1951-03-06 第10回国会 参議院 水産・外務連合委員会 第1号 それからその乗込んで参りました中国船員が運転いたしまして、二艘の監視船付きで全速力で航走、約二時間ぐらいいたしまして、船長、一名出て来いと言われましたので、私が出てブリッジに入りますと、舵を交代で持つて行けと言われました。そのとき針路は西に走つておりました。で、時間ははつきりわかりませんが、暗くなつておよそ十時頃と思います。東馬鞍島の島かげに着きまして、その夜はその島かげで碇泊いたしました。 谷澤馨