2018-02-21 第196回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第3号
原子力発電所運転の安全性を担保するために法改正が行われ、新規制制度運用開始が二〇二〇年に迫っております。 昨年、本調査会にて、日本で行う検査制度として、現在成功している米国のリアクター・オーバーサイト・プロセス、すなわちROPを一旦そのまま日本に導入すること、経験を積んでブラッシュアップしていけばよいのではと提案をさせていただきました。
原子力発電所運転の安全性を担保するために法改正が行われ、新規制制度運用開始が二〇二〇年に迫っております。 昨年、本調査会にて、日本で行う検査制度として、現在成功している米国のリアクター・オーバーサイト・プロセス、すなわちROPを一旦そのまま日本に導入すること、経験を積んでブラッシュアップしていけばよいのではと提案をさせていただきました。
ここでちょっと一点確認をさせていただきたいんですけれども、今まで住民から電力会社に対して全国でいろいろな原子力発電所運転差止め請求訴訟あるいは仮処分の申立てが行われていると思うんですが、原子力規制委員会が何らかの形で訴訟に関与したことは、この高浜原発事件、川内原発事件も含めて、ないというふうに理解しておりますが、間違いないでしょうか。
それを廃炉が進むような原子力発電所、運転するところでもいいんですけれども、オンサイトで進めていくというやり方をとることが、現実的には問題を解決していくための唯一の政策なんじゃないか。 総合しまして、いずれについても、前向きな形で、しかも現実的な改革を進めながらエネルギー政策を総合的に展開していかないとコストの問題は解消できない、そういうことを感じます。
ただ、発電所運転開始まで長く掛かるから環境アセスを無視しろなんということは一言も申し上げておりませんし、そんなことをいとも思っておりませんので、そういう引用の仕方は御遠慮いただきたいというふうに思います。私は環境アセスは大事だと、環境配慮の意識を高めていくことは極めて大事だということを明確に申し上げております。
また、BWRや火力発電所の配管の肉厚管理の状況、発電所運転中の作業員の安全確保対策、原子力発電所の高経年化に対する指摘への対応など、時間の関係で御説明できなかった事項も中間取りまとめに含まれておりますので御認識いただきたくお願いいたします。 以上で私からの御説明を終わらせていただきます。
また、発電所運転中の作業員の安全確保対策あるいは原子力発電所の高経年化に対する指摘への対応、こういったこともこの報告書ではまとめておりまして、ただ、本日、時間の関係がございまして御説明できませんでしたが、お配りいたしました報告書をごらんいただければおわかりいただけるかと思っております。この辺をどうぞ御認識いただくようによろしくお願いいたします。
それで、通常の原子力発電所運転中に起こりますいろいろなトラブル、事故というものは、過去の経験においては外部に対して放射能で影響を与えるような事故は一回も起こしておりませんので、そういう意味では過去の事故ではそういった事態にはならないんじゃないかと思うんですけれども、例えばアメリカで起こりましたスリーマイルアイランドの事故なんかは、あれは相当重大な事故ですし当然対象になるんじゃないかとは思いますが、これはちょっと
例えば、使用済み燃料の中間貯蔵問題は、発電所運転確保の側面からのみではなく、核燃料サイクル、再処理の観点、核燃料サイクル政策推進と不即不離の関係にある放射性廃棄物処分問題と一体として検討してもらいたい、こういうことも述べていらっしゃる。これは非常に大事な点だと思います。 また、持ち出してほしい理由は、膨大な高レベル、低レベルの放射性廃棄物を抱え、この問題処理に大変苦慮しているということが一つ。
使用済み核燃料の中間貯蔵問題は、目先の発電所運転確保の側面からのみではなく、核燃料サイクル、再処理の観点、そして核燃料サイクル政策推進と不即不離の関係にある放射性廃棄物処理問題と一体として検討をしていただきたいと思います。 そこで、参考までに東海村の放射性廃棄物の現状について紹介しておきます。
○吉井委員 ですから、現在、神戸製鋼の場合には二酸化炭素の年間排出量についていえば六十三万トン強、これが発電所運転開始になりますと二百六十三万トンというふうになるわけです。 そうすると、COP3では二酸化炭素を六%削減すると約束した日本なんですが、神戸製鋼神戸製鉄所のIPPで二酸化炭素の排出量が四・二倍、あるいは若干プラスアルファということを考えますと約四倍ですね、約四倍ふえる。
それから二つ目に、発電所周辺における硫黄酸化物の濃度についても発電所運転開始前と後では変化が生じていないということだったと思うんですけれども、つまり御坊火力発電所が梅枯れの原因とは言えないという答弁だったと思うんですが、今も通産省はこういう御認識でしょうか。
同センターは、加圧水型の原子力発電所運転員養成のため、昭和四十七年に設立、四十九年から訓練を開始しており、原子力発電所を運転するために必要な知識の習得、運転の基本を守りながら、通常時や事故時に正しく対応できる技能の向上、安全確保の重要性と自分の置かれた立場を認識し、基本動作を徹底させる意識の高揚を目標に、初心者からベテラン運転員まで目的に応じた各種訓練コースを設置し、各方面からの要請にこたえております
このスタティスティックスの数字を読みますと、現在原子力発電所運転中のものが四百二十五基、そして計画中のものも含めますと六百基に上るわけでございます。
しかし、委員も御承知のとおり、例えば国内における原子力発電所の事故について、先ほど原子力発電所運転管理というので社団法人の火力原子力発電技術協会に事故発生回数を照会いたしましたところ、約四百七十八の事故並びに故障が報告をされているような実情でございますから、今後とも安全性が確実にこれが保障され、そして廃棄物処理というものの安全な処置ができるまでは新しいものはつくらない方がいい、こういう考え方で臨んでおります
○説明員(山本欣市君) アメリカにおきまして、一九八〇年ごろアメリカの古い炉でございます銅の含有率が〇・三%以上のものにつきまして特に中性子脆化の問題ありというようなことでございまして、我が国におきましても、そういうような意味から各発電所ごとの銅の含有率、これは母材、溶接材両方調べでございますが、いずれにいたしましても〇・二%以下というようなこと、それから原子力発電所運転中に試験母材を入れまして、それによりまして
これは日本の原子力発電所、運転しているやつで割りますと、一炉につきまして平均〇・六件、この程度が事故の件数でございます。
○平田説明員 セシウムの問題につきましては、何しろあの測定が線源の出どころを見つける緊急のものであったこともございますので、今後また精密な土の測定をしてみなければ軽々な判断はできないと思いますが、過去の問題につきましては当然、先生御指摘のように、原電敦賀発電所運転開始以来にさかのぼってよく調べてみたいと考えております。
○説明員(平田辰一郎君) いまの事故隠しの問題、あるいは事故の情報の伝達の問題でございますが、御承知のように、昨年大飯発電所運転再開に際しまして、運転管理専門官を臨時に置くという措置がとられ、以後逐次臨時の措置として運転管理専門官が各発電所に置かれるようになりました。
それからまた特別保安監査ということで各発電所——運転中あるいは大飯発電所等でございますが、立ち入りをいたしたところでございます。