1948-03-20 第2回国会 参議院 財政及び金融委員会 第11号
只今出費の拂込金は減少いたしまするが、併しながら債券發行力を増加するということはないのであります。債券の發行これは豫定の通りにいたします。
只今出費の拂込金は減少いたしまするが、併しながら債券發行力を増加するということはないのであります。債券の發行これは豫定の通りにいたします。
先ほど私は一千四百億圓の現在の通貨の發行力においては、この通貨の面から見て、インフレイシヨンというものは懸念すべきものでないということを申し上げたのでありますが、戰前におけるところの通貨の發行力を中心として考えて見て、昭和九年から十一年の物價の基準量、すなわち主として米を考えてみて、現在の米の時價から考えてみますると、私は大體發行能力は物價の面から言つて一兆三千億圓くらいという厖大な數字になるのではないかと