2018-12-07 第197回国会 参議院 本会議 第9号
ただでさえ問責に値する安倍総理の内閣に、こんな白紙委任法案を委ねることは絶対に認めてはいけないと強く申し上げたいと思います。 そもそも、安倍総理の提案する政策、内閣が提出する法案は、今だけ良ければ全て良いものばかりです。この臨時国会で審議された漁業法案もそうです。
ただでさえ問責に値する安倍総理の内閣に、こんな白紙委任法案を委ねることは絶対に認めてはいけないと強く申し上げたいと思います。 そもそも、安倍総理の提案する政策、内閣が提出する法案は、今だけ良ければ全て良いものばかりです。この臨時国会で審議された漁業法案もそうです。
しかし、この法案の内容は、中身はすかすか、問題だらけの白紙委任法案、上限もない青天井法案であります。現状の極めて重大な問題を抱えている外国人技能実習制度をそのままにしつつ、外国人を単なる労働力としてみなし、その暮らしや人権をないがしろにするだけでなく、我が国の労働者の雇用や暮らしを脅かしかねないものです。山下大臣に法務大臣の重責を担わせるわけにはいきません。
本案は、重要事項のほとんどを法案成立以後の基本方針や省令以下に先送りする白紙委任法案です。 そこで、以下、質問します。 特定技能一号について、政府は最長で五年と説明していますが、実際には一年ごとの更新制です。しかも、在留の前提となる雇用契約は一年以下、例えば三カ月の短期契約も可能なのではありませんか。しかも、本案は、雇用契約とあるだけで、派遣契約を排除していません。これはなぜですか。