1958-08-13 第29回国会 衆議院 決算委員会 第6号
奥只見発電所建設計画は、只見川と北ノ岐川との合流点須原口より下流一・五キロメートルの地点に高さ百五十七メートル、体積百六十一万二千立米の直線重力式コンクリート・ダムを設け、総貯水量約六億立方メートル、有効貯水量約四億六千万立方メートルの大貯水池を作り、またダム直下の右岸に地下発電所を設けて、最大出力三十六万キロワット、年間可能発生電力量五億三千四百万キロワット・アワー、下流増加電力量二億四千八百万キロワット・アワー
奥只見発電所建設計画は、只見川と北ノ岐川との合流点須原口より下流一・五キロメートルの地点に高さ百五十七メートル、体積百六十一万二千立米の直線重力式コンクリート・ダムを設け、総貯水量約六億立方メートル、有効貯水量約四億六千万立方メートルの大貯水池を作り、またダム直下の右岸に地下発電所を設けて、最大出力三十六万キロワット、年間可能発生電力量五億三千四百万キロワット・アワー、下流増加電力量二億四千八百万キロワット・アワー
第一次着工地点として、電源開発株式会社において開発を行う地点は、奥只見、田子倉及び黒又川第一の三カ所でありまして、このうち只見川電源開発の主体をなす田子倉発電所の建設現場を視察いたしたのでありますが、この発電所は、福島県南会津郡只見村大字田子倉地内において只見川を扼し、堤頂長四百七十七メートル、堤高百四十五メートルの直線重力式コンクリートダムを構築し、その貯水をダム直下に設ける発電所に導入して、最大使用水量毎秒三百九十立方
の先ず概要について申上げますと、天竜川の中流部三十三キロの間、丁度平岡ダムの放流水のすぐ下の所まででありますが、それから佐久間ダムの間が約三十三キロになるわけですが、この間の部分を使つて落差百三十八メートルを利用して最大出力三十五万キロワツト、年間十二億六千万キロワツト・アワーの電力を発生せんとするものでありまして、ダムは右岸愛知県北設楽郡豊根村、左岸静岡県の盤田郡佐久間村に位置しておりまして、直線重力式