1950-02-06 第7回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第10号 その収容所から第一回のソ側の調査を受けまして、カザンの監獄病院に他の四、五名の者と共に送致せられ、そこで約三ヶ月間の調査を受けました。四十六年の十一月十三日に、エラプカのAラーゲルという一番大きいラーゲルにやつて参りました。そのラーゲルは将校が約五千名おりました。大佐が八十名、中佐が七十名、少佐が百五十名という厖大なる関東軍の中心的な将校ラーゲルであります。 種村佐孝