1999-11-11 第146回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第2号
十一月九日の商工委員会で我が党の渋谷修議員の質問にお答えをいただきまして、岩瀬達哉さんという方の書かれた「われ万死に値す ドキュメント 竹下登」という本の中に引用されております堺屋長官がお書きになったという手紙の中身、その中に、皇民党事件のことを言っているんでしょうが、「実体不明の事件や事実無根の疑惑を並べる興味本位の報道」が行われているということをお書きになっています。
十一月九日の商工委員会で我が党の渋谷修議員の質問にお答えをいただきまして、岩瀬達哉さんという方の書かれた「われ万死に値す ドキュメント 竹下登」という本の中に引用されております堺屋長官がお書きになったという手紙の中身、その中に、皇民党事件のことを言っているんでしょうが、「実体不明の事件や事実無根の疑惑を並べる興味本位の報道」が行われているということをお書きになっています。
皇民党事件で、竹下元総理に対して、暴力団なのか右翼なのかと思われる団体が褒め殺しを行っていたのはそのずっと何年も前でありまして、この九三年、長官が手紙をお出しになった時期というのは、あの街宣車でわんわん騒いでいたのがとまったときに、いろいろと、裏でお金が動いたんじゃないかとかそういったことがこのときに報道されていたという時期であって、この時期は街宣車ががんがんがなっていた時期じゃないんですね。
つまり、大臣が、かつて私人であったけれども、九三年当時に、皇民党事件などに関して、「実体不明の事件や事実無根の疑惑を並べる興味本位の報道」というふうにこの国の報道に対して認識をお持ちになっていた方が今大臣をされているのかどうかということが問題なわけですから、これをお認めになるのかならないのか。
そのことと今委員御指摘の皇民党の話とは全く別のことでございまして、やはり日本の政治にそういう街宣車のようなものが深く絡むことが許せなかったから私はそういう手紙を書いたのであります。
それから、皇民党とかいうのは私はよく知りませんが、皇民党とかいう事件はよく知りませんけれども、私の見た範囲では、裏世界にそっちはつながったかどうかは知りませんが、街頭でがんがんやっておりまして、それで特定の政治家に、あらぬような話なんですよ、聞いていても。恐らく御記憶の方おられると思いますけれども、あらぬような話でそういうことをやる。
○堺屋国務大臣 それは私信でございますから、十分正確に記憶はしておりませんけれども、皇民党というのはたしか街宣車を持ってきて騒いだものだと思うんですね。
皇民党事件の冒頭陳述にも見られるように、被疑者または参考人の供述を裏づけをとらず採用することは、多くの国民の権利に重大な影響を与えるものであり、そのため、それを補充する多くの傍証を必要とすることは当然であります。
当時やはり一番大きな問題は、佐川問題と皇民党事件でございました。そのもちろん主役は、佐川問題にあっては直接事実が発覚したという意味で金丸代議士であり、皇民党事件につきましてはもちろん竹下代議士、元首相が当時の主役でありました。その主役と、当事者ではないけれども次に関係が非常に深い、大きな役割を果たしただろうというのが小沢一郎代議士と目されておりました。
○貝沼委員 そこで、きょうここに御出席の委員の皆さんはもう専門家でありますから、こういうくどくどしたことは必要ないのでありましょうが、きょうはテレビで映っておりますのであえてこういう話をさせてもらっておるわけでございますので御了承願いたいと思いますが、実は総選挙前の国会で問題になったのは、もう私が言うまでもなく、日本の中央政界において、例えばロッキード事件とかリクルート、あるいは皇民党とかいろいろありましたですね
そして、「皇民党事件に関しては、八つぐらいの疑問がある」、第八番目に、小沢氏が「これらの経過にどこまでかかわってい たのか、どこまで知っていたのか。こうした疑問に迫っていかなければならないと思っています。」と言っておられました。議事録を読むと、あんまり答えていないのですよ。ところが終わっちゃっているわけですよ、あなたの質問は。
