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41件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1979-05-26 第87回国会 参議院 内閣委員会 第11号

で、その後、元号制度は、憲法が発布されましたときに、憲法と同時に制定された皇室典範によって確認されて、登極令によって具体化されて敗戦の日まで続いたわけです。この一世一元元号制度が、天皇の詔によって制定され、皇室典範によって確認され、皇室令によって具体化されたということは、その法的性格を考える場合に注目しなければならないことだと思います。

長谷川正安

1979-05-26 第87回国会 参議院 内閣委員会 第11号

また政府説明の中で、「元号制度については、旧皇室典範及び登極令廃止されて以来法的根拠」がなくなったとありますが、いわゆる新しい憲法のもとでは、旧憲法下における主権者としての天皇制が否定をされ、いわゆる象徴天皇になり、一世一元制国民主権のもとに廃止されたのであるこの事実を私どもは忘れてはならないと考えます。  

丸山康雄

1979-05-08 第87回国会 参議院 内閣委員会 第7号

しかしながら、元号制度については、旧皇室典範及び登極令廃止されて以来法的根拠はなくなり、現在の昭和は事実たる慣習として使われている状態であります。  したがって、元号制度として明確で安定したものとするため、その根拠法律で明確に規定する必要があると考えます。  今回御提案いたしております法律案もこのような趣旨によるものであります。  次に、法律案内容について御説明申し上げます。  

三原朝雄

1979-04-27 第87回国会 参議院 本会議 第13号

明治元年改元詔書行政官布告によって一世一元が確立され、明治政府は、さらに明治憲法皇室典範の中でこれを法制化し、続いて登極令にも盛り込んだのであります。この明治憲法において、天皇は、「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇ヲ統治ス」という理念のもとに、国家の主権者として位置づけられ、統治権を認められていたわけであります。

和泉照雄

1979-04-27 第87回国会 参議院 本会議 第13号

しかしながら、元号制度については、旧皇室典範及び登極令廃止されて以来法的根拠はなくなり、現在の昭和は事実たる慣習として使われている状態であります。  したがって、元号制度として明確で安定したものとするため、その根拠法律で明確に規定する必要があると考えます。  今回御提案いたしております法律案も、このような趣旨によるものであります。  次に、法律案内容について御説明いたします。  

三原朝雄

1979-04-24 第87回国会 衆議院 本会議 第20号

しかしながら、元号について、旧皇室典範及び登極令廃止されて以来、法的根拠を失い、現在の元号である昭和は、事実たる慣習として使用されているものであります。したがって、昭和の次の元号を、だれがどのような場合に定めるかについての規定がないのであります。政府元号に関する世論調査によれば、日常元号を用いている者が約九割に上り、また、将来にわたり元号の存続を望む者が約八割に達しているのであります。

竹中修一

1979-04-24 第87回国会 衆議院 本会議 第20号

かつての一世一元制元号制度には、行政官布告、旧皇室典範登極令など、法律上の根拠がありました。しかし、昭和二十二年、明治憲法にかわって日本国憲法施行されると同時に、旧皇室典範登極令廃止され、新しい皇室典範からは元号に関する規定が削除されました。また、行政官布告についても、その法的有効性に疑義が生じているなど、元号法的根拠は実際上失われてしまったわけです。  

青山丘

1979-04-20 第87回国会 衆議院 内閣委員会 第9号

しかしながら、元号について、旧皇室典範及び登極令廃止されて以来、法的根拠がなくなり、現在の昭和は、事実たる慣習として使用されている状態であります。  このような事実を踏まえるならば、元号は将来にわたり制度として存続させるための方策をとるべきことは当然であります。  元号を将来にわたって存続させるために、だれがどのような場合に改元を行うかを明確に定める必要があります。  

唐沢俊二郎

1979-04-19 第87回国会 衆議院 内閣委員会 第8号

○八百板委員 登極令というのはここにありますから、私もわからないところが多いけれども、ずっと見てみましたけれども、私の聞きたいのは、なかなかわかりにくいのですが、儀典の問題です。  儀典を扱っておられる方おいでだと思うのだけれども、いろいろなのがありますが、たとえば前の質問でも神様になる式だというふうな話もありましたけれども、その辺のところですね。

八百板正

1979-04-17 第87回国会 衆議院 内閣委員会 第7号

これは大正天皇崩御されまして現天皇即位の式を挙げられますまでの、まあ約一年余ございますが、この主要行事について、旧皇室典範並びに旧皇室令でございます旧登極令あるいは旧皇室喪儀令、こういうものによって定められております。  即位、つまり践祚という言葉が旧皇室典範にはございましたが、皇位継承があった、直ちにいわゆる践祚の式というものが行われております。  

