1958-02-06 第28回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
目下海難審判所の理事官がその原因の究明に当っております。しかしながら運輸省といたしましてもいたずらに理事官の報告を待つのではございません。そこでまず考えられます点は船舶構造上の調査でございます。この点につきましては幸い同型のわか丸が残っております。
目下海難審判所の理事官がその原因の究明に当っております。しかしながら運輸省といたしましてもいたずらに理事官の報告を待つのではございません。そこでまず考えられます点は船舶構造上の調査でございます。この点につきましては幸い同型のわか丸が残っております。
その責任問題につきましては、目下海難審判所で係争中でございます。この点につきましては、まだはっきり確定をいたしたということにはなっておりません。 紫雲丸の場合は、これはもう明らかに私どもの方の重々の過失でございまして、これも当時の責任者であります四国の鉄道監理局長を戒告処分し、以下それぞれ部署に応じまして処分をいたしたはずでございます。
○長谷政府委員 レーダーの状況は、今申し上げたようなわけですが、その衝突事件を起した当時に、レーダーと実際の操舵あるいはスピードに対する措置等がどういうふうに行われましたかは、先ほど申し上げましたように、目下海難審判所の方で詳細調査を進めておりますが、その方の範囲の問題になりますので、私どもの方ではただいままだ詳細の点はわかっておりません。
なおこの海難がいかなる事由によつて起きたものであるかということにつきましては、目下海難審判所あるいはその他の調査機関において調査を継続中でございます。これはまだ明らかになつておりません。
現在まで洞爺丸遭難状況の検証を初め気象関係、洞爺丸乗組員船員関係、一般旅客、遭難前に下船した下船者の関係、青函鉄道管理局関係者などについていろいろ取調べを進めておりますが、本件は非常に内容が複雑てあるのみならず、関係人が多数であり、また船舶航海の専門的な幾多の問題もありまして、鑑定を要する事項なども含んでいるので、目下海難審判所の調査なども参酌し、北海道警察函館方面本部、函館海上保安部などとさらに緊密
まですでにこの七重浜の現場の実況見聞、もしくはこの洞爺丸と同じ構造の大雪丸の実況見聞 それから生き残りの洞爺丸の乗組員、乗客の取調べ、函館海岸の気象台、中央気象台あるいはNHK、HBCなどの各気象通報の状況、七重浜に座礁した貨物船第六真盛丸の船長らの取調べを行いましたが、本件は、その内容内容が非常に複雑であるのみならず、関係人が多数であり、また船舶航海の岬町的な、たくさんの問題を含んでおりますので、目下海難審判所