2021-05-25 第204回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
視覚障害者、盲聾者、難読症、肢体不自由、私のように眼球の動きに障害がある人など、読書に困難を抱えている人を想定しますと、やはり様々な形式に変換が可能なテキストデータを出版社から提供していただくのが最善の方法と実感しています。 私の知っている限り、二〇〇〇年前後から、既に本にテキストデータ請求券を付け、紙の本を読めない読者にテキストデータを提供している出版社もあります。
視覚障害者、盲聾者、難読症、肢体不自由、私のように眼球の動きに障害がある人など、読書に困難を抱えている人を想定しますと、やはり様々な形式に変換が可能なテキストデータを出版社から提供していただくのが最善の方法と実感しています。 私の知っている限り、二〇〇〇年前後から、既に本にテキストデータ請求券を付け、紙の本を読めない読者にテキストデータを提供している出版社もあります。
お尋ねの盲聾者の投票につきましては、期日前投票のほか、選挙期日当日の投票所での投票が当然できるところであり、これらの投票においては、点字投票のほか、自ら投票用紙に記載することができない選挙人のための代理投票の制度が整備され、投票所の事務従事者による補助が行われております。
だけれども、盲聾者の方は御存じないんです、そのことを。和歌山の障害者の団体の皆さんとこの議論をしたときに、どなたも御存じなかったです。 それで、盲聾者の方が投票所へ行きますと、その方の指手話の通訳者は入れてもらえないんです、投票所の中に。そして、選挙の責任者が来て連れていって、基本的には、鉛筆で名前を書けと言うんですね。目の障害の方に鉛筆で書けと言うんですね。そうでなければ、点字で打てと。
例えば、盲聾者の方。盲聾というのは、目が見えなくて聾の方なので、指手話をします。私も指手話の方を通して会話していますけれども、大変、すごいびっくりするような速さで指手話でされるので、意思疎通にはほとんど問題ないですけれども、この盲聾者の方が投票に行く場合は期日前投票しかないんです。しかも、限られた投票所でしか投票できないんです。 障害者権利条約の第二十九条ですよ。
例えば、視覚、聴覚の両方に障害のある盲聾者の方、接種の外出、接種をするために外出する際にも通訳、介助の方が必要であります。そして、触手話といって手で触る手話を行いますので、接触を避けたりとか距離を取るということも難しい、こういった事情もあるわけであります。 このような場合にどういう感染予防を取ればいいのか。
盲聾者通訳・介助員は、盲聾者やその家族の生活を支える上で欠かせないものでございまして、感染防止対策を前提とした継続的なサービスの提供が重要でございます。
先ほどの森敦史さんについては、盲聾者にとって大変勇気づけられるモデル像だろうと思いますし、私を森敦史さんに引き合わせてくれたのは、今、東大の先端研で教鞭をとっておられる福島智先生でした。
当時まだ小学校五年生だった先天性盲聾者の男の子でありました。名前は森敦史さんといいます。当時小学校五年生でしたから、もう今は二十六歳、七歳ぐらいになったでしょうか。先ほど申し上げた筑波技術大学の大学院生として学んでいます。恐らく先天性の盲聾者、つまり、ヘレン・ケラーよりハンディが大きいわけですね。生まれながらにして目が見えない、耳が聞こえないわけです。
どういう内容かというと、盲聾者、つまり、耳も不自由であり目も不自由であるという、コミュニケーションをとったり移動したりすることに非常に困難のある、一番大変な方々だと思いますが、そういう盲聾者の方々が移動をする際にさまざまな福祉サービスが使えるわけですが、二人の通訳介助者を同行して移動するということが非常に多いわけです。
盲聾者の方は二人介助員が必要なわけですよ。この運賃の割引、大臣自身はどう思いますか。必要だと思いませんか。必要だと思うなら、大臣からもやはりこれは必要だということを言っていただきたいなというふうに思いますが、いかがですか。
触手話といって手話の状態を触ったりとか、指点字とか指文字といって手に文字を指で書いたりとか、いろいろな盲聾者の方はコミュニケーション手段があるんですけれども、そういう一人一人に合わせた支援をするということになると、やはり個々の実態をきちんと把握するということがまずは必要なんだろうというふうに思います。
厚生労働省といたしましては、盲聾児者の支援の新たな取組として、三十年度より盲聾者の総合リハビリテーションシステム試行事業というのを実施することにしております。