金丸副総理の件を申し上げるまでもなく、ロッキード事件、リクルート事件、皇民党事件、金屏風事件、共和事件、佐川事件、このような不愉快な事件がほとんど毎年一回ずつ自民党の最高首脳を襲っているのであります。これを根本的に解決せずして、国民の信頼を回復することがなければ、もう日本の民主主義は死んだと同然であるということは、私たち議員の間のコンセンサスであると同時に、国民の強い強い願望であります。
近くロッキード事件に始まって、そしてリクルート、そして共和、そして佐川急便、金丸信前自民党副総裁の五億円の献金並びに巨額の脱税問題、あるいは竹下登元首相への皇民党及び暴力団の関与の疑い、旧平和相互銀行合併にまつわる四十億円金屏風取引疑惑など、これらの真相究明が徹底的に追及をされて、政治の場でやっていかなければならないと思いますが、残念ながら、そのことは一向に進んでいないまま、今日選挙制度改革論ばかりが
当時東京佐川急便の社長だった渡邊元社長から庄司社長のもとに電話があり、実は竹下さんのことで右翼がいろいろしている、特に四国の日本皇民党のほめ殺しの街頭宣伝で困っている、何とか中止してもらえないかと石井会長に頼んでほしいと言ってきたと証言しておるのでありますが、この証言についても間違いはないでしょうか。
石井前会長は知り合いの京都の暴力団組長の仲介で当時皇民党の稲本虎翁総裁、故人と都内のホテルで会ったところ、中止の条件として竹下氏が田中角栄元総理邸を訪ね、総裁選立候補のあいさつをすることを求められた、こういうふうに証言をいたしておりますが、このとおりでしょうか。
その後、最初に皇民党側に約束があった日には訪問がなく、二度目の約束の日に竹下氏の田中邸訪問が実行され、これを確認した皇民党が街頭宣伝を中止して引き揚げたとの報告が京都の暴力団組長から石井前会長のもとに届いた。庄司社長が結果を渡邊元社長に報告すると、渡邊元社長は非常に喜び、会長にくれぐれもよろしくお伝えくださいと言ったと証言しておりますが、このとおり間違いないでしょうか。
総理、このわずか一年半の間に、共和事件に始まり、次いで佐川急便事件と皇民党事件、そして金丸自民党前副総裁の巨額脱税による逮捕と、実に大きな政界不祥事件が相次いで明るみに出たのであります。その結果、国民は、今政治不信の極にあります。
(拍手) 衆議院及び参議院における東京佐川事件、皇民党事件、そしていわゆる金屏風事件に対する自民党の消極的な姿勢は、決して許されません。このような姿勢で政治改革を提唱することは、国民の目から政治腐敗の現実を覆い隠し、責任を負うべき者を免罪し、そして腐敗を今後に生き延びさせることにほかならないのであります。
例えば、皇民党問題というのが昨秋ありました。その皇民党にだれがどれだけどうしたのかという事実関係が解明されなくとも、暴力団がある政権成立の過程で介入したという事実がわかれば、これは暴力団がそういうことで介入しないような策を講じることは、それだけの事実、調査結果で十分できるわけでありまして、そのことをお考えになることが必要ではなかろうか。
しかし、私どもの立場からしますと、むしろ皇民党の関係の方が非常に政治的な意味が多いわけでございます。暴力団と政治家との関係、この辺を非常に究明をしたいと。で、裁判所とのいろいろ折衝の中で、公訴事実に関することについては聞くのを差し控えてもらいたいと。当然だと私は思っております。
佐川事件、皇民党事件と、次々に政治の金まみれの実態や暴力団との黒い関係が暴かれ、国民の政治不信は今や頂点に達しております。さらに、金丸前自民党副総裁の想像を絶する巨額な脱税事件は、政治資金に名をかりて完全な違法手段で私腹を肥やした行為であり、政治家の名誉と信頼を完全に踏みにじった断じて許しがたい悪行と言わなければなりません。
○国務大臣(森喜朗君) 実は私は、その当時は皇民党というふうに名のっていなかったと思っておりますが、大変自分のことながら不謹慎で日を覚えていないんですけれども、もう十数年前の話で、二十年も前になるのかもしれませんが、石川県でいわゆる宣伝で褒めるという、そういう行為があったんです。
