1956-04-27 第24回国会 参議院 本会議 第41号 朝鮮動乱を契機として、一時的兵器産業の景気に幻惑されまして、無節操な設備の拡大と不当な生産競争は、当時識者から強く警告されたにもかかわらず、何らなすすべもなく、受注の急減いたしました今日に至って、もはや再起不能な苦境のどん底にまで兵器産業はたたきつぶされたのであります。かって政府は、武器製造の調整と規制をするという意図のもとに、公共の安全を確保するため、武器製造法を国会に提出いたしました。 藤田進