このため、厚労省では障害者総合支援法に基づきます地域生活支援事業の中で、盲聾者向けの通訳とか介助員の養成研修事業によりまして、各都道府県で盲聾者特有のコミュニケーション方法や外出介助の手法等を習得した支援者を養成しているところでございます。
○佐々木さやか君 盲聾者の方の支援のポイントとしてもう一点取り上げたいのが、支援にどうつなげるかというところなんですね。 盲聾者の方というのは、耳も目も、目も見えない、耳も聞こえないということで家に閉じこもりがちになりますし、自分では情報を取ってくることができません。
厚生労働省では、障害者総合支援法に基づく地域生活支援事業において盲ろう者向け通訳・介助員の養成研修事業を実施しておりまして、これにより、各都道府県で盲聾者特有のコミュニケーション方式や外出介助の手法などを習得した支援者の養成を図っているところでございます。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 盲聾者の方々は、目と耳の両方に障害があることから、日常生活や社会生活を営むに当たって様々な困難を抱えていらっしゃると承知をしております。このため、そうした障害特性に応じたコミュニケーション、情報取得、外出等の支援を行うことや、盲聾者の生活の困難さについての周囲の理解が促進されることなどが非常に重要であると認識をしています。
この意思疎通支援の目標値につきまして、昨年末に取りまとめられました今回の見直しに関する審議会の報告書におきまして、視覚・聴覚障害者はもちろんでございますが、盲聾者の方々、また失語症の方々など、障害種別ごとの特性とかあるいはニーズに配慮したきめ細かな見直しを行うべきだという、そういう基本的考え方の下で、各自治体における計画的な人材養成、あるいは提供すべきサービス量の目標設定等について御提言をいただいております
そうした中で、昨年末に取りまとめられました今回の三年目の見直しに係ります審議会の報告書におきましては、この意思疎通支援につきまして、視覚障害者、聴覚障害者はもちろんでございますが、盲聾者の方々あるいは失語症の方々など障害種別ごとの特性やニーズに配慮したきめ細かな見直しを行うべきだという基本的な考え方の下に、各自治体における計画的な人材養成、また提供すべきサービス量の目標設定等につきまして御提言をいただいております
先生、障害等級に関するお話ではございますが、私ども、同行援護なら同行援護の障害福祉サービス等を提供する従事者の中で、先ほども御紹介がございましたが、盲聾者の支援に必要な固有のコミュニケーション技術を持った方々が少ない、したがってサービスの利用がしにくいというような声を承知しておりまして、そこは確かに問題ではないかというふうに思っております。
盲聾者と言われるそうですけれども、そういう方たちの意見も私はぜひ聞いていただきたいと思うんです。スマホや機械を使って音声を読み上げたとしても判別できない。盲聾者の場合は体表点字という手段があるそうで、それを使いますと紙幣の読み取りができると聞いております。誰もが使いやすいという観点で、障害者の方々や高齢者など、広く声を集めるべきだと思います。
○国務大臣(小宮山洋子君) 聴覚障害者へのコミュニケーション支援、それから盲聾者への通訳、介助支援については、地域の特性ですとか利用者の状況に応じた柔軟な形態によって事業が行えるように地域生活支援事業として位置付けて、厚生労働省として支援を行っています。
○政府参考人(岡田太造君) 御指摘の手話に関する経費、それから盲聾者への通訳と介助員の経費でございますが、これは現在、地域生活支援事業の中で、手話につきましては市町村必須事業、盲聾者に対する支援につきましては都道府県の地域生活支援事業の中で実施をしているところでございます。
福島智さんという盲聾者の東大教授の方が、歴史的な一歩だと言ってくださったのが、来てくださって、とても印象に残っております。 そして、これはエンジン部隊だと思っています。
障害者の社会参加促進のためのコミュニケーション支援については、障害者自立支援法に基づく地域生活支援事業として位置付け、手話通訳者、盲聾者通訳・介助員の派遣、養成などを実施しております。 次に、二十五ページに参りまして、持続可能な社会保障制度についてです。
身体、知的、精神、それから難病、それからほかのいろんな障害の方、盲聾者とか、いろんなつながりを持ってやっておりまして、また事業者の立場とかも含めて、大阪府下十三団体でこの間三千八百名とかの集会を二回ほど行ってきたわけです。 その中でみんなから言われていることは、一つはまず応益負担の問題ですね。これはとても負担できないだろうと。
