1947-10-16 第1回国会 衆議院 外務委員会 第14号
この宣言に申しております第一の點は、米國の世界政策と對ソ政策を判斷しております第一の點は、そもそも今次の大戰においてアメリカの戰爭目的とソ連の戰爭目的とは違つておつたんだということを、最初に書いております。どう違つたかと申しますと、ソ連及び東ヨーロッパのいわゆる民主主義諸國は、まず歐洲において民主主義體制をつくりあげて、それを強くするということを戰爭目的の一つにしていた。
この宣言に申しております第一の點は、米國の世界政策と對ソ政策を判斷しております第一の點は、そもそも今次の大戰においてアメリカの戰爭目的とソ連の戰爭目的とは違つておつたんだということを、最初に書いております。どう違つたかと申しますと、ソ連及び東ヨーロッパのいわゆる民主主義諸國は、まず歐洲において民主主義體制をつくりあげて、それを強くするということを戰爭目的の一つにしていた。
それからもう一つはこの日米開戰のときに、例のコミンテルンの解散、一九四三年五月三十日のブラウダに出たと申されましたが、そのときには今度の宣言でアメリカとソ連の戰爭目的は違つておる、こうはつきり言つておるようですが、あの當時の文獻を見ますと、ことごとく全部米英ソの戰爭目的は一致しておる。こういうことをはつきり言つておるように記憶しております。
そして十分にこの兒童福祉法においてももちろん保護しよう、生活保護法における保護は當然のことですから、兩々相對してその目的を達成するということがなお結構であろうと思います。
そのために私は單に母子寮というものをここに加えるだけでは、この目的は達せられないのではないかと思います。さらに子供をもつ未亡人に對しての特別な、これを護る法律がここに加えられていいものではないかと思つておりますが、それについてはどういう御意見でございますか。
こういうように考えて、こうしておるのですが、選擧によるということになりますると、ちようど國會議員やいろいろな地方議員その他を選擧するような大したことになるので、そういう人で専門の知識をもたないような人が、ただ運動によつて選擧されるというようなことよりは、むしろ目的を達することが十分になるのじやないか、こういうように考えて、選擧ということを今とつておりません。
ところがこれは高松にあると思いますが、大阪にこの会社の者が連絡に参りましたるところ、混乱状態で要領を得ないで日を送つておりましたが、それに会社もかように軍需品を目的としておつた会社でありますから、社員の整理もしなければならないそういう費用も要るからというような話合いで、十四隻を先ず二十隻完成したということの大体の了解を得て二十隻の代金が交付された。
事業補助の目的に認められました経費が、事案が行われなかつたにも拘わらず使用されましたという点、その点の不当でありますることにつきましては全然檢査院側と同感でございまして、この点は誠に遺憾に存ずる次第でございます。
ところが去年から今年に掛けての経驗からいうと、あれを立案したときの目的の半分は、どうも没却されているのじやないかというような現状であることは特に申上げて置きます。それは去年最初の電産の爭議のときには、この労働委員会も組合側も使用者も、いずれもこの一ヶ月間に何とか片付けようというつもりで一生懸命にやつたのであります。それで施行令に書いてある大体の段取に從つてやつて行つたのであります。
炭鉱は、御承知の通り戰爭中は殊に坑内におきまして熟練労働者がおりませんものだから俘虜や或いは半島の方や中國の方や沢山な素人の人が入つてそうして戰爭の目的に副うように努力して來たのであります。それが終戰になりまして、一時に坑内の労働者を失いまして、非常に炭鉱が困つたことも御承知の通りと思います。
御案内のごとく石炭増産の問題は、日本の産業復興、或いは民生安定のために不可欠のものでありますることは、今更私の贅言を要しないところでございまして、政府におきましては本年度三千万トン、明年度三千五百万トン、明後年度四千万トンを目標として、資材、資金竝びに生産用品等を傾注し、いわゆる傾斜生産によつてこれが完遂を期せられておるのでありまするが、この目的完遂のための緊急措置として、本臨時石炭鉱業管理法案を提出
