1947-12-04 第1回国会 衆議院 電気委員会 第17号
第二は火力發電用として石炭、特に適性炭を必要なる所に必要なる量をぜひとも確保したいというので、この點も關係方面とも連絡いたしまして努力をいたしておるような次第であります。次に自家用の火力發電所がございますので、これもこの際動員をしてもらう。そのためにはコストの補助も考えておるような次第であります。
第二は火力發電用として石炭、特に適性炭を必要なる所に必要なる量をぜひとも確保したいというので、この點も關係方面とも連絡いたしまして努力をいたしておるような次第であります。次に自家用の火力發電所がございますので、これもこの際動員をしてもらう。そのためにはコストの補助も考えておるような次第であります。
政府といたしましては、その動員の圓滑を期するために、發電用炭の配當については、電力用炭のほかに、經濟安定本部におきまして特別に配慮することになつておりまするし、また發電費につきましても、今般政府がその補助を行うことに決定いたしたのであります。ただいま所要の豫算上の措置を進めておるような次第でございます。
近畿地方の電力需給状況改善のため、火力發電用配炭擴充竝びに發受電施設の整備擴充による供給量の増大と電熱器の使用抑制竝びに專用電力の防止による需要調整の諸對策を急速實施し、電力需給の改善をはかられたい以上であります。
更に又發電用石炭の確保、或いは自家發電の應援というようなことについても、極力努力をいたしておる次第でございまして、大體現在のところ本年の末までには二十五萬キロワツト程度の火力發電力の囘復を計畫いたしておるのでございます。
このほかまた本州からの應援電力についても最大限度までの送電を實施するとともに、發電用の上質炭の確保、さらにまた自家用發電の應援等についても極力努力中でございまして、漸次この窮状は改善されるものと信じておるのでございまするが、他面需用の面におきましても、さらにくふう改善を加えて、その消費規正方法を適正化し、電力使用の合理化をはかりまして、需用供給の兩面から電力事情の緩和處置を講ずることといたしたいと考
發電用資材について申上げますならば、電力部門の電線需要量は、日本發送電及び九配電會社の發電設備、送變電設備、配電設備等の復舊、擴充補修用を含め、一・四半期當り約四千トンで、これに對しまして、配當量は第一・四半期八百トン、第二・四半期九百トンにすぎず、このうち關東配電配當量は第一・四半期百五十トンであります。これを關東配電の一・四半期當り需要量約五百トンに比べると、需要量の三分の一以下であります。
○落合專門調査員 關東地方電源増強に關する陳情書、陳情者、東京都電力協議會準備會代表、淺野榮次郎外十九名、今冬の渇水期における關東地方の電力を確保する對策として、火力發電用適正炭百三十萬噸を二十二年度下半期に本州中央部に即時配給し、火力發電運轉による電力不足の緩和をはかるとともに、發電設備増強用として、關東配電株式會社供給地區に對し、發電用銅線同變壓器の資材の配給を實施し、電力損失の輕減をはかられたい
また發電用の用炭等につきましても、火力發電設備の發電可能の範圍内まで、かりに石炭を供給するとすれば、二百五十萬トンからの石炭を必要とするのであります。しかしこれは下期の石炭生産状況から言つて、現在において第三・四半期七十五萬トン、第四・四半期六十六萬トン、計百四十一萬トンの割當を大體見込んでおります。
これに對してはいろいろな方策を立てておりますが、一つは設備の能力の點から、次は電力量を殖やすための發電用炭の配當の問題、そういのような供給力を殖やす面もいろいろ考えておるわけでありますが、その方面が豫定しておりますものもそう十分なものでありませんので、結局は需要電力の調整をやらなければ、この冬は乘り切つて行けないという見通しが立つのであります。
その主たる原因は、家庭における燃料、薪炭が得られないということに相成つておる結果ではありますが、ところが一方考えて見ますと、同じ一トンの石炭を火力用に、つまり火力の發電用に使うのと、これをガス會社に送つてガスにし、又コークスにいたしました效果から考えますと、つまり熱效率と申しますか、利用效率を考えますと、同じ一トンの石炭を火力發電に使われまして、電熱にこれを使われますならば、ガスに使われる效率の約四分
そして火力發電所へは良い石炭を頂くということを、これは安本その他當局の方へお願いいたしまして、實は本年度の石炭の割當は電氣料金の計算のときには、發電用炭として二百萬トンの割當を受けたのでありますが、そのうちに電力の方はこれを削られまして、百七十五萬トンに減らされたわけであります。
○古池政府委員 石炭をできる限り能率よく使用したいという私どもの考えにつきましては、御了解を願つたようでございますが、實際問題といたしましては、眞にやむを得ない方面に電力を送るがために、渇水期に必要とします發電用の石炭の入手に、私どもとしてはもつぱら努力をいたしておるような次第でございまして、これが良質炭を必要なる量入手するということ自體が、非常に困難な状態にあるのであります。