1948-06-14 第2回国会 参議院 本会議 第50号
その原因が戦争中、並びに戦災による事務取扱の簡易化によつて、監査方法が制限されたこと、及び原簿の焼失、並びに從業員の素質の低下等が主なるものである。而して犯罪の防遏策といたしましては、先ず戰災原簿の復旧でありますが、これはもう大体峠を越している。次に事務取扱の簡易化も段々と元に復しておるということでありました。
その原因が戦争中、並びに戦災による事務取扱の簡易化によつて、監査方法が制限されたこと、及び原簿の焼失、並びに從業員の素質の低下等が主なるものである。而して犯罪の防遏策といたしましては、先ず戰災原簿の復旧でありますが、これはもう大体峠を越している。次に事務取扱の簡易化も段々と元に復しておるということでありました。
日本銀行とも連絡をとつておりますし、また大藏省自体は復金に対しては監督の立場にありますし、檢査等も十分にいたし、また復金そのものは投資先に対して、みずから進んで現場において監査をするというようなこともやつておりますし、ただいま御指摘のような復金融資を通じてのインフレーシヨンを起すというような点には、われわれも十分努力をしておりますが、今後もこの点は御指摘の通り重大な関心をもつておるということを御了解
これらは國民の骨血を放出するものであり、又インフレ激化の温床でもありまするが故に、更に一段とこれらの企業の経理監査を嚴しくして、且つ企業の徹底的社会化と民主的合理化を進めなければならんと思うのでありまするが、これに対する政府の具体的対策を承わりたいのであります。 第四は、租税であります。
仰せは極めて御尤もでございまして、我々は赤字融資を行いました企業に対しましては、國民諸君の納得の行くような監査を行わなくてはならないということは言うまでもございません。
、第百二十五條には「普通地方公共團体の議会は、その採択した請願で当該普通地方公共團体の長、選挙管理委員会若しくは監査委員又は公安委員において措置することが適当と認めるものは、これらの者にこれを送付し、且つ、その請願の処理の経過及び結果の報告を請求することができる。」という條件があるのであります。
やみ取引を抑止するということも、單に犯罪として現われたのを押えるのではすでに遅いのでありますから、その事前に、やみのルート、やみの原因その他を調査いたし、そして事前に監査その他をいたしまして、犯罪になる前にこれを押えるということに努めたいのであります。経済査察に関する制度のお願いをいたしておるのも、そういう趣旨でありまして、單に犯罪の摘発ということを主としておらぬのであります。
從つてこれは今までいろいろ監査した結果、遺憾な點はないと考えております。
終戦處理事務費と申しますのは、これは終戰處理費の支出監査でありますとか、終戰處理費の事務を取扱うというために必要な經費であります。 それから次は賠償施設處理費でありますが、これは説明書にもあります通り総額六十四億圓でありまして、そうしてこの内譯は賠償施設管理費が大部分でありまして三十一億圓、賠償施設撤去費が二十七億圓というふうになつておりまして、賠償施設撤去費といふものが問題であります。
第一点は石炭の原價計算が非常にルーズにやられておるという問題でございますが、言うまでもなく石炭の原價計算の適正なるか否かにつきましては、従來物價廳を中心といたしまして原價計算を行いまして、これを嚴重に監査して來たような次第でございます。近くに実施される炭價の改訂に際しましては物價廳におきましても各原價報告による数字をそのまま断じて採用しておりません。
第三の項目は終戰処理事務費というのでありまして、これは支出の監査のための経費でありますとか、あるいは雜費というようなものがはいつておるのでありまして、十七億三千六百万円であります。 以上で終戰処理費の本年度予算の合計は九百二十二億三千六百万円となるのであります。それが終戰処理費という名前のもとに、月一本でのつかつておる。そのほかに各省にのつかつておる分が合計いたしまして三億六千四百万円あります。
のことだろうと思われるのでありまして、從つて比較的常識と良識とをもつて檢察の事務に当る檢察官に対してすら、さらにまたわれわれが絶対に信頼をし得る地位にある裁判官に対してすら、なお一層の公平と嚴正とを要求すべき法律がつくられておりまするこのときに、政府、特に法務廳としては——あるいはこれは直接法務廳の権限内であるかどうかはわかりませんが、檢察官に対する彈効の処置、あるいは既決囚の処遇に関する刑務官に対する監査
それから実は私の方で國鉄の調査をしてみましたら、工事の下請けで、下請け業者に対する請負金を十分に行政監査してみますと、大分げたをはいておつたり、粛正しなければならぬ部分がある。
○加賀山政府委員 非現業に関しましては、私どもといたしましては、考え方によるところでございますが、極端に申しますれば実際汽車は現事さえしつかりしておれば動くのでありますから、この計画面、あるいはこれを総合的に監査し監督していく面は、ある程度減らし得るということは事実であると思うのであります。しかしこういう計画面に愼重を期し監督を十分にいたしていきますためには、相当の人員をもつべきである。