そういう立場から現在企業的には殆んど採算が成立つていないにも拘わらず、企業的な犠牲を忍んで業務を遂行しているということ、そのことを少くとも現在の商法に基く会社の場合にははつきりと目的は利潤と書いてある筈です。この株主に対して経営者としましてむしろこれは経済的にいかんのじやないかと僕は思うのですが、どうなんですか。
○國務大臣(齋藤隆夫君) いつかもちよつとお話したことがあるかも知れませんが、行政機構を根本的に且つ全体的に改革するというこの目的のために昨年の十一月に行政調査部が設けられまして、その後それぞれ部員を定めまして、約百人ぐらいの若い事務官も参りまして、内外の行政組織等について非常に研究をいたしておりまして、その研究の結果はたしか議会に対して二同ばかり相当廣汎な報告書が出ておるつもりであります。
それと共に歴代の政府もこれを方針の一つに加えておつたのでございまするが、なかなか目的を達することができなかつたのであります。というのは、ただ官界刷新とか、官紀粛正とか吏道刷新というようなことが口で唱えられ、又紙の上に書きまするけれどもただそれだけでありまして、これを実行するところの具体的の方法が実は設けられていなかつたのであります。
事務を鞅掌するということにつきましては、いろいろそれは欠けるところがありまするので、この法案もそれに鑑みまして、七十三條に職員の教育訓練に関する事項を、人事院や関係廳の長はやらなければならんということを書いてあるくらいでありまするからして、官吏の教育は又試験ばかりでなくして、実際それぞれ行なつておりまする職務、性質によつて相当に訓練を課さねばならんということは極めて同感でございまして、この法律もその目的
その際最も大事なことは、目的のために手段を誤まらぬということであります。若し手段を誤まるならば、主観的にはいかようにもあれ、恐るべき結果が生れるのであります。では正しい手段はどこに求められるか。それは日本歴史の中に求められる。日本歴史の具体的現実を踏まへること、これが正しい方法手段を見出すための最初の又最後の基準であります。然るにこの下書は全面的、且つ根本的に日本歴史の現実に背いておる。
特に私はこの際政府に対して要望いたしたいことは、國家公務員制度が確立されることによりまして國家公務員の能率の増進を図る目的を達成することは、誠に望ましいことてございまするが、併し國家公務員が公務員としてその能率を十分に発揮いたしまするためには、同時に行政組織の能率的な運営に俟たなければなりませんし、若し現在の行政組織において多くの改革をいたさなければならない点があるとするならば、政府は國家公務員制度
六月十一日の緊急経済対策、更に又片山内閣実現前の四党政策協定におきましても、基礎産業、重要産業にしてその所期の目的を達することができないものに対しては、國家が直接責任を取れる形態を取るということを言いましたので、こういう研究所のようなものを言つたのではございませんので、それは飽くまでも基礎産業、而も従來の経営形態では所期の目的を達することができないものというような政策を採つた次第であります。
また解決されなければ目的は達成されないのであります。要するに私ども需要者としましては、石炭に関しては所要の量及び所要の質の石炭の配当を熱望する。そういう見地からこの法案の成行きに重大な関心をもつている次第でありまして、こういう見地から本法案の実施に対しましては、運用の面において愼重な考慮が拂われ、措置せられることを條件として賛成する次第でございます。
そうしてどういう企業形態が最も増産の目的を達し得るか。この問題を解決するためには次のような動かしがたい要件をはつきりとまず確認してかからなければならないと思います。 それは第一に、石炭産業は他の産業の基盤となる基礎産業であり、從つて公共的性格を多分にもつておるということであります。
それに対して画一的にやつてはたして目的を達成し得るかどうかということも一つの考えであろうと思う。のみならず先ほどお話があつたごとく、これに対して民間すなわち大消費者の面から見て、はたして眞実な声が聽けるかどうかというようなことは、單に量的のみならず、品質的において、——また輸送路の完備、もしくはその大消費者から各炭鉱に與えるべき援助がない。
