1947-11-08 第1回国会 衆議院 商業委員会 第18号
そういう事情のあるものにつきましては、新製品に統制価格があるならば、こういう中古品の統制を撤廃いたしますと、新しい品物がこういう方面に流れまして、繊維製品を統制しなければならぬという目的を達し得ないという危険があると考えておるのであります。
そういう事情のあるものにつきましては、新製品に統制価格があるならば、こういう中古品の統制を撤廃いたしますと、新しい品物がこういう方面に流れまして、繊維製品を統制しなければならぬという目的を達し得ないという危険があると考えておるのであります。
中古衣類の生産は一般國民であり、その発生は全般を通じて不規則にして、同一のものは絶對になく、しかもきわめて複雑多岐であつて、一定の企画性をもたざる自然発生的のものなれば、營利を目的として生産する商品とはおのずから性質を異にし、価格の変動に應じ生産を操作し得るものでなく、多くは生活の危機に臨み、やむを得ず全員に換えんとするいわゆる財産處分であつて、最初より商品を目的として生産されたものではない。
○向井政府委員 この点はお話の通りであろうと思いますが、しかし価格を統制しようとする目的はなるべくこういう物の値段を上げないという点に主眼があるのであります。しかもそれによつて生産を止めるようでは、これは何もならない。つまり生産は経済上可能である。そうしてその基礎の上で品物が生産されて、一般消費者に渡るというのが建前であります。從来のように、価格上を上げさえすれば生産がいくらでもできる。
○政府委員(佐多忠隆君) 第一條の目的でございますが、そこで謳つておりますように「國民經濟を合理的に再編成することによつて、民主的で健全な國民經濟再建の基礎を作る」というその目的に從つて、「公共の利益のために」排除する。「公共の利益のため」ということは普通、憲法その他の法律で使われておるのと同じ意味に使つてよいだろうというふうに考えます。
○一松政二君 先程、笹山委員長のお話を承つておりましてもそれから先般の政府の説明を聞きましても、この目的が、先程も申されましたように過度の集中を排除するにある。それから日本の國民經濟を合理的に再編成することによつて、民主的な健全な國民經濟の基礎を作ることを目的とすると言つておりますが、ところが、行わんとしておることは、基礎を殖壞するに等しいと思うのであります。
しかし失業保險制度の創設、失業對策事業等の整備と、名目的にせよ受入態勢は整いつつありまするから、政府は思い切つて一時的な退職資金を計上し、一方に國土再建事業としてダム工事、發電所、植林、治水工事、道路港灣工事等の公共事業を廣く起しまして、受入態勢を整え、急速に行政整理、企業整備を斷行すべきであると、私は思うのであります。
もし徴收が所期の目的を達しない場合には、大藏大臣の主張する健全財政は、結局計數上のものとなり、財政の運營は不能となり、結果としては赤字財政となる。すべての政策に重大な支障を來すことになるのであります。この點については、同樣の點を同僚議員より指摘いたしたようでありまするが、私はその見透しについて、具體的に御説明願いたいと存じます。
必ずそれは目的を達しなければやまないよいう固い決意と、また非常な期待をかけておる次第であります。
もうすでに全國各農村におきましては、非常に協同組合の設立に向いまして一齋に運動を展開しておるというような實情でありまして、協同組合の目的、精神はもうここで論ずるまでもなく、我々は自由平等な原則に立つて相互扶助の精神で以て本當の人的結合の經濟組織であり、その事業は組合員の必要のために行なうところの事業であり、又その事業が組合員の總意によつて運營されるというような内容でありまして、その經濟活動を通じて組合員
御承知のごとく農業協同組合法案において目的といたしておりまするところの新らしい農業協同組合は、農地改革と並んで我が國農村の民主化と農業経営の高度化を図らんとするものでございまして、このことは一昨年十一月九日連合軍総司令部から発せられました農地改革に関する覚書において、非農民的利害に支配せられず、農民の経済的、文化的向上を目的といたしまするところの農業協同組合運動が提唱いたされましたことに徴しましても
