1989-03-23 第114回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
衛星カラー料金二千円ということになっておりますが、それを払っていただいた方々からはカラーとか白黒とか別にいただくわけではございませんで、カラー料金を払っていただく方、千七十円でございますが、その方々からは白黒料金をいただくことがないということで、受信料が特殊な負担金であるという従来からの性格は今回の措置によっても何ら変わらないものと考えているところでございます。
衛星カラー料金二千円ということになっておりますが、それを払っていただいた方々からはカラーとか白黒とか別にいただくわけではございませんで、カラー料金を払っていただく方、千七十円でございますが、その方々からは白黒料金をいただくことがないということで、受信料が特殊な負担金であるという従来からの性格は今回の措置によっても何ら変わらないものと考えているところでございます。
○坂倉参考人 現行のカラー料金と白黒料金と申しますか普通受信料というのは、四十三年の受信料体系を改定するとき設けたわけでございますけれども、その後、カラー放送は年々拡充されてまいりまして、五十二年からは、NHKの放送はもうすべてカラー化されているわけでございますので、その放送を実施するという、そちらの経費の面から見れば、確かに先生御指摘のとおり、カラー料金と普通料金を区別する意義はないということも言
しかも、その水準を諸外国と比較いたしますと非常に低位でございまして、大体カラー料金は白黒料金の倍ぐらいを取っておるのが各国の例でございます。NHKは五〇%増ぐらいのところでございますけれども、その比率はともかくとして、現在の料額を比較いたしましても、放送時間は世界で一番多くて、しかも料額はBBCが今日八千四百円でございます。
四十三年に至りましてテレビ料金をカラー料金と白黒料金に分けて今日に至っておるわけであります。と同時にラジオ料金はすべてテレビの中に吸収いたしまして、別建てのラジオ料金は持っていない、こういうのが現状でございます。
当時、ラジオ料金、それとテレビ料金という形であったものをラジオ料金を完全にゼロにいたしまして、白黒テレビではございますが、自黒テレビを引き下げまして、新たに、非常に対象の少なかったカラー料金を白黒料金に比べて百五十円付加するという形をとってきたわけで、これが一般的社会的に、過去五年間の消費物価で申しますと、四十七年度末を加えれば約四〇%の増加でございますが、それからまた公共料金におきましても二〇%強
しかも、それとの関連で、御承知のように、第三次構想というものは、ラジオ料金を無料とし、白黒料金を十五円引き下げてやっていくということですから、事業という点から見れば、やはり需要を増すことを考えながら考えなければ、相関関係に立つと思うんです。で、その意味で第三次構想の当初の五カ年間の赤字は合計五十一億という想定が立ったわけです。
にもかかわらずNHKは、四十三年度以来ラジオ料金を無料とし、白黒料金を十五円値下げし、将来に期待し得る、全く未開の分野であったカラー料金に対して、社会的負担の公平と申しますのは、初期の段階では金のある方だけが受像機を買える時代でございますから、そういう意味で百五十円のカラー料金の付加ということを考えてまいったわけであります。
続いて、御承知かと思いますが、環境的に聴視料、たとえばラジオ料金を廃止せよとか、あるいは白黒料金を下げろという情勢が起こりましたので、第二次長期計画の最終年度を打ち切って、そういう情勢にこたえるために第三次長期構想をつくりました。
二十数億なるものは、むしろ減収を覚悟して白黒料金の値下げをいたしております。そういうようなことで発足をいたしておりますけれども、その傾向は四十四年度にもあらわれております。
ただ問題は、先ほど先生が御指摘になりましたような、沖繩県という県を特別に減免するというような措置はいかがかという御見解でございましたけれども、この点は私どもとしてはむしろ本土と同じような同一の料金のシステム、すなわちカラー料金なり白黒料金なり、一カ月制という月額なりという体制はくずさないでおいて、措置法案の趣旨に照らしまして特別な考慮を払う必要があるのではないかというぐあいに考えて、検討中でございます
