二期改修的なものでございまして、昭和三十一年から実施しておりまして、昭和四十四年度まで、堤防の危険な個所はあらかた手をつけております。
円山川の改修工事につきましては、直轄改修区間といわゆる中小補助工事で改修をやっている区間とございまして、直轄の改修の第一期事業が大正九年から昭和十三年まで行なわれておりますが、現在の改修はいわば第二期改修的なものでございまして、昭和三十一年から実施しておりまして、昭和四十四年度まで、堤防の危険な個所はあらかた手をつけております。
この堰堤の効果は上、下流直轄改修区間に及ぼす治水面の利点は申すまでもなく、発電出力の増強という甚大な利益を伴うわけであります。特に地元の宮崎縣といたしましては、九州地方の水力発電の電源地として、現在約二十八万八千キロワツトを発電しておりますが、その九割を超える電力が北九州に送電されまして、縣内ではわずかに二万三千キロワツトしか使用していないのであります。