併し政府は労働組合法の精神に基ずきまして、できるだけこれを正常な労働組合に発達せしめるように、と申しましても、亦労働組合がいわゆる政権を目指すところの、ときには内閣を倒閣するとか、そういう純粋の政治的な目的で組合が運動するということは絶対にこれは許されないのでありまするけれども、小さい意味では、狹い意味では日常生活のこと悉く政治に関係しておるともいえるのであります。
バイヤーとの契約は十月末までの集計が四百万ドル程度でございまするが、現在のところ政府対政府貿易の商品が大部分でございまして、民間貿易の許された商品の範囲が狹いのと、まだ各國のバイヤーが集まつておるわけではないことと、バイヤーはストック商品を購入するのが主たる目的でなく、將來の取引の途を開くことを主なる目的として來ておるなどのために、現在の状態では相当の成果を収めておると言えるのでございまして、その契約成立
ただその企業利潤の分配、あるいは勞働條件のみを主たる目的とする協議會ではなくて、生産増強ということを主たる目的といたしまして、その關連において勞働條件等も檢討していくために、實質的に經營協議會を繼承せしめるという點をとつた次第でありまして、勞働條件に關する件につきましては、現在の經營協議會の運用と大差がないと考えております。
從つて財政の処理も、この目的方針の線に沿うておらなければなりません。生産性の薄い面には努めて支出を圧縮し、生産性の濃厚なる方面に向つては積極的に配分をなさなければなりません。歳出に関する方針としては、單に租税のみによることなく、新円階層に対して貯蓄心を高揚し、この吸收せられた力を利用することにくふうを要するものと考えられます。
去る九月二十五日、本請願を議題といたしまして委員会を開きまして、紹介議員八並達雄君より、請願の要旨及び目的を説明せられました。その説明によりますれば、小笠原、硫黄両島の住民は、戰爭中強制疎開の命令により、全島民は余儀なく父租の地を離れ、本土へ疎開したものであります。
なお、インフレ利得者に対しての高率な課税というような点は、一昨日も申し上げましたが、所得税を高額に引上げまして、これによつてその目的を達するということにいたしておる次第であります。(拍手) [政府委員井上良次君登壇]
しかし議題になつた問題が第一次分だけでございますし、殊にこの請願の目的とするところは、いわゆる、應急對策と恒久對策にわけておるのでありまして、少くともこの恒久對策の部面に至りましては、第二次、第三次ともに同じ観點に立つ問題であると思いますから、二次、三次の分の總合した請願は追つていたすことにいたしまして、一應ここの一次の分、すなわちただいま議題になつておる請願の趣旨だけを弁明いたしたいと存じております
しかしこれを整理統一いたすにいたしましても、現在これらの法令が、なお頻雑に改廢されつつある状況からいたしまして、竝びに内容も常に動いておりますし、これを現在の状態におきまして、一つの法令に統一するということは、非常に困難が伴うのでありまして、今後改廢せられる間に、法令の間におきまして、でき得る限り統一をはかる目的ではおりますけれども、全面的にこれを整理統一することは、今日非常に困難を感ずる次第であります
しかしこの法律の趣旨といたしますところは、やはり必要と確信しておりますので、ただいま鍛冶委員の言われましたように、この法律を實施いたします上におきましては、十分その取締目的を達成するように、私どもとしては努力をするつもりであります。
又もう一方から言いますと、この行政監査をやるにいたしましても、これは勝手にやるというのでなしに、やはり査察官の權限をこの法の目的から言つて最小必要限度にそこに限定いたしまして、その範圍内でこれをやつて行くという建前を取つておるわけでございますので、憲法の三十五條とは、その意味におきましては直接にこれは牴触するものではないと、我々としてはこういう解釋を下しまして、この經濟査察官に、その査察官が査察官の
國家財政が大體見當をつけ得るような状態になりました際におきましては、必ずその面において、生活方面に勤勞者の地位の向上のために、できるだけの努力をいたしたいということは、かねての念願であり、その目的達成のためには最大の努力を拂いたいと考えておる次第でありまするから、いましばらくの間、再建途上にある非常に苦しい財政の面におけるやりくり状態を、十分に御考慮を煩わしたいと存ずる次第であります。
