運営者 Bitlet 姉妹サービス
使い方 FAQ このサイトについて | login
44件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2017-05-16 第193回国会 参議院 文教科学委員会 第8号

父母ニ孝ニ」だけではなくて、文部省のこの国体本義の「忠」の部分、「忠」についての説明の中で、「「教育ニ関スル勅語」に示し給うた如く、」などなどというところで、「一旦緩急ある場合に義勇公に奉ずるのみならず、父母に孝に、兄弟に友に、夫婦相和し」云々かんぬんという徳目部分は全て「皇運扶翼し奉る忠の道であつて、決して私の道ではない。」と書いているわけです。

吉良よし子

2017-04-13 第193回国会 参議院 内閣委員会 第4号

つまり、天皇への忠誠と親に対する孝行は一体のものであるという考え方がまず述べられて、皇室中心主義国家主義にのっとってこれを軍国主義に利用するというところが、下の方にあります、六行目ですね、「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮皇運扶翼スヘシ」と、ここが私はこの教育勅語の一番言わんとするところであるというふうに思いますけれども。  

神本美恵子

2017-04-04 第193回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号

とか「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ、以テ天壌無窮皇運扶翼スヘシ。」つまり、憲法教育基本法とは到底両立し得ない内容が残るだけであります。このような教育勅語は、批判的に取り扱う以外に憲法教育基本法に反しない使い方は決して存在しないということを指摘しておきたいと思います。  もう一度資料一を見ていただきたい。  

宮本岳志

2017-04-04 第193回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号

ここで、ちょっと麻生大臣にお聞きするんですが、大臣は、かつて外務大臣時代、二〇〇六年五月二十六日の教育基本法に関する特別委員会で、「「以テ天壌無窮皇運扶翼スヘシ」というところが一番ひっかかる」と述べ、皇運と書いてあるから非常に問題があるのではないかという指摘は当たっていると答弁をされております。資料二に、きょうは議事録もつけておきました。  

宮本岳志

2017-03-21 第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号

教育勅語には親孝行とか兄弟仲よくするなど、自然に見えることも徳目として並べておりますけれども、それらを全て天皇への命懸けの忠義に結び付けたのが特徴でありまして、その結論は、「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮皇運扶翼スヘシ」と。つまり、重大事態があれば天皇のために命を投げ出せと、こういうことを子供たちに徹底して教え込むものでありました。  

井上哲士

2017-03-16 第193回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号

だから、そこに特徴があるわけじゃなくて、この十二番、「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ、以テ天壌無窮皇運扶翼スヘシ。」ここがやはり一番のポイントで、そこで、わざわざ御真影とともに奉安殿に保管して、生徒が暗唱する、こういうことになったわけですよ。そう思いませんか。  このことをどう受けとめられますか、そういう扱いをされたということについて。

横路孝弘

2017-03-09 第193回国会 参議院 文教科学委員会 第3号

「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮皇運扶翼スヘシ」。つまり、重大事態があれば天皇のために命を投げ出すというところにつながっていると、これが教育勅語の核なわけです。戦前教育は、この教育勅語子供たちに徹底的に教え込むことで戦場に送り出していくようなことになっていたと。  ましてや、この教育勅語天皇を主語としていて、「朕惟フニ」から始まっていて、国民を「我カ臣民」と呼んでいると。

吉良よし子

2017-03-08 第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号

それが、徳目として挙げている、教育勅語徳目十二項挙げているというふうに言われておりますけれども、十二項め、「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ、以テ天壌無窮皇運扶翼スヘシ。」これはさすがにドラえもんやサザエさんでは学べないですよね、教育勅語しか学べない。  この内容普遍性があるというふうに大臣はお考えですか。

吉川元

2014-04-25 第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第14号

「この原文につきましては、いわば皇運という言葉がされていたり、いわば新憲法理念教育基本法が制定されたときにはまだ旧憲法でありますが、既に新憲法はつくられていたわけでありますが、その中で新たな教育理念を定めたものが教育基本法である、このように思うわけでありまして、戦後の諸改革の中で、教育勅語我が国教育唯一根本とする考え方を改めるとともに、これを神格化して取り扱うことなどが禁止され、これにかわり