次にお伺いいたしたい点は、復金融資の監査の強化と、その責任体制の確立についてであります。今や急速度に膨脹しつつある復金融資は、ようやく、あらゆる意味において問題を提供しつつあります。最近二十二億の融資の使途に妥当を欠くものがあると判定せられた昭和電工問題のごとき、今後この種の問題を生じた場合、一体何人がその責任をとられるのであるか。
これに対しては、ただいは嚴正なる監査、特に融資後の影響あるいは檢査等につきましては、十分なる施策を立てまして、すでに復金の調査をやつております。(「やつていないじやないか」と呼ぶ者あり)現にやりつつありますが、さらに嚴正な監査構関を設けることにいたしたいと思います。
高進するインフレ下、ますます生活の困難と、一方におきましては世相の變化等も相伴いまして、この種の犯罪が増加する傾向にありますことは、誠に當局といたしまして申譯けない次第でございますので、業務監督の勵行、會計監査の強化等によりまして、今後は徹底的にこの種事故の防遏に全力を盡したいと考えておる次第でございます。
私ども思いまするに、かようなことが発表されますることは、罹災民に対する理解と同情をもたぬものであるというようなこと、それから一面罹災者に対する温い同情と緊急不可避の施設として仕方がないというような観点から、ともすれば内容の檢討を等閑に附され、あるいは使つてしまつたあとの監査とか、調査とかが非常にないがしろになりがちであつた既往のことが少くないと思うのであります。
殊にただ一つ加えられますことは、私ども帳簿に対しまして種々閲覧を求めましたところ、その帳簿にほとんど監査と申しますか、檢閲と申しますか、いわゆる從來であるならば庶務課長なり、あるいは莊長なりの承認の印なり、檢閲の印があるのが当然でありましようが、こうしたことがほとんどなされていなかつた。言い得る点は帳簿に対して非常にルーズであつたということだけは、われわれ調査團も見ることができました。
こういうような厖大な組織において、その紀律が乱れまするならば、これの監査は絶対にできない。この監査が維持できるものは、嚴固たる紀律一つのみであります。こういうような記律を確実に守つていくためには、その精神においと確かにこれを高揚し、またその責任を徹底的に守る。こういうような心構えと態勢が確立せられなければ相ならぬ。
それから監事の問題でありますが、監事は、公團法の十條に基いて、公團業務全般の監査をする重大な任務を負うておるので、もつとも公平であり、しかも会計経理面については相当明るい人でなければならないし、肥料行政についてもまたエキスパートでなければならないことは当然であります。しかるに監事に予定されておると言われる佐成篤三郎氏の経歴を調べますと、昭和十二年に東京歯科医專を卒業された方であります。
特に肥料の操作は非常にむずかしい問題であつて、相当技術的、科学的の見地から監査をしなければなりません。現在肥料公團で先日私が本会議で指摘いたしましたように、相当不正配給もありまして、嚴格にやらなければならない。また経理も非常に放漫であつて、本年度は聞くところによると、二億八千万円くらいの赤字さえ出しておるというふうに聞いております。
またその費途がインフレ高進を防ぐため経理監査等においていかなる手が打たれているか、併せ伺いたいと思うのであります。 次に、歳入の点にはいつてまいりますが、三千九百九十三億の総額のうち租税と專賣益金と價格差益金とで九割五分までを占めております。
なお、これに関連いたしまして、加藤労働大臣は、一昨日の同僚川島君からの質問に答えまして、インフレーシヨンの高進しておる際において賃金の安定措置はとり得ないということを答えられたのでありますが、政府には、この一方におきまして、安定帶物資の生産等に関しては企業の経理監査を嚴重に行う、そうして生産能率の向上以外の方法によつて賃金の引上げを行つた場合には、補給金あるいは赤字融資、こういをものを一時停止する等
○中曽根委員 監査する場合に中央ならば各省の相当高官、あるいは地方ならば地方の廳長というものを召喚したり、あるいは尋問したり、そういうことがなければ有効な監査は行われないと思いますが、地方については地方の経済査察官の廳長が、他の経済官廳の廳長を査察し、あるいは尋問する。中央については同じような方法でやる。こういうことを実際行うことができるのか、その点をもう一回伺います。
○田中(己)政府委員 本法の第一條第七号におきまして、行政監査の事務を執行する旨が規定してございますが、これは從來経済安定本部の監査局におきまして実施しておつた事務でございまして、経済統制に関する行政監査の事務をこの査察廳に移管して次第でありまするが、経済安定本部監査局の行政監査といたしましては、経済安定本部令の第一條で規定されていたものでございまして、物資の生産配給及び消費、その他貿易業務、國家財政
○森戸證人 そういう公職ではないと思いますが、それを監査するというか、そういう部面を掌つている西村君に渡してくれ、こういうことであります。