1979-04-26 第87回国会 参議院 大蔵委員会 第15号
これはいろいろ利回り計算をいたします場合に、直利方式、単利方式、複利方式というようなことで流通価格を再検討いたしてみますと、大体そういう数字が出てきたわけでございます。
これはいろいろ利回り計算をいたします場合に、直利方式、単利方式、複利方式というようなことで流通価格を再検討いたしてみますと、大体そういう数字が出てきたわけでございます。
それから計数的には竹本先生御承知のように、公社債の実勢金利というものを算定いたします際に、現在使っております日本式の流通利回り計算方法、あるいは直利方式その他欧米方式というのがございますが、これらを全部総合勘案いたしましたところ、私どもはやはり実勢というのは〇・四、〇・五、その辺の間が実勢であろうということで判断いたしたわけでございます。
これに対しまして、一般的に単純な投資家の金利計算というものは直利方式という形で計算をいたします。これは流通価格が九十五円のもの、それに六・一%のクーポンレートがついておれば、九十五円投下したらそれが幾らの利回りで回るかということで、いわゆる六二%を九十五円で割るわけでございます。これが直利方式と申します。そういう計算方法もございます。
で、私どもは、市場の実勢を見ます場合に、現在、店頭気配あるいは上場価格、市場というものは、いわゆる日本式利回り計算というのをやっておりますけれども、これ以外にいわゆる直利方式と申しまして、流通価格が九十五円五十銭でございます場合に、クーポンレートが六・一であるということになりますと、いわゆる九十九円五十銭投下しまして、それの利回りが幾らになるかという単純な計算方式もございます。