清木孝悦

2007-06-15 第166回国会 参議院 文教科学委員会公聴会 第1号

戦前戦時教育に君臨したあの教育勅語が、その徳目が、単に並列されてあるのではなくて、皇運扶翼を頂点とする価値体系、ヒエラルヒーを成していたのと同じように、かなめを成す我が国を愛する態度、今様々な徳目はそれに方向付けられたものとして組織立てられようとしているのではないか、私は、今後の動きを含めてそういうふうに考えるわけです。  

藤田昌士

2006-06-02 第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第8号

しかしながら、この原文につきましては、いわば皇運という言葉がされていたり、いわば新憲法理念教育基本法が制定されたときにはまだ旧憲法でありますが、既に新憲法はつくられていたわけでありますが、その中で新たな教育理念を定めたものが教育基本法である、このように思うわけでありまして、戦後の諸改革の中で、教育勅語我が国教育唯一根本とする考え方を改めるとともに、これを神格化して取り扱うことなどが禁止され

安倍晋三

2006-05-26 第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第4号

「爾臣民父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭倹己レヲ持シ博愛衆ニ及ホシ学修メ業習ヒ以テ智能啓発シ徳器成就シテ公益ヲ広メ世務開キニ国憲ヲ重シ国法ニ遵ヒ一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ」ここまではいいんだと思うんですが、「天壌無窮皇運と書いてあるんです。

麻生太郎

2004-02-05 第159回国会 衆議院 憲法調査会最高法規としての憲法のあり方に関する調査小委員会 第1号

また、臣民の義務とされた学校教育におきましても、その指導理念たる教育勅語は、なんじ「臣民克ク忠ニ克ク孝ニ」と天皇に対する忠義を強調するとともに、「父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ」云々という徳行、そういうものを通じて「以テ天壌無窮皇運扶翼スヘシ」として、天皇に役立つ人間になることを教え込んだと言えます。また、天皇をたたえる歌である君が代を通して、天皇による国民の統合を図ったのでございます。  

横田耕一

2000-05-31 第147回国会 参議院 本会議 第30号

その天皇の大権として発せられた教育勅語は、天壌無窮皇運扶翼すべく臣民に与えられたものなのであります。  したがって、教育勅語根本理念が主権在君、神話的国体観に基づいているという事実は、明らかに基本的人権を損ない、かつ国際的信義に対して疑念を残すもととなるとして、衆参両院の本会議決議教育勅語は廃止となったのであります。  

本岡昭次

2000-05-22 第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号

義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮皇運扶翼スヘシ」と書いてありまして、必ずしも、そういう民という概念とは違う形で使われているものですから、私が、森総理教育勅語に対するある種の思い入れのような発言と共通しているのかなとお尋ねしたら、今、公とは民だと言われたから、それなら我が党の考え方と共通だ、このように申し上げておきます。  

菅直人

1995-02-28 第132回国会 参議院 文教委員会 第2号

記念日」が制定せられたことは、此に依り広く国民の間に海事思想を普及し海洋精神を昂揚するは国より、肇国以来の大国是たる海洋立国本義を直截簡明に宣明するものとしてその意義洵に深さ」ということをおっしゃった上で、「こゝに於て、徹底的なる総力戦態勢確立を必要とし、この態勢確立のためには国より諸多の施策が実現されねばならないが、とりわけ一億国民がこぞって海洋に対する認識を深め、果敢なる海洋進出を試み、」「皇運

橋本敦

1987-07-29 第109回国会 衆議院 文教委員会 第1号

そしていわゆる戦時中を迎えるわけでありますが、昭和十二年の教育審議会におきましては、「大学ハ国家ニ項ナル学術理論及応用教授シ並ニ其ノ蘊奥ヲ攻究シ」ここまで同じなわけですが、「常ニ皇国道ニ基キテ国家思想涵養、人格ノ陶冶ニカムルヲ以テ目的トナス」というふうに「国家思想涵養」が入ってまいりまして、それに続く文面には、「皇運ヲ無窮ニ扶翼シ奉ル」というふうなことであるとか「国防ニ関スル認識ヲ深カラシムルコト

沢藤礼次郎

1985-03-29 第102回国会 衆議院 文教委員会 第4号

高石政府委員 教育勅語の中には現代でも十分守っていかなければならない内容がございますが、そのほかに、例えば「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ、以テ天壌無窮皇運扶翼スヘシ。」というような、いわば戦後の平和主義、新憲法に合わないような内容もあり、国会においてこれを廃棄されたわけでございます。

高石邦男