同じく参考人でおいでいただいた、社会福祉法人全国盲ろう者協会理事であり、東京大学先端科学技術研究センター、バリアフリー分野助教授の福島智氏は、指点字で通訳・介助者と会話をしながら私たち委員に対して朗々と意見を述べてくださり、大きな感動を与えてくださいましたが、盲聾者となり、やみと無音に包まれた真空の宇宙空間の世界に閉じ込められてしまったときに、この苦境から脱出できたのは、氏の母がたまたま発見した指点字
こうした方々が聴覚に障害のある方々あるいは盲聾の方々の通院などの日々の外出時に必要となる通訳等の要請にこたえておられるわけですけれども、聴覚障害者あるいは盲聾者のニーズに的確に対応できますよう、必要な通訳者等の養成をし確保することが重要であると考えております。
我々、先ほどもありました福島さんという盲聾者の方の御意見を参考人としてお聞きをしたんですが、やはり障害を持っている、障害者というよりはチャレンジドと言ってくださいということでありますので、チャレンジドの方のお話では、やはり生きる励ましの言葉をいただくことが非常に大切だというようなお話もございました。
盲聾者のことについてですが、盲聾者の福祉、非常に特殊なニーズを抱えておりますので短い時間では言えないのですけれども、一言だけ申し上げれば、一番有名なヘレン・ケラーさんがなぜ社会的に活躍できたかというと、それは、一つには言葉と出会ったということ、そしてその言葉を提供するサリバン先生始めサポートの人がいたということですが、同じことが多くの盲聾者にも言えます。
聴覚障害、単一の聴覚障害というふうにおっしゃっていましたが、聴覚障害の場合、そうですね、厚生労働省の方の数字では三十五、六万人だったと思いますが、盲聾者が二万人、つまり数が少ないので、希少性といいますが、まれで少ないという性質がありますので全国にばらまかれている、そして効果的に声が発信できない、つまり要求運動などが組織しにくいという問題があります。
福島参考人は、盲聾者を取り巻く諸問題、諸課題への取組として四点を挙げられましたが、その第四は、すべての取組の集約として、盲聾者への総合的なサービス、サポートの提供、盲聾者関係者・支援者・家族等の支援、教育、研修等の拠点として日本版ヘレン・ケラー・センターを設立することを挙げておられます。その点について何か具体的なイメージをお持ちでしたらお聞かせいただきたいと思います。
また、視聴覚障害者については、コミュニケーションを確保するための支援策として、盲聾者通訳、これ、両手を使いまして、相手の手に点字と同じような、何というんですか、こういう、手を、指をいろいろと操作しまして点字と同じような字を相手の手の上に書いて、それでコミュニケーションを図る手段でございますが、その盲聾者通訳や、手話通訳、これはもう御承知のように手ぶりでございますね、手話通訳の養成、派遣などが極めて重要
この友の会の関係者を含めて、盲聾の方、またその御家族の御意見、要望を集約し、当事者性を重視し、当事者のニーズに即した盲聾者福祉の望ましいあり方、これはやはり当事者の御意見が一番重要ではないかというように思うわけでございます。
本日は、盲聾者に対する厚生行政のあり方ということを中心にして厚生大臣にお尋ねをいたしたいというように考えております。厚生大臣、大変お忙しいところ来ていただきましてありがとうございます。 盲聾者ということでございますが、一般的には、視覚と聴覚に何らかの障害をあわせ持つ人、こういうように言われておるようでございます。
最後になりますが、先ほど私申し上げました、盲聾者の皆様方と私どもは今接しておるところでございますが、ぜひ厚生大臣も一度そういう機会を持っていただいて、盲聾者の団体の代表の皆さん方と意見交換をするような場を持っていただきますようお願いいたしたいわけでございますが、最後にこれに対して。
○堀利和君 時間がありませんので終わりますが、最後に九のところで、要するに例外という形で固定してもやむを得ないといいますか、その方がいいかもしれないという価値判断をしているのが、聾者あるいは盲聾者の教育についてはその方がいいかもしれないというふうに、そういう意味で九のところにこういう明記しているわけなんです。
これはやはり身体障害者あるいは盲聾者に対する愛情だと思います。それを考えますと、盲人について言うと、あるいは身体障害者について言うと、それはあんま、はり、きゅうになるしかない、こういうのは厚生省であろうと文部省であろうとやはり考えてやるべきではなかろうか。そこで、あんま、はり、きゅうの短大設置の問題に関連をしてそういう道は考えられないものか。