2013-03-29 第183回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
そういう目で見てみますと、まだあちこちに、具体的な名前を言っちゃうといけないのかもしれないんだけれども、白熱球に近いようなランプがたくさんついてございます。あるいは蛍光灯なんかでも、グローランプで、ちかちかちか、ぱっとつく、昔、あいつは蛍光灯だといったジョークに相当するようなもの。最近のものはインバーターがついていて、ぱっとつきます。あれだけでエネルギーの消費が倍違うんですよ。
そういう目で見てみますと、まだあちこちに、具体的な名前を言っちゃうといけないのかもしれないんだけれども、白熱球に近いようなランプがたくさんついてございます。あるいは蛍光灯なんかでも、グローランプで、ちかちかちか、ぱっとつく、昔、あいつは蛍光灯だといったジョークに相当するようなもの。最近のものはインバーターがついていて、ぱっとつきます。あれだけでエネルギーの消費が倍違うんですよ。
そして、その効率といいますか、白熱球がどうしても一番熱を出しちゃうものですから、かかった電力に比べて明るさという意味では効率が悪いんですが、このLED電球、だんだん蛍光灯を抜くような勢いで、言ってみれば、一番効率のいいナトリウム球あたりのところまで持っていく努力を今一生懸命メーカーさんもされている。これもまた日本のすばらしい技術だと思います。
温暖化対策のように、産業界に関しては省エネ法というのははっきり言って規制法に近いものがありますから、言うことを聞かなければ罰則も働くというようなことなんですけれども、一般家庭まで、白熱球をつけた人は罰するぞ、蛍光灯にかえなきゃいけませんなんということはまず無理でしょう。やろうと思えばできないこともないかもしれません、戦争中には灯火管制なんてやったわけですから。
こうしたラベリングの取組なんかも非常に大事だと思っていますし、それから、去年の夏からは白熱球一掃作戦というネーミングで、電球を電球型の蛍光灯に変えるとこんなにCO2が減るんだというふうな、そういうキャンペーンを始めたりしておりますので、そうした取組を進めてまいりたいと思っております。
例えばロンドン市でございますけれども、一般家庭の白熱球を三日間にわたって無料でかえます、これをLEDの電球にかえますということを実施いたしております。これによって白熱球から出る部分の大体五分の一で済むということをロンドン市内全体でやった、これは大変なものになります。