1985-08-20 第102回国会 衆議院 運輸委員会 第14号
今回の日航の事故につきましては、目下遺体の収集作業、それから確認といったような問題に全精力を傾けておりますが、一段落つきました時点におきましては、やはり御遺族に対する補償の問題が出てくると思いますけれども、私は亡くなった人命というものは金銭によって償えるものではないと思っております。
今回の日航の事故につきましては、目下遺体の収集作業、それから確認といったような問題に全精力を傾けておりますが、一段落つきました時点におきましては、やはり御遺族に対する補償の問題が出てくると思いますけれども、私は亡くなった人命というものは金銭によって償えるものではないと思っております。
災害の原因につきましては、ガス爆発であることは明らかですが、坑内にまだ十三名の遺体を残したまま六片に現在注水が続けられており、四片風道の坑内火災も消火されておらない現状で、目下遺体の収容に全力を挙げておりますので、災害の原因究明にはまだ至っておりません。 次に、現地における要望事項等について申し上げます。
その点に関しましては、政府は、いち早く総理府に運輸大臣を本部長とする事故応急対策本部を設け、海上保安庁、防衛庁、外務省、警察庁などと協力のもとに、目下遺体並びに航空機の捜索、さらに事故原因の究明に当たっておりますことは、まことに適切な措置と申すべきであり、関係者の御労苦に対し深く敬意を表する次第であります。