2008-02-22 第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
それは現場の農家の声として受けとめながら質問したいと思うんですが、いわゆる生産調整の目標算定の基礎となっております水稲作付面積というものが、国の農林水産統計とそれから市町村の水田台帳、この間に大きな乖離がある、そういう地域が全国各地にあるようでありまして、このこと自体が目標達成を困難にしている要因にもなっているのではないかという農家の皆さんの声もあります。
それは現場の農家の声として受けとめながら質問したいと思うんですが、いわゆる生産調整の目標算定の基礎となっております水稲作付面積というものが、国の農林水産統計とそれから市町村の水田台帳、この間に大きな乖離がある、そういう地域が全国各地にあるようでありまして、このこと自体が目標達成を困難にしている要因にもなっているのではないかという農家の皆さんの声もあります。
○政府委員(田中鎭雄君) 募集目標算定の基準、先ほど非常に概略的に申し上げましたが、要素といたしましては、外務員の数、人口、世帯数、個人所得、貯蓄実績、それから地方税の収納額、国税の納付額、ラジオ、テレビの有料の契約数、あるいは新聞の配付数、このような点を勘案して算定をやっております。
○政府委員(田中鎭雄君) 募集目標算定の上におきまして、要員も一つの要素にはなりますが、そのほかに、経済情勢とか、もろもろの要素をかみ合わせまして目標を算定いたしますので、要員のみで目標の数字が左右されるということは、そう一がいに若干影響はいたしますが、それのみで動くということにはなっておらないわけでございます。
それと、目標算定の方式には、なるほど、局長もしろうとだと言われますが、私も中村次長のようにそういう学理的なことはわかりません。わからないが、国民のふところを当てにする仕事である以上、やはりどの程度国民の所得ベースを見るべきかというようなことは、この目標算定の基準でなければならぬと思う。いわんや事業経営の簡易保険においては根本的な問題でなくちゃいかぬのじゃないか、こう思うのです。