1992-04-08 第123回国会 衆議院 土地問題等に関する特別委員会 第4号
現行の登記簿制度でも、乙欄に、銀行が融資しているとき、これを違約したとき日歩何銭の罰金を科すなんて長々と書いてございますが、あれこそまさにある意味ではプライバシーでございまして、それよりも一面ではもっと簡単な、幾らで買ったかという、厳正中立なことが保証した形で、幾らで売買されたかということをしっかりやった方がそのプライバシー、同じプライバシーならば、そっちの方が踏み込んでもいいんじゃないかと思っております
現行の登記簿制度でも、乙欄に、銀行が融資しているとき、これを違約したとき日歩何銭の罰金を科すなんて長々と書いてございますが、あれこそまさにある意味ではプライバシーでございまして、それよりも一面ではもっと簡単な、幾らで買ったかという、厳正中立なことが保証した形で、幾らで売買されたかということをしっかりやった方がそのプライバシー、同じプライバシーならば、そっちの方が踏み込んでもいいんじゃないかと思っております
議員御案内のように、我が国の不動産登記簿制度につきましては、個々の不動産の物理的な状況あるいはその取引関係あるいはその権利関係を登記して公示をするということによって国民の権利を保全しているものでございまして、そういう目的からいきますと、個々の不動産の取引価格ということを公示するということは、その制度趣旨、目的に照らしまして難しいというふうに考えております。
○枇杷田政府委員 現在の登記簿制度の場合におきましても、登記用紙の抜き取りとか改ざんとかという不正事件が残念ながら起きております。
を持つものだと説明しても、あるいはそういう新しい登記制度だと説明しても、どちらでもいいと思うのでありまして、これはあとは説明する人にまかしておけばいいことで、個々の問題としては、今考えられているそういう制度がいいのか悪いのかということを考えればいいのでありまして、あとの性格は、また学者がいろいろ議論するだろうと思いますが、それはそういう人にまかしておけばいいのであって、それだからといって、今度の登記簿制度
そこで、たとえば今の台帳制度と登記制度というものは確かに私は不合理があると思うので、いろいろな形で今の登記法は改正しなければならないと思うのですけれども、登記簿制度と台帳制度は目的が違いますから、それを一致させなくてもいいのじゃないかと思うのです。たとえば、所有者の場合を考えてみますと、今の制度ですと、まず台帳に所有者の氏名を載せます。