○前田参考人 御承知のとおり、昭和四十三年度からかと思いますが、当時の白黒料金を値下げしまして、将来の経営のためにカラー料金を百五十円付加するという新しい受信料を、皆さんの御支持をいただいて実行して今日に至っているわけです。現在有料、無料を通じて、数字を私記憶で申し上げますから多少の出入りがあるかもしれませんが、二千四百万世帯が契約を願っておる。
げていかなければならないということよりも、私は自黒の受信料は今後廃止すべきであるというような、強硬な意見かは存じませんけれども、ラジオの受信料が廃止された時期などを考えますと、先ほどからお伺いしている伸び率から考えまして、会長のいまおっしゃったように、白黒にまた機械的にやればできるという面も考えられますけれども、それは相当向こうのことであり、また長期構想の上であるけれども、カラーの普及率が何%になったら白黒料金
その意味では、すでにラジオ料金は無料となっており、さらに白黒料金については値下げを断行しているわけでありまして、それらをひっくるめて、当初の構想発生、スタート当時にはそれでもなおかつ四十七年度末までに二百億内外の赤字経営という形になる、質になる、体質がそうなる、これをどういうふうに私どもとしては経営責任者として赤字を解消していくかということが第一の問題点であり、と同時に、私どもとしては御質問の中でも
たまたまこの四十二年度におきましては、ただいまの受信料制度即ち白黒料金とカラー料金を設定していただきましたその前年に当たるまだラジオの料金の残っておりました時代でございまして、ラジオの受信者が急速に漸減をいたしておりましたところでございまして、先ほど御説明申し上げましたように、当年度の受信料の増収額といたしましては一億八千百六十二万六千円にとどまっております。
しかし、全体的に見ますと、ラジオ料金の廃止、白黒料金の値下げ等、これを相殺いたしますと値下げでございます。この点は日本銀行の統計においても、当時あれほどやかましかった経済企画庁の統計におきましても値下げという項目に入っております。
私どもの考え方としては、聴取料を一本化するという基本的態度をある点ではとっているわけでございまして、したがいまして、当面いろいろな関係法規その他に従って、また従来の考え方に立脚して、たとえばテレビの料金等につきましても、普通料金、白黒料金とカラー料金というように考えておるわけでありますが、そういう意味では、数年来FM放送の実験が行なわれるという段階から今日に至るまで、本年度予算の編成との関連においても
昨年、テレビのカラー料金と白黒料金の改定にあたりましての審議のおりにも強く要望しておきましたごとく、カラーテレビが長期構想を上回った場合には聴視料金等の減免についても検討を加える旨、附帯決議をつけました。今年もまた、諸般の情勢に照らして、カラーテレビの増加率が予想を上回ることは確実であります。
今回の料金も、先ほどから申し上げましたように、繰り返すようで、はなはだいかがかと考えますが、ラジオ単設料金を無料にし、芦、うして白黒料金を十五円下げ、ただし、カラーを持ち得る人のいわゆる公平負担の負担能力の原則に立って百五十円を御賛成いただいたわけであります。
BBCは現在白黒料金として五ポンド、さらにカラー料金として五ポンドを別に取っておりますが、イギリス経済の実情から申しまして、現在BBCはイギリス政府に対して白黒分の一ポンドの値上げを要求しております。これに対してイギリス政府は現況から推してそれは無理であろう、そのかわりBBCに対して二百万ポンドの援助をするということが内定されております。
この際、それではなぜカラー料金を追加しなければならないかという問題でございますが、これは先ほど来大臣の御意見にもありましたように、大体、従来の白黒を中心としてカラーの実験的放送並びに本放送に移って以来の経費を計算いたしますと、少なくとも従来の範囲でのカラー放送においては十円内外のカラー部分が含まれておる、したがって、そのようなことを勘案しながらただいまの白黒料金の算定ができたわけでございますが、同時