富田朝彦

1979-04-13 第87回国会 衆議院 内閣委員会 第6号

明治憲法下では登極令枢密顧問に諮詢してやることになっておりまして、枢密院に出すもとは漢学者なんかがいろいろ選んだようでございますけれども、非常に秘密に行われたわけでございます。いまはそんなに秘密にする必要はないわけで、意見をいろいろ広く聞いてやられる――余り時間をかけるのがいいかどうか問題がございますけれども、広く意見を聞かれることはいいと思います。  

林修三

1979-04-13 第87回国会 衆議院 内閣委員会 第6号

山本(悟)政府委員 大正天皇が御崩御になりましてから御即位礼までの主要な儀式でございますが、践祚ないし御即位関係につきましては旧登極令それから御喪儀関係につきましては旧皇室喪儀令というものにそれぞれ規定が設けられていたわけでございます。その点、ただいま先生指摘のとおりでございます。  

山本悟

1979-04-13 第87回国会 衆議院 内閣委員会 第6号

それから、いまの、大正になったときと昭和になったときは、これは例の登極令で行われました。登極令では、御承知のように践砕の際に変えると書いてあります。践祚の際に変えると書いてございましたから、非常に急にやったわけでございますね。  それで、一世一元というものを、いわゆる実質的な一世一元と申しますか、それを非常に厳格に言えば、践祚のときにやるというのが一つのたてまえだろうと思います。

林修三

1979-04-11 第87回国会 衆議院 内閣委員会 第5号

鈴切委員 戦前においては、元号法的根拠は、明治元年の九月八日の詔書行政官布告第一号、旧皇室典範登極令等でありますが、これらの諸法令は、新憲法施行に伴い廃止されたと考えてよいのか、あるいは行政官布告は正式には改廃されていないため依然として効力を有しているという解釈もありますけれども、この点については、政府はどういうふうにお考えになっていましょうか。

鈴切康雄

1979-04-10 第87回国会 衆議院 内閣委員会 第4号

山本(悟)政府委員 元号につきましてはこれまた御案内のとおり、旧皇室典範の十二条に「践昨ノ後元号建テ一世ノ間二再ヒ改メサルコト明治元年ノ定制従フ」という規定と、それから旧登極令の第二条に「天皇践昨ノ後ハ直二元号改ム」、こう規定されていたわけでございますが、こういった明治憲法下の場合におきましても、改元に関しますことはいわゆる宮務ではございませんで、国務といたしまして内閣が取り扱ってきたところでございます

山本悟

1979-04-10 第87回国会 衆議院 内閣委員会 第4号

明治憲法下におきましての元号につきましては旧登極令の第二条に勅定する旨が決められている、それから一方追号皇室喪儀令というところの第二条に決められているというような、それぞれ皇室令といたしましても根拠が違う、こういうような形でございまして、必ずしも追号元号に連動するというような制度には定められていなかった、かように思っておるところでございます。

山本悟

1979-03-20 第87回国会 衆議院 内閣委員会 第2号

しかしながら、元号制度については、旧皇室典範及び登極令廃止されて以来法的根拠はなくなり、現在の昭和は事実たる慣習として使われている状態であります。  したがって元号制度として明確で安定したものとするため、その根拠法律で明確に規定する必要があると考えます。  今回御提案いたしております法律案もこのような趣旨によるものであります。  次に、法律案内容について御説明申し上げます。  

三原朝雄

1979-03-16 第87回国会 衆議院 本会議 第15号

しかし、一世一元を明確にした明治憲法においては、その第一条で天皇統治権を認め、それに伴い、旧皇室典範登極令、明治元年九月八日の詔書行政官布告第一号等根拠として元号が明記されてきたのであります。したがって、明治憲法時代と現憲法下においては基本的な考え方の違いがあることは当然であろうかと思いますが、今回法案提出に当たっての元号の基本的な考え方について、総理の御認識をまずお伺いいたします。  

新井彬之

1979-03-16 第87回国会 衆議院 本会議 第15号

戦前におきましては、登極令におきまして元号の問題が取り上げられており、あるいは追号の問題は皇室喪儀令に分かれて取り上げられておった。戦前でもそうでございます。そういうことでございますので、戦前におきましても、いま申し上げましたように、追号元号とは制度的に関係がないものと承知をいたしておるところでございます。  

