2006-01-27 第164回国会 衆議院 予算委員会 第3号
これは、そういうことになりますと皇室予算の変更も伴うわけですけれども、まだ詳細がわかりませんので、きょうは、安倍官房長官の基本的な皇室観のようなものを簡単に伺いたいと思っております。
これは、そういうことになりますと皇室予算の変更も伴うわけですけれども、まだ詳細がわかりませんので、きょうは、安倍官房長官の基本的な皇室観のようなものを簡単に伺いたいと思っております。
これは皇室予算を特別扱いしてきたもので、認めることは到底できません。 さらに、今回の引き上げについても何ら納得できる根拠が示されていないということであります。これまでの国会審議でも、天皇家は内廷費で財テクをしたりして財政的に相当余裕があることが判明をしております。
皇室予算を予算編成の方で事実上特別扱いをしていることも重大な問題であります。 一九八一年、臨調行革がスタートしましたが、その当時、財政危機という名目で、国民向けの福祉や教育予算が次々と切られたり抑制されてきました。いわゆる臨調行革路線です。
次に、私は前回のこの委員会でも質問した点ですが、皇室予算をふやそうということが新しい予算で提起されているわけです。皇室予算をふやそうというのなら、我々としては皇室の懐ぐあいというものもある程度知っておきたいと思います。そこで、この前の委員会のときに、戦後皇室財産は全部国有になって千五百万円だけが天皇家に残されたという説明がありました。
次に聞きたいのは、皇室予算についてでございますが、私の手元の決算を見ますと、どうもわからないのは、科目の流用の問題ですが、四十九年度以降すっと五十四年度までを調べてみますと、各所修繕費というのが、五十二年度を除いて毎年、たとえば四十九年度に二千二百一万円ですか、これが落ちまして、そしてそれが四十九年度は報償費ですか、そこに千六百五十五万とか、外国旅費に五百四十五万とかいうことで流用なさっている。
そういう点の詳細についてお聞かせいただきたいし、また、現在の皇室予算の何倍ぐらいの予算が実際要るのかということにつきましてもわかればお聞かせいただきたい、こういうように思います。 要するに、国会での議を経ることもなくこれらが決められないということは当然のことではないか、こういうように思っております。
また当委員会で、皇室の予算については予算委員会ではなく、当内閣委員会で皇室予算については審議するわけです。で、内閣委員会で承認しなければ、皇室の予算は使えない。実質的には何ら差異はないわけです。予算を決定するのは、ただ単に予算委員会だけではないということをこの際確認する必要があると思います。
○緒方委員 皇室予算も通過したことですから、予算案を一々論議しようと思うわけでありませんが、そういう品物も予算に入れて内廷費を六千万円にしたということであるならば、非常に算定の基礎もあやしくなってくるわけです。そのほかに、われわれから考えますと、皇族の方々もそれぞれの地域に出られたときには、いろんな謝礼金だとかいろんな副収入があり、皇族の関係にはいろんな献上物がなされておる。
あるいは服装に関連をして、あるいは費用に関連をし、あるいは随員に関連をして、皇室予算の点について、これは疑問が投げかけられている。これが妥当であるかどうかという点がそこに秘められて意見が述べられているとこれは考えられるのです。重ねて私は次長に御答弁願いたい。
○田畑金光君 国民と直接関係ないとお話しになっても、国民の代表であるわれわれが皇室予算を審議するについても、ちょっと内容がこれではわかりにくいことで、いろいろ関係もあることですから、もっと名称は平易に一つ将来お直しなさるような検討をなさったらどうか、こう思うんです。
皇室予算は皇族としての品位を保つためだと言っている。われわれの要求しておる要求は、人間並みの、人間らしい生活ができるようにさしてくれということ。こういうところに大きな基本的な間違いがあると思うのです。
○茜ケ久保分科員 宮内庁長官は見えませんが、次長に宮内庁の皇室予算について一、二お尋ねしたいと思います。今まで国会であまり皇室予算には質問なかったようでありますが、私はやはり国民の負担によってなされる皇室関係のことについても、国会でいろいろと論議すべきだと思うのであります。
○西郷吉之助君 皇室予算はいろいろ伺いましたが、どうも結局、長官もやっと呼び出して伺うようで、説明する者もはなはだ勉強が足りないので、答弁もろくろくできんようじゃ困るので、こんな大ざっぱでなく、来年度あたりにはもう少し詳細な数字を出した書類を提出すると同時に、予算委員会に臨むくらいならばもう少し勉強してきて、すらすら答弁ができんと困る。この程度で私の質問は終ります。
○西郷吉之助君 もう一点伺っておきますが、本年度の皇室予算は二億六千余万円でありまするが、非常に切り詰めてやっておられると思いますが、この総額は終戦後第一回の新国会で予算を組んだその金額に対して大体何%ぐらい増加しているのですか、この金額は……。
昔の皇室予算的なものにこれはどうしてもならざるを得ない、そう考えてよろしうございますか。
皇室経済法を改正するという問題もひとしくそれにかかつておると考えられますので、そうした根本問題はさておきまして、この皇室経済法施行法の一部を改正する法律案の提案理由をずつと読みますと、当然増額さるべきような現在日本の経済状態がそこまで来でおると、そういう点から、特に公務員の給與も引上げられて、それに並行して皇室経済費の一部が増額されることは、又これも当然の形であると思いますので、現在においてはこの皇室予算
ただいまの数字を申し上げる前に、皇室費の予算については決して遠慮なしにたくさん要求したらどうかというありがたいお言葉でございますが、実は皇室予算をわれわれが確定いたします前に、皇室経済会議がございまして、その皇室経済会議におきまして、大体の大綱をきめるわけでございますが、その際に、実は経済会議の各委員からも、ただいまお尋ねのような御意見がございまして、皇室に御不自由をかけることなく、必要な経費は要求
その経費につきましても、こういう時節でありますし、特別の要求として追加予算、予備費等の要求をいたしませんで、與えられた皇室予算の中からいろいろ営繕費その他を差繰りまして、常磐松御用邸の修理に充てて、本年度と明年度にかけて修理をいたしまして、十分のものにいたしたいと考えておる次第でございます。
尚附加えて申上げたいことは、本委員会として皇室予算の編成の前に、宮内府と懇談会をすることも意義のあることでないかと考えるのであります。併せて委員長の方においてお考えを願いたいと思う次第であります。