2019-04-03 第198回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
今の御説明をお聞きしながら、あるいは白波瀬参考人が終盤で語られた多様性というところに非常に重なるのかなというふうに認識をしました。
今の御説明をお聞きしながら、あるいは白波瀬参考人が終盤で語られた多様性というところに非常に重なるのかなというふうに認識をしました。
次に、白波瀬参考人にお願いいたします。白波瀬参考人。
白波瀬参考人から、社会の多様さの背景として、結婚時期や結婚に対する考え方などを例に、個人の生き方が多様化していることについての御指摘がありました。ただ、多様さの中身については検討が必ずしも十分でない部分があると思います。ともすると、価値観の多様性という言葉だけで他者との相違を放置したり、行き過ぎた個人主義に陥りやすいということについては注意しなければならないと思います。
東京大学の白波瀬参考人が述べられましたように、独り暮らしの世帯、母子世帯のあるいは被災者への気配り、そうした人たちへの社会的想像力を養うこと、お互いさまだというしなやかな互恵社会の構築が重要だと考えます。また、大阪大学の山内参考人が述べられたように、自治会活動やボランティア活動の取組の奨励は、地域の人々の信頼関係や社会的なつながりを強め、地域再生や雇用の創出にも効果があります。
○福島みずほ君 次に、白波瀬参考人にお聞きをいたします。 いただいた資料の中の「縮む中間層」といったことにすごく共感を感じていますし、先生がおっしゃっている所得再分配や、どうやって中間層をつくっていくかは、もう本当に必要なことだと思っています。 白波瀬さんが、下を引き上げ上を引き下げる、所得再分配のことを書いていらっしゃるんですが、所得再分配のためにとりわけ今何をしたらいいのか。
○田村智子君 最後に、白波瀬参考人に。 今のような意思決定過程に多様な人が入ると。これがなかなか、ずっと問題提起されながらうまくいっていないんですよね。
それでは次に、白波瀬参考人にお願いいたします。白波瀬参考人。