1969-04-16 第61回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第9号
○中川(理)政府委員 具体的なお尋ねでございますので、私は二山というのは直ちに思い起こせないのでございますけれども、目尾でございますと、これは四月の二十七日でございますか、たしか労使間の話し合いがその時点での閉山ということに相なっておりまして、これは会社側も労働組合側も当然のこととして新しい政策での閉山ということを期待いたしておりますし、そのとおりなわけでございます。
○中川(理)政府委員 具体的なお尋ねでございますので、私は二山というのは直ちに思い起こせないのでございますけれども、目尾でございますと、これは四月の二十七日でございますか、たしか労使間の話し合いがその時点での閉山ということに相なっておりまして、これは会社側も労働組合側も当然のこととして新しい政策での閉山ということを期待いたしておりますし、そのとおりなわけでございます。
長崎県に三件、福岡県に二件でございまして、古河鉱業の目尾を除きますと、いずれも中小炭鉱でございますので、七炭鉱でございましても五十七万トン程度、このうち日尾は二十万トンでございますから、二十万トンを引きますと三十七万トン程度ということでございまして、いまのところはっきりしておりますのは九州が多いということでございます。
これがもし全体をやめると仮定いたしますと、明治鉱業の場合は必ずしも全体をやめるかどうか、まださだかでないのでありますが、明治鉱業の場合で百二十八万三千トン、杵島炭鉱の場合で三十万トン、両方合わせて約百六十万トンでございますので、先ほどの中小炭鉱の五十七万トン、この中には一部古河の目尾がございますけれども、これを込めまして二百二十万トン弱というのが現在態度を明らかにしてきておるものの数字でございます。
そうしますと、八〇%ないし——九〇%にはならなくても筑豊、九州関係のこの閉山関係がもう集中的に行なわれて、たいへん大きな問題になるのでありますが、たとえば日南鉱業の竹ノ迫鉱、第二竹ノ迫鉱両鉱、あるいは古河鉱業目尾、あるいは飛島鉱業の飛島鉱、西興鉱業の山住鉱、高野鉱業の新高野鉱、野口鉱業の第二丸尾鉱、あるいは上尊鉱業の精鉱、いろいろなのがずっとこう出ておりますけれども、約二カ月間で九社十二炭鉱が閉山になる
なお、その他の会社について申しますならば、先ほどおっしゃいましたように古河の目尾、その他中小炭鉱で合理化事業団に対しまして、一般閉山交付金の適用について二月十五日以降に申し出のあった炭鉱が小さい山で五炭鉱程度ございます。いずれも非常に小さいものでございまして、先ほどの古河の目尾と合計いたしましても、おそらく四十万トン前後のものであろうかと思います。
○政府委員(中川理一郎君) 目尾は部分閉山としてだいぶ前から問題になっておるケースでございまして、これは会社側として意思決定をいたしまして、私ども話を聞いております。その他のものにつきましては、いまだいずれも予備的な勉強という段階を越えるものではございません。
古河についても目尾のごとく非常に小さい炭鉱になってきておるわけです。そういう角度から考えれば、当然こういう面の構造的なものごとの考え方を改め、そしてまた、そういう改めることによって、生産者と需要者との関係等を改善する、この点に大胆に着手をしなければならないのじゃないか。
○大橋(敏)委員 実はこの古河鉱業目尾鉱業所と岡田さんとが契約を結んでいるその契約書の写しを私見たわけでございますが、二十二条からなっております中に、この内容を見ると、ほとんど会社側が言いたいことを言っているというような一方的な条文になっております。
○西家説明員 ただいまお話のございました目尾炭鉱の事故でございますが、ことしの七月十八日に目尾炭鉱の主要運搬坑道におきまして炭車が逸走したわけでございます。炭車の逸走によりまして四名の鉱山労働者の方々が死亡をしたわけであります。四名のうち三名は請負組夫。請負組主を含めまして三名の方がなくなっておられるわけでございます。一名は直轄の鉱山労働者の方がなくなったというわけでございます。