次に、大臣に対する皇民党のいわゆる褒め殺し問題についてであります。 大臣と大変親しい間柄にある元側近の方が、あなたとも相談の上で高松市の皇民党本部に赴いて皇民党の大島竜珉行動隊長、今は総裁でございますが、彼に会って中止を要請し、街頭宣伝は中止になった、その経過と結果は大臣にも報告していると、その元側近の方は述べています。
いろいろ竹下元総理については、先ほど申し上げたような皇民党、暴力団関与の問題だとかあるいは佐川の再建に関する仲介の問題だとか、さらにはつい最近出てきた問題としては、金屏風事件に絡んだ五億円の疑惑の問題であるとか、あるいは三月十一日の新聞報道によれば日本債券信用銀行とのワリシン取引があるとか、こういう問題がいっぱい出てきています。
佐川急便事件、それから皇民党関与事件、そして今度は金丸脱税事件、このような政治不祥事がずっと続いている。 まず、金丸元自民党副総裁の今回の脱税事件に関する総理の見解をお伺いします。
全然知らない、あんな皇民党事件なんというのは。
コウメイ党じゃなくて、皇民党。
○小針証人 ああ、皇民党。
不可解〃永田町のカネ〃」ということで、これは去年の十一月六日、にぎわしたいわゆる皇民党、佐川絡みの事件でございますが、どうしても私納得がいきかねますので一点だけお伺いしておきたい、このように思うわけでございます。 それはどういうことかと申し上げますと、検察官のおやりになることは、私も昔似たような仕事をやっていたものですから実によくわかるんです。そして検察官の主張もそのとおりだと思うんです。
○高沢委員 実のところ、この五日の夜の東京プリンスの会議は、皇民党の稲本総裁と話がついて、褒め殺しはやめましょう、こうたった。その話をつけるのに稲川会の石井会長が働いた。石井会長にそれを頼んだのは渡邊社長、金丸さんです。そしてそのことが届いて、やめましょうとなって、本当に十月の二日までで、三日からぴったりとまったんですよ、褒め殺しは。
あなたがおっしゃっている街頭演説中止の条件を出すのは、皇民党か、あるいは皇民党とあなたの間に入っている人か、どちらかしかないじゃないですか。そういう想像ができなかったんですか。
(「皇民党だよ」と呼ぶ者あり)皇民党の街宣活動を、ごめんなさい、皇民党の街宣活動をやめさせたということが察知したんでしょう。そうですね。そうでしょう。
それから、皇民党でございますか、これにつきましては幾つかのことが言われておりますけれども、竹下、金丸両氏ともこれについておのおの証言をしておられまして、その証言において論点がいろいろあるということを承知しておりますけれども、それは国会における尋問あるいは喚問の場でのやりとりでございますから、私どもそれをそれとして伺っておる。
○関委員 皇民党の事件について、暴力団の言うなれば代表的な人がお手伝いをしてとめたというんでしょう。とめるのに手伝いしたというんでしょう。そういうような暴力団と政治家のかかわりについて、総理はこれはやむを得ないものと思っているのか、そういうことがあってもいいと思っているのか、そういうことは我が国の国際的信頼においても絶対に許すことができないものだ、こう思っておられるのか、どうなんです。
平和相互銀行による馬毛島の工作資金の疑惑、あるいは後ほど上申書のことをちょっと言いますけれども、金屏風購入資金融資にまつわる疑惑について、その当時もっと真相解明がきちんとして行われているならば皇民党の褒め殺しも行われなかったのではないかと思うんでございますが、その点はどうでしょう。
豊田一夫という人物は、本部を東京に置く日本青年連盟という団体の前会長でありますので、その立場上、右翼運動を行う人々と一定の交流があったものとは考えられますが、故稲本日本皇民党総裁との関係につきましては、巷間いろいろ報道されていることは承知しており、それぞれしかるべき取材に基づいて行われているものと思いますけれども、警察といたしましては、両者の関係についての具体的事実は確認はいたしておりません。
○草川委員 今ここで、豊田一夫氏と大変親交のあったこの大元良一氏という方と皇民党の前稲本総裁とは交流があったであろうと思われるという形で、一つの接点が出てきたわけであります。私が今いろんな推理をいたしておりますけれども、その延長線上で、要するに平和相互銀行関連というものは、右翼団体の間ではかなり問題点が当時から指摘をされておりました。