1999-03-09 第145回国会 衆議院 環境委員会 第2号
二月の十二日に長官はNGOの方々と会われて、ラムサール条約の登録地に指定されるように、そうした御発言もあったということで、ぜひとも、この三番瀬と、そしてそのすぐ近くにあります盤洲干潟あるいは谷津干潟、そうした一帯のものを保全していけるように期待をするところであります。 それから、環境庁長官は二月の二十日に和歌山県の雑賀崎に行かれた。ここも、万葉集でも歌われて非常に風光明媚。
二月の十二日に長官はNGOの方々と会われて、ラムサール条約の登録地に指定されるように、そうした御発言もあったということで、ぜひとも、この三番瀬と、そしてそのすぐ近くにあります盤洲干潟あるいは谷津干潟、そうした一帯のものを保全していけるように期待をするところであります。 それから、環境庁長官は二月の二十日に和歌山県の雑賀崎に行かれた。ここも、万葉集でも歌われて非常に風光明媚。
このうち主なものでございますけれども、浦賀水道の両岸の大半の部分あるいは富津岬周辺あるいは木更津市の地先のいわゆる盤洲干潟といいますか盤の洲干潟といいますか、そういうところであろうかと思っております。 それで、干潟の環境保全上の役割でございますけれども、干潟は干潮時に干上がるわけでございまして、非常に多量の酸素供給が得られるわけでございます。
例えば本道路の整備に伴いまして、流況とか水質あるいは盤洲干潟の地形等についての問題がございましたが、これらのことも道路の周辺に限られまして、回帰生物の生息環境も相当程度保全されるというふうにされております。
特に、千葉県木更津沖の盤洲干潟におけるノリ、アサリを初めとする水産業への重大な影響、人工島、橋脚などによる航行安全への影響、潮流の変化による水質への影響、そして川崎-木更津間のカーフェリーが縮小もしくは廃止されることに伴う雇用不安や港の活力の低下を考えるとき、果たしてこれだけの犠牲を出してまでやるだけの価値があるのかどうか、大いに疑問であります。
また、木更津側には東京湾第一の渡り鳥の宝庫である盤洲干潟があります。戦後の工業用埋め立て等で、東京湾の内湾部は年々陸地化が進んでおるわけでございますが、今度の横断道路の建設により東京湾の環境破壊の危険性は本当にないのか。そういう点について考えてみますとこれは大変大きい問題があると思いますが、この点はどうでしょうか。
○瀬田説明員 私どもの方に今東京湾横断道路に関しましての具体的な調査報告というものはいただいておりませんけれども、先生御指摘のような部分で申し上げますと、水質の保全あるいは架橋にかかります盤洲干潟というところでの鳥類の生息、そういった問題については私どもも関心を持っているところでございます。
盤洲干潟は、東京湾内湾で今残されている数少ない貴重な干潟であります。盤洲干潟は、その面積においても全国屈指です。海水の浄化で果たしている役割は非常に大きなものがあります。いろいろな植物や鳥類がおります。東京湾沿岸における野鳥の最後のとりでだとも言われております。
○国務大臣(森美秀君) 今、先生御指摘の盤洲干潟の問題、私実は一週間前の日曜日に行ってまいりました。大変いい環境で今残っておることは事実でございます。したがいまして、東京湾横断道をつくりますについては、事業者とよく連絡して、よき自然を残しておきたいということを考えております。以上でございます。
例えば、今お話がありました盤洲干潟がどういう影響を受けるのだろうか。恐らく環境庁長官の選挙区のことですが、盤洲干潟は東京湾内部の水質や、あるいは魚、野鳥の生息にとって、これは欠くことができないのが常識になっているわけであります。で、まとまったものとしては唯一残された干潟だというふうに言われています。そうすると、これがどうなるのかは中間報告ではさっぱりわからぬわけでありますが、いかがですか。
今まで長い関東京湾内の魚介類その他動植物プランクトン、底生生物、付着生物、ノリ及び盤洲干潟生物相、そういうのもずっと調査研究を行ってきている、それに基づいて現況調査、生物相の把握についてやっているのだ、これはこうなっているのですよ。その基礎になっている魚介類の分類が間違っていたりなんかしたら何にもならぬじゃないですか。