質問の第一点は、四十二年七月十八日に発生いたしました福岡県の古河鉱業株式会社目尾鉱業所の事故の概要を、ちょっと説明していただきたいと思うのですが、特にその事故の原因と責任の所在、さらに罹災者に対する会社側の処遇の状況をお願いしたいと思います。
○大滝参考人 ただいまの点でございますが、私の方の炭鉱は、大峰以外に目尾、下山田、それから常磐に好間、北海道に雨亀とございますが、設備投資をする必要のある山は大体において今までやっております。
日満鉱業の新屋敷にいたしましても、新目尾(サカノ)にいたしましても高倉鉱業の岩屋、平田山、筑紫にいたしましても、中堅炭鉱でありますが、相次いで倒れた。この倒れた原因を直接それにいろいろタッチいたしました関係上私は詳しく知っておりますが、これらは販売るを持たなかったというところに大きな原因があるようであります。
これは元の日満鉱業株式会社新目尾炭鉱というのがございまして、それが日満鉱業の閉鎖によってつぶれました。その後室井孝という人が買収をいたしまして始まった炭鉱でございます。ところが、その炭鉱は従業員が大体三百名程度と思いますが、その従業員が集まって、組合を結成しようではないかというので、四月十日、組合の結成にかかったわけであります。
又炭鉱地帯における家庭の主婦達は、附近の山の「わらび」とか「ふき」というような野草を採つて漸く生活の足しにしているというような状態でありますが、新目尾の炭鉱では、約三千五百万という賃金の未払いを残したままで全員炭鉱坑夫が解雇になつてしまつた。この中で失業保険をもらう者もあればもらえない者もある。
御存じのように新目尾ではレールその他を会社側が全部組合に渡した。そこで組合はそれをスクラップで売つたので、次に新しい業者が来たけれども、事業の操業がなかなか困難になつた話も聞かれた通りであります。
又は炭鉱の金融方面のことを賄つてやれるような手を打つとかしないと、昨日の西日本新聞を見ますと、日満鉱業の新目尾炭坑のごときはもう保安電力も切つてしまつている。炭鉱の坑夫は山の中で真暗です。電燈もつかないという状態です。これは稼働数は僅かに五、六百だが、家族も入れると相当な人数です。そういう連中はどこに行こうにもバス代もないという、非常に悲惨な状態になつているのです。
また古河の目尾にも列車妨害事件等が起つておるわけでありますけれども、やはり組合としては責任を持つて常に出頭をしているわけであります。しかるに今度の岩屋の問題は、夜明けを利用して急襲し、しかも事務所まで襲つておる。われわれは九州におつて、今までこういう事実に接したことがなかつたわけでございます。一体どういうようなお考えを持つておられるか、お尋ねいたしたいと思うのであります。
特に今次の長期のストライキ中に起りました目尾、下山田、大峯、雨龍の、ごとく、検察庁あるいは警察から受けました弾圧は、われわれは十分考えなければならないと考えます。また会社の業務命令に従わず、保安業務につかなかつた者またはこれを指令した者は、会社から懲戒処分に付せられるのでありましよう。かくて本法案は、実質的にはストの切りくずし、スト禁止にひとしい結果をもたらすおそれがあるのであります。
鉱害地といたしましては三池の附近、井草忠隈附近、二瀬町、飯塚市内、目尾附近、新入附近、これらを視察いたしました。折からキジア台風の通過後でございました。陷没の水田は満々と水をたたえておるというような惨害を目のあたり見ることができました。
ただ一つ申上げたいのは、筑豊線目尾附近では、鉄道の匂配がひどいのでありまして、電柱が水平線から約一尺しか出ておらないというような、要するに地盤の沈下を見ておるひどい状況でございます。鉄道の沿線におきましても大きなカーヴができまして、そのために鉄道の輸送が十分なる活動ができないというような現象を来たしておることを御参考までに申します。
翌十一日は目尾附近の古河鉱業の鉱害を見たのであるが、田畑、住宅、鉄道線路等の被害は新入附近に劣らざるものであつたのであります。プール資金により復旧を行いつつあつたが、旧制度の廃止により目下工事中途にして中止を余儀なくされておる現状であります。午後は二瀬町を視察しましたが、ここは戰時中の残りの総拂いの採炭をした所であります。