2006-03-30 第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
いろいろな言い方がされていまして、例えば国連平和軍、国連警察軍、国連平和監視軍、国連介在軍、同意型の軍隊と、こういろいろいろいろ言われていたんですけれども、最終的に国連の平和維持活動に落ち着いたと。何でこんなことを言っているかといいますと、やっぱりこういう言葉それぞれに、国際社会が納得する中立性だとかあるいは武力行使を目的としない介入だということが表れていると思うんですね。
いろいろな言い方がされていまして、例えば国連平和軍、国連警察軍、国連平和監視軍、国連介在軍、同意型の軍隊と、こういろいろいろいろ言われていたんですけれども、最終的に国連の平和維持活動に落ち着いたと。何でこんなことを言っているかといいますと、やっぱりこういう言葉それぞれに、国際社会が納得する中立性だとかあるいは武力行使を目的としない介入だということが表れていると思うんですね。
これに対して、来年派遣される予定の東チモールを抜かしますと、現在はゴラン高原の国連兵力引き離し監視軍というところに四十五名だけを派遣しているという状況であります、日本に関してはですね。この水準は先進国内でも最低水準、G8では最低と。アジアでも、韓国は四百七十一名、それから中国でさえ、でさえという言い方はよくないかもしれませんが、百十一名PKOに人員を送っているということであります。
平成八年度一般会計予備費使用総調書及び平成九年度一般会計予備費使用総調書(その1)には、ゴラン高原兵力引き離し監視軍の司令部要員及び連絡調整要員として派遣された自衛隊員等の旅費等の経費が含まれています。
平成八年度一般会計予備費使用総調書及び平成九年度一般会計予備費使用総調書(その1)には、イスラエルとシリア両軍の兵力引き離しと停戦監視、巡回という明白な軍事行動を主任務とするゴラン高原兵力引き離し監視軍の司令部要員及び連絡調整要員の派遣に要する経費が含まれており、これは憲法の平和原則はもちろん、PKO協力法にさえ明白に違反する経費の使用として断じて承諾できません。
ここは国連の兵力引き離しの監視軍として送ったわけです。これはいわゆる凍結された内容のものなんです。 こういう問題として事実上送られて、この問題について当時私が河野外務大臣に質問したときに、さまざまな報告書や現地を訪問した人のことをよく聞くなど、我々は十分な判断をしなければならないと思いますと、こういう答弁をいただきました。だけれども、その後十分に判断して検討された経過は見られません。
中東ゴラン高原に展開する国連兵力引き離し監視軍、いわゆるUNDOFですけれども、四月十五日から総合演習が行われておりまして、自衛隊もそれに参加をいたしております。PKOで他国軍との共同演習に参加をするのは、私は初めてではないかなと思いますけれども、そうでしょうか。
平成七年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書には、ゴラン高原における兵力引き離し監視軍に自衛隊員を要員として派遣する経費等が含まれております。
平成七年度一般会計予備費使用総調書には、イスラエルとシリア両軍の兵力引き離しと停戦監視、巡回という明白な軍事行動を主任務とするゴラン高原兵力引き離し監視軍に自衛隊員を司令部要員として派遣する経費等が含まれでおり、これは、憲法の平和原則はもちろん、PKO協力法にさえ明白に違反するものであり、断じて容認できません。
この国連兵力引き離し監視軍の主な任務は凍結中のPKFであり、自衛隊は本体業務のPKF部隊と一体となって駐留しています。しかも、緊急事態には武器・弾薬の輸送まで容認し、武器使用の見直しさえ行おうとしています。こうした活動は、自衛隊に許されていない武力の行使に道を開くものです。このようにゴラン局原への自衛隊派遣は明白にPKO協力法に違反するものではありませんか。
そうすると、ここで言っている国連の兵力引き離し監視軍が一体とたってやらなければならないいわゆる業務たんです。いかに輸送業務だといったって、これは後方なんという言葉を勝手に日本政府がつけただけであって、国連の言葉の中には後方なんという言葉はないんです。いわゆるそれ自体が全部PKFなんです。
ましてや分野全体を扱う司令部要員が派遣されるということになるならば、唯一の目的である兵力引き離し監視軍、その目的を達成するための任務以外の何物でもないではないかということになるわけです。 御承知のように、歩兵部隊も輸送部隊も通信部隊も、これは武装されている部隊であって軍隊たんです。
○立木洋君 そうすると、あそこに派遣されているUNDOFというのはいわゆる国連兵力引き離しの監視軍です。だから、その地帯の監視を行うということ、これが唯一の目的です。それ以外の目的は何もないんです。それをあえて言葉上もたい、日本政府だけが使っている後方支援みたいな格好の言葉をつけるというのは私は納得できないんです。
