2020-05-12 第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
最近では、韓国の白血症患者の緊急性を要する子供さんをインドから、インドの大使館が尽力されて、日本航空機に座席を確保して乗せて、そして羽田経由成田から韓国に行って、無事その緊急治療できた、命も助かったというふうに報道されております。
最近では、韓国の白血症患者の緊急性を要する子供さんをインドから、インドの大使館が尽力されて、日本航空機に座席を確保して乗せて、そして羽田経由成田から韓国に行って、無事その緊急治療できた、命も助かったというふうに報道されております。
二世の問題につきましては、先生おっしゃるとおり、従来も国会等で御答弁申し上げておりますように、当時二世に対し、比較的被爆後早い機会に生まれた子供を対象にいたしまして五万三千人、特に白血症というものが、放射能の影響が学問的に根拠がございますので、それらについて研究が行なわれましたが、その発生率、その発生したところの白血球の型の分類等の面から見ましても、一般的な白血病の発生率と変わりない。
そしてその診断は、水戸の日赤病院の耳鼻科でしておるのですが、詳しい事情は、私どもから連絡していろいろお聞きしたのですけれども、白血症であるというその診断の結果については、これは間違いないというだけで、それがどういう原因であるかということについての病院のほうの御見解は、言えないといいますか、わからない点があるというお話でした。
この件につきましていろいろな情報がありますし、私どもは、その病気の原因が何であるかということはまだはっきりはしておりませんけれども、病名が急性骨髄白血症というのですか、そういうようなことになっているそうでございまして、多分にやはりガンマフィールドの仕事との関連性があるように思われるわけです。
そうかと思えば、アメリカでも、四歳から十四歳までの子供で死亡率の最高のものは最近白血症になってきたということ。ライナス・ポーリング博士あたりの研究の結果を見ると、ここで停止されてもおそらく相当数の胎児が死亡するんじゃないかというはっきりした数字を示しておる。ごく最近の発表を見ましても、そういうような数字が出てきておる。
これと原爆症そのもののために白血症その他で死亡したという者、これを埋葬料一本でどういうふうに片づけるかという点があるわけでございます。これは一般疾患でございますと、健康保険その他で優先いたしまして埋葬料が支給されておって、残りのいわゆる自己負担分についてどうするかという形になるわけでございます。
従いまして、この調査結果によりますと、これは非常にお気の毒な、急性骨髄性白血症という重病を起こされましたけれども、これは放射能の直接被害によるものではない。
病名は急性骨髄性白血症ということに相なっておりまして、いろいろ従来の経緯を見て参りますと、御承知の通り本人はまだ非常に若いのでありまして、昭和九年五月六日生まれというのですから、昭和二十九年、ビキニの実験当時、被爆の影響を受けたと思われる時期には大体二十代の若い青年であった。なくなったのが大体二十七才のときでありますから、非常に健康な好青年でございました。
さて、急性の白血症になったところで、そこひになったところで、あるいはまた、奇形児が生まれてみたところで、それが果してこの放射能の災害に基くものであるかどうかという認定は、現在の医学、現在の生物学の知識から見て、きわめて困難ではないかと思えるわけです。
それが白血症を起したり、いろいろなものを起す。ところが現在、きよう八時間働いておつても、この程度のカウントが出たところで心配要らないと、非常に簡単にものを扱つておられるように思う。それから、ラドン・ガスが出るからというので、防塵マスクをつけておる。
そして原爆症というのが非常に特殊な形態でABCC等も最初はあまり原因がわからぬ、白血症は原爆症でないというくらい極端なことを言って理解を示さなかった。
あの内容でも今日までの核実験の結果による放射能の蓄積によって相当数の白血症の異常というものが現に医学的に証明されておる。あるいはまた将来われわれの次の世代において、相当の遺伝的な悪質が遺伝するであろうという事実も数字をもって示されておる。これは国連科学委員会が出した。
核兵器というものは、いかにそれを防御しょうとしても、二十八年の間、骨に沈着をすればあるいは慢性の、しかも治療不可能な白血症を起すストロンチウム九〇を出すか、あるいは突然変異の率を一千倍化するセシウム一三七を出すかという、何ら戦闘に参加しないあるいはその胎内にいる、あるいは生まれ出るところの子供たちにこのような大きな障害を与えるものである、こういうような核兵器が自衛という名に値するのでありましょうか。
今、最後に申し上げましたような発ガンとか白血症になるという意味におきましては、これは非常に関係するのでありまして、ぜび知っておくべきことだと思います。
再生不能白血症になっているということを私ども間接に聞いているわけですね。こういう者がかりに病気にかかったということで、健康保険証を持って医者のところに行くでしょう。そうすると、こういう病気に対する治療というものは、おおむねいわゆる濃厚診療の部類に属するのです。
不治の白血症のような場合には、的確な、積極的な治療は現在ありません。従って、安静を守るとか、ビタミンを注射するとか、白血球が減少するからというので抗生物質を注射するとか、こういうような健康保険の診療基準からいえば、しばしば濃厚診療とかあるいは過剰診療というような部類に入ることを、白血症の場合にはしなければならないという事態が起ってくるわけです。