第二に、この問題についてスターングラス教授がかつて同様趣旨の発言をしたことがありまして、これを契機として行われたペンシルバニア州保健省の調査によれば、原子力発電研から約十マイル以内の胎児、幼児の死亡率は、州全体と比べ統計的に有意な差がないとの結果がはっきり得られておりますし、その発表に際し、同州保健省疫学部長は、スリーマイルアイランド事故程度の低線量では影響はあらわれないであろうと、はっきり言っております
火力発電研で、やっているあの燃やし方を小さなボイラーでもできないかどうか、そういうことが簡単に可能であるかどうかというデスカッションをする必要がある、従って今日政府が出されているこの対策というものは一口に言うと、あまりにも局面を急いで解決するということにきゅうきゅうとせられた結果、長い間の対策というものが十分織り込められないところに問題があるのじゃなか。