発展せしめるような目的を持つておりながら、而もその内容においては抑えるようなことになつておるような独禁法から申しまして、これを運営される委員会におきましては、しばしば申請されるところの要件が出て來ると思います。
○政府委員(中山喜久松君) 只今の御質問にお答え申上げますが、いわゆる中小商工業の極めて小規模なものの集りであります協同組合につきまして、特別な除外例は法律そのもので設けてありますことは、御承知のことと思いますが、それは私的独占禁止法の第二十四條では、小規模の業者又は小規模の相互扶助を目的とする組合については適用を除外することになつておるのであります。
先程懇談会におきまして、いろいろ論議されまして通り、この法律の目的は事業者の創意を発揮させ、事業活動を盛んにし、雇傭及び國民実所得の水準を高め、そうして一般消費者の利益を確保する、こういうことがこの禁止法の目的なんでありますから、この目的と背馳する懸念のあるような事項につきましては、これは当然何らかの方法によつて、これを匡正して行くことが必要である。
よつて米價のいかんにかかわらず、供出はどうしても國家的問題として、國民の食糧問題の重要なる解決のかぎを握つておる供出問題として、國民的犠牲とでも言うべき大きな見地から、この問題を處理してまいりたいと考えまして、農民諸君にも、心から大所高所から供出問題に御協力を仰ぎたいということを、われわれは眞劍に願つておるような次第でありまして、ぜひともこの問題は問題として、目的通り遂行いたしたいと考えておる次第であります
また委員會がせつかくきめましても、それにして主務大臣が相當なる程度に委員の罷免ができるとか、あるいはまた委員會の議決の方法を拘束するとか、あるいは委員會が決定したことをすつかりやり直すことができるというような處置がとられますれば、從つて獨立性をせつかく要求した委員會としての目的は、その面から消えてなくなるのではあるまいかと考えます。
從いまして四十三條は四十四條と違いまして、特に証人として問うということでなく、さような目的を以てやつたのが四十三條の規定の趣旨でありまして、証人としては四十四條の規定の適用を受けることになるわけであります。併しながら仮りに証人は先程申しましたような罷免の訴追を受けさせようという特殊の意図を以て虚僞の申告をした場合は、自ら又事態が変つて來ると考えられるのであります。
○齋武雄君 罰則についてお伺いするのでありますが、第四十三條に、虚僞申告の罪として「裁判官に彈劾による罷免の裁判を受けさせる目的で、「虚僞の申告をした者は、三月以上十年以下の懲役に処する。」
ということになつておりますが、この收受し又は交付を受けた利益というものを処分して得た対價につきましても、沒收又は追徴を目的としていいかどうかという点についてお尋ねしたいと思います。
こういう委員会の構成では所期の目的は達し得られない。私はこういう委員会ができても大きな國家財政の波というものは防ぎ切れない。審議会で愼重を期するといいましても、その構成員については余りに政府色が強過ぎるのじやないか、なぜ國会議員を入れないか、少くとも下院は別としても参議院議員をこの審議委員会に入れないかという不審があるのであります。この点はいかがでありますか。
○松嶋喜作君 全然前の質問と趣旨が変るのでありますが、この通貨審議委員会が設置されて段々貿易再開という問題が起つて來て、外國貿易、從いましてこの通貨の安定、爲替相場との操作とかいうことも必要になつて來るのですが、いずれの國でも皆プレトン・ウツヅ協定に参加して、この國際的の通貨協定に参加するということを敗戰國でも目的として、イタリーのごときはもうすでに入つたように聞いておりますが、こういう國際通貨の安定
ところが、この日本銀行法なるものは、確か昭和十七年でありましたか、非常な改正をやりまして、そうして戰爭目的に副うように國家目的の達成のために大藏大臣日銀はいかなることでもできるような法文になつておると記憶しております。
