1974-04-26 第72回国会 参議院 農林水産委員会 第19号
そこで、資源の評価がどうかということでございますけれども、資源評価につきましては、サケ・マスについては、特に紅ザケと白ザケについてソ連側と日本側の科学者の意見が違っております。
そこで、資源の評価がどうかということでございますけれども、資源評価につきましては、サケ・マスについては、特に紅ザケと白ザケについてソ連側と日本側の科学者の意見が違っております。
そこで、本年もマス、白ザケ、紅ザケそれからマスノスケ、銀ザケという、それぞれのサケの種類につきまして資源の評価をやったわけでございますが、意見の一致したものもございます。
昨年は紅ザケでございますとか、あるいは白ザケ、マスというように魚種別につきましておのおの資源がどうだろうということをお互いが意見の交換をし合ったわけでございます。その中で特に昨年マスにつきまして非常に議論になりまして、といいますのは紅、白につきましては、これはソ連側でもそう再生産機構が破壌されるというようなことにはなっておらぬ。
でありますから、したがってソ連のほうは、白ザケよりもマスのほうを珍重するというような意味でマスというものに執着しておるのかどうなのか。この規制区域内における白ザケというものについては、母船式は今言ったような形でわざわざ逃がしているというような状況で必ず紅を主体にとる。採算の点からいって紅をとったほうがいい。こういうことでやっておるんだと思うんですね。
○政府委員(伊東正義君) 資源保存の問題でございますが、現在両国でやっておりますのは大体四億粒足らずでございますが、のものを、これは日本では白ザケでございますが北海道でやり、向こうは樺太、千島で放流を鮭鱒ばやっております。
第二番目は、紅ザケ、白ザケの回遊状況も非常に減少したのだから、これに対して北西太平洋におけるところの日本の沖取り漁業に対しては全面的禁止を要求しております。この二つに対しまして日本側はどういう反論をこれに対して与えたか、この点をまず一つお伺いしたいと思います。
年間昨年は五億粒をこしまするものを、そこで放流をいたしたのでございまするが、そういう成果が上りまして、昨年北海道へ上って参りまする白ザケが最近にない豊漁であったといいまするのも、これもそういう人工孵化放流の成果であろうと思います。これはく後ともわれわれといたしましては一そう拡充をいたして参りたい。明年度の予算におきましても施設の若干の増加を予算の上に計上いたしておる次第でございます。
生だ、白ザケ及び紅ザケにつきましても、沿岸と沖取りと両方加えて考慮いたしますれば、漸次資源の回復安定期に入ってきておると、そういうふうなことを考慮すれば、全体として来遊鮭鱒資源は豊漁であると考えるべきであると、こういうことを日本側は主張いたしておるのに対しまして、ソ連側といたしましては、今年は小さな豊漁年である、こういうことを申しておるのであります。
たとえば北洋のサケ・マスにいたしましても、サケ・マスの中でマス、白ザケ、紅ザケ、銀ザケ、それぞれ水温によって回遊の時期が違うのでございます。また日本海におきましてわれわれ対馬暖流の調査をいたしておりますが、アジ、サバの回遊も、対馬暖流の強さと、北から入って参ります寒流との交錯のいかんによって全く状況を異にする次第であります。
これは新聞で御承知の通り、サケ、マスという大幅な名前のもとに範囲を広げたいわゆる漁獲のベースをきめたのでありますが、向う側の要求は、今度はニシンはどれほど、白ザケはどれほど、マスノスケはどれほど、タラはどれほどと、北洋におけるところの漁獲に対して一々その名柄に対しての漁獲数量に対する制限要を求してきている。これに対して日本側の態度は十分に徹底しておらないようであります。