1950-03-25 第7回国会 衆議院 本会議 第30号
およそ制度の輸入にあたりまして、その制度輸入の実践的価値というものは、その制度が創始され育成されて参りましたところの社会的基盤と切り離して考えることはできません。すなわち、制度輸入にあたりましては、その制度の青星にあるところの社会的な條件、歴史的なる伝統を十二分に考慮しなければならない。
およそ制度の輸入にあたりまして、その制度輸入の実践的価値というものは、その制度が創始され育成されて参りましたところの社会的基盤と切り離して考えることはできません。すなわち、制度輸入にあたりましては、その制度の青星にあるところの社会的な條件、歴史的なる伝統を十二分に考慮しなければならない。
日本の国有林野といえば針葉樹であり、針葉樹の軍事的価値ということも当然推察せられまして、これは非常に重大な問題であると思いますので、この点について大臣はどういうふうに考えておられるか、明確に御答弁願いたいと思います。
少くとも動産類でありましても、一極の投資的価値と申しますか、書画、骨董、貴金属類等のごとく、それ自体を買つて持つていることが一種の財産の保有になるような種類のものは、やはり原則として課税ということにいたしまして、ほんとうに生活に使うために購入しているようなものは、原則として非課税にするというような考え方で、少し詳しくそういう基準をきめたらどうだろうかと考えております。
それで東畑教授のおつしやつたように、人口が多過ぎる関係から人口の労働の価値が下つて、人間の経済的価値が下る、人間らしい生活ができなくなるかも知れないということは、これは都市産業においても、又農業においてもそういうことが来るだろうと思います。それで人間らしい生活ができるかどうかということになりますと、これは非常に問題だと思います。
二九、九%、殆んど三〇%でありますが、民間の賛金の実質的価値は、その間に三〇%の上昇があるわけであります。それに比べて官庁は二、七%の上昇である。併しながらその計算方法も我々は非常に不満足に思つております。というのはこのCPIはいわゆる実効価格の指数を示しておるのでありまして、実効価格は公定の物価、それから間及び自由物価をすべて含んでおるのであります。
どうして洋銀を選定したかと申しますと、一円、五円の貨幣と別の素材を用いた方が識別がよろしいし、また上位の関係がありますので、多少地金価値もいいものにしたいという考えでありますが、ニツケル等は非常に貴重な資材でございまして、日本にもほとんど産出しないのでありますから、われわれといたしましては、従来工業的価値が割合に少くて、しかも貨幣素材としては非常に優秀であると思われる白銅を土台にいたしまして考えたのであります
併しながら私は、只今申しました学術的価値と芸術的価値の外に、又そこに経済的価値の一層重要なることに着目をしなければならないと存ずるのであります。そもそも国宝やその他の美術品は、ただ徒らにこれを保護保存するだけでは決してその価値のすべてを発揚することはできないと存じます。
(拍手) 挾少な領土と貧弱な資源の上にこの過剰な人口を擁する日本が、米ソ両国にとつて、さほどの戰略的価値があろうとは思われません。日本の中立を維持せしめることが、米ソ両国ともに非常なる支障になつて不可能とは、われわれには考えられないことであります。
元来職階制はその職務の分類であつて、個々人の身分とか、あるいは人格、社会的価値の分類ではないのでありますけれども、過去の日本の官僚制度が、天皇の官吏としての封建的、身分的制度であつたために、その慣習が身分、人格、社会的価値の上下として取扱われ、そのために多くの弊害が予想されるのであります。
本請願は姫路市長の石見元秀君から提出されておるものでありまして、その要旨は、姫路城は、昭和三年史蹟に、また昭和六年国宝として指定せられ、その歴史的、文化的価値はいまさら言うまでもないのでありますが、幸いにして戰災を免れ、その国宝としての価値をさらに増大しておるのであります。
けれどもそれがある年数を経ればなくなつてしまうというものではなくて、少くとも後世に伝わるような文学的価値があるかどうかということを参考にお聞き申し上げたい。この一点だけお伺いしたいと思います。
従つて、観光的価値は十分なものでありますが、国立公園としては、規模が小さいもので、国立公園に準ずる区域として現在研究中であります。
ただ基本人権と公共の福祉といずれが重いかという社会的価値の考量になるのであります。その社会的価値の考量と申しますのは、これは国会がなさるのであります。国民がするのであります。これはいかに精神に規定しても、憲法も法律もよく規定し得ないところであります。従つてただいまのお話のごとく、いかに公共の福祉が大事であろうが、基本的人権はさらに大事である。
一億坪と仮定いたしまして面積を一割五分減らしましたのは、先程も申しましたように、燒残り地区を除外したということ、それから住宅が立込んでおる地域で換地発表の済んでおらないというような地域を除く、或いは経済的価値の上昇率というものが非常に少いといつたような土地を除くとかいうようなことにいたしまして、一五%の減を見たのでございます。
すでに皆さんが御存じのごとく、第四国会まで存続されました、しかも閉会中も特に本院の院議をもつてその審議を進めておりましたところの隠退蔵物資等に関する特別委員会、あるいはまた不当財産取引調査特別委員会なるものの存在的価値というものは、日本が敗戰後真に民主化しつつあるということを世界各国に具体的に宣明した、最も有効な働きをしたものの一つがこれらの委員会であつたということであります。
あるいはもう設備がフルに動く余地がない、こういういろいろな原因に基く税自体の客観的価値が低下しておると認められる場合、こういうものにつきまして低評価を妨げない、こういう考え方のようでございます。
から総理廳に当時の用紙割当事務局が移つた事情がどうであるかというお尋ねでありますが、少しさきのことになりますので、私自身おりませんでしたために詳しいことは存じませんが、これは第一次吉田内閣の時でありまして、用紙の割当ということが一國の文化、ひいては政治経済の各方面に及ぼす影響が非常に大きいという点から、用紙の割当事務を特に重視いたしまして、商工省は各種の資材の割当をやつておりますけれども、紙は文化的価値判断
日本の金と向うの金の實質的価値から考えたときに、もう少しこういう問題に国民と政府が自覚するならば、この多額なる有害無益な損害から国民を免れしめることができる、こういうようなお話でありました。
名家の家名、もつとひらたく言いますと、のれん、家柄というものは社會的価値が非常に高いものであります。名家ののれん、名家の家筋、名前、家名というものは非常に社會的な地位が高いものであります。家名を重んずる、大事にするということは、単に倫理的な方面のみでなく、これは法律的な意味をたくさんもつております。
今まで余り顧みられなかつたところの海洋、海の資源を科学的に利用して、そうしてこれを一つの経済的価値のあるものに作つて行くとか、或いは又山林におけるところの材木も鋸屑を、ここにバクテリヤ、酵素を作用せしむるならば、パンができるというようなこともいわれております。又私は専門の科学者から、水力や火力によらずして、風の力を利用して豊富なる電氣を発生せしむることができるということも聞いているのであります。