次に、政府は、国連兵力引き離し監視軍すなわちUNDOFへの参加、いろいろな調査をしたりその方向への検討をしているようですが、それについて伺いたいと思います。 この国連兵力引き離し監視軍はイスラエル軍とシリア軍を引き離すという強度の軍事作戦を任務とする軍隊であり、PKFそのものであります。
三月二十九日の午後に、官邸の方に秘書官にあてて、私が市民団体の人と一緒にゴラン高原に展開中の国連兵力引き離し監視軍、いわゆるUNDOFですね、ここへの自衛隊の派兵に反対するという趣旨の申し入れをしましたが、この件についての官房長官のお考えをお聞かせください。
報道によりますと、ゴラン高原へのPKOの派遣につきまして、現地でゴラン高原の国連兵力引き離し監視軍のヨハン・コストフ総司令官が日本の参加については歓迎をしない旨の発言があったように報じられていますけれども、この事実関係と、我が国が調査団を派遣してこれから検討をしようという課題になっているわけですので、外務省としてのこれからの方針を伺いたいと思います。
第二番目に監視軍を国連として派遣するということ。イラクの中は十キロメートル、クウェートの中が五キロメートルの監視を行うということ。第三番目に大量破壊兵器を破壊するということ。これは特別な委員会を国連のもとに設けまして、事務総長のもとでこういう活動を行うということでございます。四番目に賠償の規定が入っております。五番目に経済制裁の問題。
軍事的に協力することはできないんだということになると思うのですが、国連平和維持活動に対する支援組織というのは、自衛隊であろうとそれ以外のものであろうと、そういう軍事的なものをやらなければ監視軍になれないのですから、あるいは監視団にもなれないんだから、そういうことは日本の憲法上やれないものだ、こう思うのですが、いかがでしょうか。
もしそういう部隊が——国連平和維持活動というのは、これはいずれも監視軍から、維持軍、国連軍、いろいろあるわけですから、非常に範囲が広い。監視団という場合でさえ今言っているような非常に問題があるという状態で、国連平和維持活動に協力する常設部隊なんというようなものをつくるということになれば、これは憲法上同じ問題が起こってくる。
それからノルウェーが同じく国連レバノン暫定軍に九百名、それからスウェーデンが六百六十名、それからガーナが八百九十八名、フィジーが七百二十一名、こういうふうに統計が出ておりますし、また、国連兵力引き離し監視軍というのは、オーストラリアが五百三十名、それからカナダが二百二十六名、フィンランドが四百三十一名、こういうふうな数値が出ております。
○赤尾政府委員 ただいま先生が御指摘になりました国連兵力引き離し監視軍、これはUNDOFのことだと思いますけれども、これは基本的には平和維持軍でございます。したがいまして、武器等も、小銃、重機関銃等も装備しております。
あなたは、その監視軍の仕事の中に兵力引き離しは含まれない、そういった趣旨のことを言われましたけれども、具体的にお聞きしましょう。 国連兵力引き離し監視軍、シリアのゴラン高原で活動した。一九七四年の六月から現在までその活動は展開されています。兵力引き離しをやっています。これは明白に国連監視団のカテゴリーに入る、あなたたちがこの委員会に提出された資料の中にもそのように書いてありますよ。どうですか。
例えば、今の平和維持軍であれば、兵力の引き離しあるいは休戦の監視、そういうようなことを目的にされて、携行する武器についても、監視軍についてはもう何も持たず丸腰で双眼鏡だけで弾の飛び交う中で大きな役割を果たしている。また、兵力の引き離しその他についても、もう持つのは本当に小火器だけというようなことを聞いております。
それからいくと、監視軍とかいうようなことになれば、当然自衛隊は国内でもそういう災害救助とかなんかで丸腰で出られるわけなんですから、丸腰で外国へ出て協力するのにそれは自衛隊法ではだめなんだ、兵器を持った人間を出せぬから自衛隊はだめなんだというふうな議論は僕はまずいと思うんです。
それで、外務省はどうなんですか、まあ今回はすぐできないにしても、いずれ米ソのデタントによって地域的な紛争がたびたび起こるというようなことになると、国連としては、いずれ国連平和維持軍だとか国連の国際監視軍というようなものができる可能性が出てくるんではないかと思うんですが、そういう見通しについてはどうなんですか。
このための、つまり撤退の監視あるいは治安の維持それから選挙の監視と、そういった使命のために各国から監視軍あるいは選挙監視要員あるいは治安警察、そういったものを派遣いたしましてこの独立を助けるということになっているわけでございます。そのための拠出金といたしまして十六億円ほどの拠出をするというのがその趣旨でございます。