1954-03-23 第19回国会 衆議院 電気通信委員会 第16号
この事に関してNHKは、目下テレビジヨンの建設に多大の精力を注いでいるのでありますが、現段階においてはテレビジヨンは有産階級の独占物であり、政府みずからテレビ受像機をもつてはつきり奢侈品と規定して、新たにきわめて高率の課税を実施せんとしつつある今日、国民大衆の手の届くところにあるものは依然としてラジオであります。
この事に関してNHKは、目下テレビジヨンの建設に多大の精力を注いでいるのでありますが、現段階においてはテレビジヨンは有産階級の独占物であり、政府みずからテレビ受像機をもつてはつきり奢侈品と規定して、新たにきわめて高率の課税を実施せんとしつつある今日、国民大衆の手の届くところにあるものは依然としてラジオであります。
○齋藤委員 物品税法の一部を改正する法律案の中に、テレビジヨン受像機及び同部分品に対し新たに十四インチ以上三〇%、十四インチ以下一五%の課税をするということになつておりますが、これに対しましては、本委員会においていろいろ御審議を願いました結果、目下テレビジヨンがようやく芽ばえをいたしまして、これがさらに国民一般の希望に沿うがごとき大衆化をはかるには、一段と努力を重ねて行かなければならない。
○網島政府委員 請願の御趣旨は、テレビジヨン放送の実施にあたつて、福島県下にもテレビジヨン放送局を設置するよう特に配意してほしいということでございまするが、電波監理委員会におきましては、目下テレビジヨンの申請につきまして愼重に検討しておるところでございまして、免許にあたりましては、ただいまのような御要望も十分考慮いたしまして行いたいと思います。 —————————————