1973-07-12 第71回国会 参議院 運輸委員会 第21号
いま初めに、ホッパー車のほうでございますが、このホキの四二〇〇というのは、だんだんこれが盈車いわゆる全部積車、荷物を積んだホキで一つの列車を編成いたしますと、その重さによりましてブレーキをかける時間が非常に多くなります。
いま初めに、ホッパー車のほうでございますが、このホキの四二〇〇というのは、だんだんこれが盈車いわゆる全部積車、荷物を積んだホキで一つの列車を編成いたしますと、その重さによりましてブレーキをかける時間が非常に多くなります。
それから貨物の積載状態はアンバランスではなかったのかどうか、片積みじゃないのか、あるいは前後の関係や盈車、重量物とかあるいは軽量物とか、こっちも専門家だからわかるわけですよ。その辺の事故内容についてどういうような調査結果が出ているのか、わからなければわからないでいいですよ。
そのほかに空車と盈車との混合いたしました列車群の問題、それから貨車が一たん脱線をいたしたまま走行を続けておるために、ポイントとかあるいは橋梁に参りましたときに、非常に大きく貨車が散乱して脱線するというようなことにもなりますので、脱線検知機の研究も相当進んでまいりましたので、それらをあわせましてまだ当分研究は続けなければいけないと思いますが、研究にしましてもその開発にいたしましても十分力を入れておるつもりでございますが
○磯崎説明員 列車編成についての、いま先生のおっしゃった、たとえば盈車、空車あるいは緩急車をどこへつけるかということは、本社の規則がございまして、その規則によってやっております。ただ実際にその規則の適用を受けまして各操車場におきまして列車編成をするのは駅長の責任でありますが、実際には操車掛がやっております。
したがいまして、着駅の中で同じ駅につく荷物が空車の場合と盈車の場合と両方ある場合には、いまおっしゃったようなかっこうで編成される形になるわけでございますが、それは主として輸送の能率向上の意味から着駅中心の編成をやっておったのを、やはり今後少し別の角度から盈車と空車の問題、あるいはタンク車等非常に長い、あるいは三十トンの貨車と小さい貨車の連結の問題、そういった運転上の角度から列車編成の問題をもう一ぺん
○磯崎説明員 貨物列車の編成にあたりまして、盈車と空車を全部分けるということは、現在の輸送量からいって、国鉄の中では目下実施が非常に困難です。たとえて申しますと、現在の貨車は大体空車地帯と盈車地帯がきまっておりますけれども、やはり空車地帯に盈車がくることもありますし、あるいは盈車地帯に空車がくることもあります。
○川上説明員 いまの御質問に対しましては、一般的には、特に空車と盈車のブレーキの性能を見て貨車の編成はしておりません。ただ、危険品であるとか非常な重要品の場合には、その前後の貨車の編成を、急激な変化をしないように考慮はしておりますが、一般的には規定はございません。
貨車の編成については、特にきまった規定はございませんが、空車と盈車とをできるだけばらばらにしないようにしております。そういう程度でございまして、特に、どういう盈車のあとにどういう空車をつけるというようなことはやっておりません。
○大和与一君 貨物列車の組成で、盈車と空車、それから新車と旧車、これのあんばいは十分従来も考えて組成されておると私は思うのだけれども、その点は十二分に配慮は間違いなくなされているのか、どの列車にもそういうことは考えておったのか。
○説明員(磯崎叡君) 貨物列車の盈車と空車の問題につきましては、一時非常に浮き上がりの脱線事故が多かったために、盈車の中に空車をはさむ編成はいたしておりません。ただし、この場合、新車の場合につきましては、十分に試運転をしたあとの新車でございますので、私どものほうで使っております新車につきましては、連結位置は特に指定してございません。
○説明員(国友弘康君) 今回調査いたしましたのは、路線トラック、ことに東海道線あるいは山陽線について調べましたんで、これは全部が、いわば盈車でして、私どもとして持っております数字は平均八六%、積載は効率として八六%程度、東海道線あたりでは積んでおります。
なお、局として困っていることは、他局からの盈車の到着が少く、特に春肥、米の輸送に必要な屋根車が不足し、その獲得に苦労しているとのことでありました。水戸では常磐炭の輸送が漸増し、ために常磐線の線路容量が極度に詰まってきたので、常磐線の電化と同時に、平以北の複線化をぜひ実現してほしいということでありました。
たとえば五十一両のうちに空車が幾らあって盈車が幾らあって——運転局長の方では大体数字が出ると思うのです。どうしてもこれは制限運転速度を超過した運行をしておったのではないかという疑いがあるわけですね、私どもから見れば。その点はどうでしょうか。
紫雲丸は貨車十五両(全部盈車)、乗客は推定であるが、桟橋推定では七百から八百人程度の推定であった。第三宇高丸は貨車十八両(盈車三両、空車十五両) 紫雲丸が高松を出港するときは、大体女木島が見える程度、すなわち視界四百五十ないし五百メートル、無風、潮流なし。港口を出て平均十ノットのスピードで、霧中信号をしつつ航行、六時五十一分にこの地点に到達した。
たとえば石炭のオチキという貨車がありますが、あれの盈車ですと、普通の人が二十五人かからなければ動かぬのであります。貨車入換の機関車をもつておる駅はよいが、そういう駅は全國でもごく少いのであります。
それでもいわゆる盈車、すなわち荷として、高い運賃が空の箱にまでかかつてきておる。ですから青森から汐留まだの荷盈車、それから空箱回送も盈車としてこれを取扱う。それが遂にりんごの一個の値段に影響してきておる。こういうことを考えますとき、私どもは物價に重大な影響を及ぼすものなりということを、ここに一應考えられるのであります。
ところがもし小さい貨車でしたら、どこへもつていつても空車で返さず、盈車として使うことができることになるのであります。現在でも大駅は比較的滯貨が少いのであります。なぜ少いかというと、貨車がたくさんはいつてくる。それをすぐ盈車として使うから滯貨が少い。ところが小さい駅になると回送に三十日も四十日もかかる。こういう実情で遂に業者は賃金に梗塞する。