1984-04-19 第101回国会 参議院 社会労働委員会 第8号
皆さんも御承知だと思いますが、NHKが編集いたしました「働く盲人たち」というのがございます。この中の前書きにこういうところがあるんですね。「盲人は視力を欠くだけであって、その他の点では、一般人と何ら変るところも、劣るところもないのです。唯一の欠陥である視力さえ、何らかの形で補われるならば、全く遜色なく働くことができるのです。」というくだりがあります。
皆さんも御承知だと思いますが、NHKが編集いたしました「働く盲人たち」というのがございます。この中の前書きにこういうところがあるんですね。「盲人は視力を欠くだけであって、その他の点では、一般人と何ら変るところも、劣るところもないのです。唯一の欠陥である視力さえ、何らかの形で補われるならば、全く遜色なく働くことができるのです。」というくだりがあります。
○上田耕一郎君 ぜひ御報告いただきたいのですけれども、非常な反響を呼んだNHKの「働く盲人たち」という番組があって、これを集めた本が出ています。この中にありますけれども、これを見ると、「諸外国における盲人の職業事情」というのを見ますと、やっぱりアメリカ、イギリス、ソ連ですね、こういうところではもう本当に普通職に五割以上六割、七割、公務員にもなっているというデータが出ています。
全国のそうした盲人たちがこういうセンターを訪れていられるわけでございますから、決してこれは田舎で隠して置いておるということではないと思います。しかしながら、このせっかくの発泡印刷、新しい装置は大変機能的に見ましても役立つものであるわけでございますから、十分関係機関、盲人の方々と御相談の上でこの普及、開発の上にさらに協力を進めてまいりたいと、かように考える次第でございます。
今度のはり・きゅう師についても、あんまと同様にある程度規制をして、いまの盲人たちの職場を守ってやるという考え方がおありかどうか。
○小宮委員 いま説明がありましたように、大体盲人たちが二十五万人ぐらいいて、その大半は、あんま、はり、きゅう、マッサージというような職業に従事しておるということでございますが、そのようにはり、きゅう、あんまといったものは、盲人たちが伝統的な長い間の職業として、ここに生活のよりどこを求めてきておるわけですが、最近そういったあんま、はり、きゅうの分野に晴眼者の方々が非常に進出をしてきたということで、現在
○小宮委員 先ほども質問したように、盲人たちの職場としては、いま電話交換手だとかいろいろ話がありましたけれども、やはりあんま、はり、きゅうという仕事が彼らにとって一番適応した仕事なんですね。そういうふうな中に、この晴眼者の人たちがどんどん職場に入っていくということになれば、そういった盲人たちの職場というものがだんだん狭められてくる。
○西村関一君 これは私、なぜこういうことを聞くかと申しますと、そのために盲人たちがどれだけの利便をユネスコから受けているかということを知りたいんです。それから、国内委員会としても、そういうものを入れておれば、当然その数字くらいはつかんでおらなきゃいけないわけですね。盲人だけじゃございません。身体障害者用の義足とか義手とかいうようなものもあろうかと思います。
この条文ができることによって、私たちと盲人たちの関係というものはなくなってしまって、そして文化庁という役所が、この条文で自分たちの著作権を取り上げて、文化庁の、政府の恩恵で盲人の人たちに著作権を提供するという形になる。だから、これはあってもなくてもいいんだ、こういう意見があるのですが、これを特に置かなければならない御意見を承りたいと思います。
しかしその中でも盲人のために養老院をつくったり、身寄りのない百名余りの年老いた盲人たちを収容されておるのは有名な壼坂寺であります。山門の前の碑文は小笠原長生氏の筆になっております。
また、寮母の問題については、いつも死と直面しているような弱い感じやすい盲人たちとの二十四時間生活はたいへんなことで、寮母の職は激務といっていい。だから寮母は増員してほしい。また、それまでの問は、お互いの協力で一週一日の休暇はとれるよう工夫しているとのことでした。なお、この寮母については、道教委のほうからも特殊勤務手当を出せるよう制度化してほしいとの要望がありました。
それを再検討してもらって、盲人たちを親方制度の、はり、あんま師、きゅう師のことを三療界というそうですが、その三療界だけに追いやることをしない方がいいと思うのです。そういう点で、政府としても、この法案ができるのですから、もう少し近代的な装いをする政策を立てていただくことを文部省と労働省にお願いします。