殊に醫師、病院、保健所等におきまして、いかに的確な診斷をいたしましても、その治療に用いるところの藥が効力がないものでありましたならば、まつたく豫防治療の目的を達し得ないということになるのでありまして、これは國民の衞生保健という建前から、業界の徹底的な肅正を必要とすると考えます。これについて厚生當局の所見はどうであるか。
必要な療養所、病床數等を完備いたしまして、かつ療養所の患者の生活竝びに治療を十分に改善して全國の癩患者が進んでこれらの療養所に入所して、いわゆる完全收容と申しますか、全癩患者を收容し得て、しかもそれに對して治療の目的を達するようにいたしたい。
そういう所に愉快にはいつておつて、そうしてただ目的は病氣を治せばよろしいのだそういう目的のためにこれらの取締りをすればよいのだから、そういう方針で進めようということを嚴重に訓示しております。それでもなおかつ改まらぬということであれば、それは適當に處置をしなければならぬ。
第二は、共濟の目的及び共濟事故の擴充であります。先ず農作物につきましては、共濟事故を氣象上のすべての原因に擴張いたしましたが、その著しいものは冷害であります。この改正によりましては、今後農家は蟲害を除きました外一切の原因による損失の補填を受けることができるのであります。
それから六十五倍にマル公を上げましたその目的は、結局するにすつかり闇を止めてしまおう、このマル公だけで十分に行くようにしようという親心からであるならば、ここに上げた以上はどこまでも責任を持つて、その後始末の闇を止めなければならん。それはどうかと申しますと、実際に止まつておらん。例えば、我々がこの頃本が高くなつた。本が高くなつて紙一連が、印刷用紙一連が今幾らしますか知りませんが、二千何百円。
從つて、見せかけの、いわば名目的健全財政であるにすぎないのであります。実質的な赤字は他に轉嫁されておりますし、またその中には、第二次追加予算を必要とする危險性を多分にはらんでおりますることは疑いません。 たとえば、復興金融金庫への出資金は四十億円である。本年度の復金の所要資金がこれだけで十分であるとは、たれも考えていない。
今回の追加予算が單に名目的の数字のつじつまを合わした追加予算であるということについては、私は断じてさようでないということをここで申し上げたいのであります。
しかし目的は一般炭鑛について報告をすると同じような目的でありますので、業務計畫の實施状況が明確になり、それによつて資金資材に有効な手が打ち得るような程度の資料というものを要求する次第であります。
次に第三條は何を目的とする規定でございますか。
それにつきまして知事室において知事各部長それから縣会議員の数名、そういう委員会ができまして、出先機関の廃止、縣の綜合性の運営の完璧というようなことを目的としたところの委員会がもうすでにできておりまして、そうして縣会の委員会の委員長なり、民間の方々からお聞きいたしたのでありまするが、この資料も報告書に綴つてありまするけれども、相当完全な意見書のように考えられたのであります。
大體でき上りました法案は、本文が六十八條くらいの法案でありまして、それに附則が十四條というふうな體裁になつておるのでありまして、少しく内容にわたりまして概要を申し上げますと、まず、第一章を總則といたしまして、警察の目的を明瞭に規定いたしております。
○久山政府委員 新しい警察法におきましては、その冒頭に警察の任務を規定いたしておるのでありまして、いわゆる行政警察とか司法警察とかいう、從来日本で普通に使われておりました警察のわけ方は、それを一變いたしまして、要するに警察というものは何をやるのか、警察の目的は何かということで犯罪の豫防というふうなこと、あるいは公安の維持というふうなことから出てまいりまする事柄を行政警察という名前で呼んでおつたのでありますが
○松野委員 ただいまのお話の中にある警察というものは、必ずしも犯罪を取締るのが全部の警察の目的ではないのであつて、犯罪を防止するという一つの大きな立場があるのではないか、これがほんとうの警察のあり方であり、役割でなければならぬ。犯罪を出してそれを取締るよりも、その防止が大きな役割ではないかということをただいま申上げたのであります。