これを分類いたしますと、その請願、陳情の目的が農地の買収、つまり在外同胞に轉換すべき農地の一部を買入れさすことができるような方法を採つて貰いたい。農地調整法におきましては多数の土地を持つておつた地主、そういう方面が大部分解放されまして、これが配置轉換のために買収されるのでありますが、その買収の中で外地引揚者も買収できるようにしてくれという請願であります。これが六件参つております。
又校舎として使用になるについては、その目的などを十分考えた適当な値段でお讓りしたいというようにも考えておりますから、その趣意をよく國民も汲み取つて、そうして成るべく校舎の新築よりも、こういうような兵舎その他の國有財産である建物の轉用によつて、少しでも早く教育の用に供して頂きたいと考える次第でございます。 極く抽象的でございましたが、大藏省の方針として考えておるところを申上げた次第であります。
委員會設立の準備的會合もちろんせつかくお集りでありますからいろいろ教科書諸般の問題について、御意見を交換いたすことになると思いますけれども、主たる目的は、それを母體として新しい常設委員會をつくる。その委員會の方はお話の通り相當繼續して、いろいろ今後の情勢の變化にも應じて、教科書諸般の根本的な問題を審議していただくようになるだろうと思います。
たる職員について適用すべき各般の根本基準を確立し、職員がその職務の遂行に當り、最大の能率を發揮し得るように、民主的な方法で、選擇され、且つ、指導さるべきことを定め、以て國民に對し、公務の民主的且つ能率的な運營を保障することを目的とする。」こう改めたわけであります。
その一は、目的及びその適用範囲、二は、本法案実施の中枢機関たる人事院に関することであり、三は公務員制度の実体を爲す各般の根本基準であります。 この第一の目的といたしましては、公務員に対する各般の根本基準を確立し、公務員がその職務の遂行にあたつて最大の能率を発揮し得るよう、民主的な方法で選択せられ指導せられることを定め、國民に対して民主的に能率的な運営を保障することを明らかにしております。
これは主たる目的は立木で買つて、そうしておのおのの金融等においてやります普通の仕事を、組合でやらなければ金融がつかないということでやつておる仕事が八割、九割まであります。一部それに先程申しました大幅にその近辺でやつて貰つて、あとの仕事の上に差支えない、而もそのできた丸太は金融がつかない、いわゆる官行斫伐の性質に合う、本質に背かないということが一部ございますが、これは本当にその一部であります。
○石坂豊一君 只今事実を御説明願つたが、その事実を知るのが目的であつたのであります。而して今の取扱いは森林のすべての林産物の拂下げの法規に合致しているのでありましようか。私その法規についてはまだ調べておりませんが、当局のそういう裁量処分で自由にできることになつておるのでありましようか。それを一應附け加えて置きたい。
一般論といたしまして、炭鉱の國営を必要とするところは石炭の増産にある増産の目的さえ達成するなればよろしいのであります。今日の増産が予期のごとくに進捗せられぬということは、大体企業者においてその炭鉱の経営が拙劣であり、非科学的であるというにあらずして、戰時中における無理な採炭が今日なお囘復しておらぬ。それからまた資材及び労務者の不足。炭價の改訂が適正でなかつたということ。
本委員会が臨時石炭鉱業管理法の審査にあたりまして、特に公聽会を開きまして、臨時石炭鉱業管理について眞に利害関係を有する者、学識経験者より廣く御意見を拜聽することにいたしましたゆえんのものは、本案が廣く國民の一般的関心及び目的を有する重要な法律案であり、さきに議院の内外におきまして、賛否の意見が活発に展開せられております現状に鑑みまして、本案の審査に廣く國民の世論を反映せしめるとともに、それぞれの部門
殊に現下石炭の輸入がほとんど考えられない、少くともわれわれ鉄鋼の石炭は、國内産の石炭をもつてこれに当てなければならないというこの時期におきまして、われわれが使いまするところの石炭は、單に量のみでなく、質においてはなはだやつかいなものを要する今日、この石炭を生産するいわゆるわが國の石炭事業の生産復興をはかり、増産をはかるということを目的とする場合、この石炭鉱業の國家管理案なるものは、われわれ鉄鋼の労働者