1995-03-07 第132回国会 参議院 予算委員会 第9号
お尋ねの点訳体制のあるべき姿、将来像についてでございますが、点訳を行う組織には、入試問題という性格上秘密の保持に万全を期することができること、正確な点訳技術を有するだけでなく入試問題としての趣旨を生かしながら点字問題を作成する能力を有すること、第三には盲学校教育について正しい理解と認識を有することなどが求められているところでございます。
お尋ねの点訳体制のあるべき姿、将来像についてでございますが、点訳を行う組織には、入試問題という性格上秘密の保持に万全を期することができること、正確な点訳技術を有するだけでなく入試問題としての趣旨を生かしながら点字問題を作成する能力を有すること、第三には盲学校教育について正しい理解と認識を有することなどが求められているところでございます。
そういうことから技術というのを非常に重視しているというのが盲学校教育の現状であるわけですね。 そこで、改めてお聞きしたいんですが、技術試験は必要ないであろうと言われる意見もあるんですが、それでは現在都道府県で行われている試験において、技術試験、実技試験が行われている意味といいますか、意義というのはどういうふうにお考えでしょうか。
○高石政府委員 御指摘の徳島県立盲学校の理学療法科において現在四十五名の生徒が在籍しているそうでございますが、いずれの子供も盲学校教育の対象となる盲者、〇・三未満の弱視者または視力以外の視覚の障害者というようなことを対象にしている、こういうふうな報告でございますので、それ以上のことをつまびらかにしておりません。
○小柳勇君 関連いたしまして金成先生に質問いたすのですが、私はあん摩に対する盲人優先に対しましては今まで支持して参っておりまするが、一部の人の意見として、盲人はあん摩だという昔からのそういう考え方、たとえば盲学校教育におきまして、高等部に入りますと、もうほとんどあん摩、はり、きゅうに教育の全時間をとられる。
盲学校の教育について、私もまだ十分の勉強をいたしておりませんので、特殊教育主任官から意見を聞いておきたいと思いますが、最後に、ただいまちょっと触れました卒業者が自家営業する、今自家営業すると言われましたけれども、自家営業するといたしましても、盲学校教育を受けた方で家庭が裕福で十分な資金があるという方は非常に少ない。従いまして、就職の機会も非常に少ない。
そこで、つまり盲学校教育の最終目的というものが、高等部を出してあんま術を身につけさしてやりたいということであるならば、文部省で考えているこの考え方と、厚生省の考え方との間が衝突し、矛盾してくるので、この点をどう解決するかということが私は恵まれない盲人問題として、もっと深刻にお考えをいただかなければならない問題だと思うのですが、これは大臣どうですか。
そこに電話がかかってくれば何も搾取なく順繰りに出ていったらいいのですから、こういうものが私は今後の盲学校教育に希望を持たせるためにも必要になってくると思う。しかもそれが同時に親方の搾収を排除して、非民主的なあんまの経営形態を排除し、しかも売春というものの余地、パンマとかあんパンというものをなくする一つの進歩的な重要な政策になると思う。
わが国の特殊教育、盲学校教育及びろうあ学校教育につきましては、すでに明治の初年より相当充実したる教育施設がございまして、御承知のごとく盲教育におきましては点字の施設が充実し、その他各般の近代的教便具が整備されまして、その教育は国内の津々浦々にまで徹底して効果をあげておりまするし、しかも高等部ないし高等部の別科が四年または二年をもって開設せられておりまして、職業補導、就職の点におきましてもほぼ完璧を期