三原朝雄

1979-03-16 第87回国会 衆議院 本会議 第15号

しかしながら、元号制度については、旧皇室典範及び登極令廃止されて以来法的根拠はなくなり、現在の昭和は事実たる慣習として使われている状態であります。  したがって、元号制度として明確で安定したものとするため、その根拠法律で明確に規定する必要があると考えております。  今回御提案いたしております法律案もこのような趣旨によるものであります。  次に、法律案内容について御説明申し上げます。  

三原朝雄

1977-10-25 第82回国会 参議院 内閣委員会 第2号

説明員藤巻清太郎君) お尋ねの件は、恐らく旧登極令に出ております皇位継承の、崩御の後の比較的近い期間に皇位継承を、まあしるしとして行われる儀式に関連するものでないかと思いますが、いま先生おっしゃいましたこの剣璽というものは、宗教という点についてはまだわれわれ研究するところがあると思いますが、仮に、その際の過去の例によりましても、剣璽渡御という儀式がございますけれども、これは新帝の前に剣と曲玉を置

藤巻清太郎

1977-10-25 第82回国会 参議院 内閣委員会 第2号

で、ただいまのお話即位の礼と大嘗祭は、これはいわゆる旧皇室令登極令に載っておるところでございますけれども、これは新帝即位をされる時期は、やはり過去の例によりますと、一定の喪といいますか、諒闇といいますか、そういったものが終わった後、そしてその大嘗祭はさらにその即位の礼が終わった後で行われる儀式でございます。

藤巻清太郎

1976-10-28 第78回国会 参議院 内閣委員会 第3号

そこで、続いて伺いますけれども、政府元号制度内閣告示によって存続さしていく、こういう考え方に立っていく場合に、まず宮内庁の方へお聞きしたいんですが、古い廃止された皇室典範あるいは登極令これによると一世一元という調度が制度化されていたわけですね、皇室典範なり、あるいは登極令によって。

野田哲

1976-10-28 第78回国会 参議院 内閣委員会 第3号

野田哲君 今度、いま説明のあったような手順によって必要な時期に告示をすると、こういうことであるようでありますけれども、この考え方というのは、旧憲法下では皇室典範、それから登極令これに定めてあった一世一元、こういう制度があったわけですが、この根拠となった旧皇室典範登極令はいま消滅をしておりますが、やはり旧憲法下皇室典範なり登極令に定めてあった一世一元という考え方を踏襲をする、こういう考え方に立

野田哲

1975-05-08 第75回国会 参議院 内閣委員会 第8号

なお、あの答弁は十分ではございませんで、先ほど野田委員からお話がございました登極令によりますと、内閣内閣案をつくりまして、そして枢密顧問に諮問をし、そして詔書をもって公布する、そして内閣告示によるというのが前例でございます。ただ、この登極令はいまございませんし、法制上の根拠はございません。前例によるとしますならばということで申し上げたのでございます。

植木光教

1964-03-13 第46回国会 衆議院 内閣委員会 第9号

これはっとに御承知のとおりに、一世一元というのを定めました例の明治元年行政官布告に続きまして、皇室典範なり、あるいは登極令の第三条に規定がありましたが、これがなくなっておりまして、将来どうするのかという問題があることもまた事実でありますが、それらの問題につきましては、やはりかなり基本的にいろいろなことを考え合わせて決定をしなければならぬと思いますので、それはただいま総務長官仰せのとおりに、今後とも

高辻正巳

1961-02-16 第38回国会 衆議院 内閣委員会 第4号

この件につきましては、ただいま受田先生もお触れになりましたように、かつて内閣委員会でございましたか、非常に詳しい御質問を私自身が受けたことがございますが、重ねての御質問でございますので御答弁申し上げますと、御承知のように旧皇室典範や、さかのぼりましては太政官布告、それから関係のある法令としては登極令元号のことが規定されておりました。

高辻正巳

1950-02-28 第7回国会 参議院 文部委員会 第7号

登極令二條と第三條とにこれに基いての規定がございましたのでありますが、新典範制定に当りましては、元号皇室典範中に規定せらるべき事柄ではないという見解の下に、旧皇室典範第十二條に相当する規定は設けられておらないのであります。尚申添えますと旧規定のありました当時におきましても新しい元号を定めます場合には、これは国の事柄として内閣総理大臣以下国務大臣が副署をいたしました。

林敬三