1947-10-14 第1回国会 衆議院 国土計画委員会 第17号
保安林選定方法の改正(森林法の改正) ト、防災林(防潮、防雪、防風)の増強 チ、計畫による適量伐採(濫伐制限に關し森林法改正) リ、開拓優先の現行制度の檢討(自作農創設特別措置法改正) ヌ、流況変化の調査と計畫洪水量の再算定による河川改修計畫の訂正 ル、蛇行形河流の矯正と所要河川敷地建物の収用または疎開 オ、堤防上の植樹と耕作の制限または禁止 ワ、許す限りの川幅擴張と遊水池の設置 カ、開拓(農林)発電
保安林選定方法の改正(森林法の改正) ト、防災林(防潮、防雪、防風)の増強 チ、計畫による適量伐採(濫伐制限に關し森林法改正) リ、開拓優先の現行制度の檢討(自作農創設特別措置法改正) ヌ、流況変化の調査と計畫洪水量の再算定による河川改修計畫の訂正 ル、蛇行形河流の矯正と所要河川敷地建物の収用または疎開 オ、堤防上の植樹と耕作の制限または禁止 ワ、許す限りの川幅擴張と遊水池の設置 カ、開拓(農林)発電
それらの陸海軍の軍需工場にダムをつくつて大発電所を起し、相當量の電力を供給することを主たる目的としてダムの計畫をなされました。川崎村竝びに富岡村両村の農民は、簡単にこれには應じなかつたのであります。数囘にわたつて農民大會あるいは村民大會を開いて、この内務省の仙台出張所の御計畫に對してその意思を飜えさすために地方の大きな社會問題化したのであります。
少し言い過ぎかも知れませんけれども日本で今まで砂防工事じやありませんが、水力発電の堰堤を相当にやつております。これは私この間も黒部川に參りまして堰堤を視て來たのでありますが、黒部川上流のような土砂崩壞しない堰堤ですら土砂が埋まつております。それの殆んど甚はだしいものは八〇%それから少いものでも六〇%くらいは埋まつております。
渇水期に至りますと、水力発電はずつと落ちまして、三百十二万キロワツトくらい、それに火力発電が八十四万キロばかりございまして、三百九十六万キロくらいしか供給力はございません。
次に、現下の電力事情の困難は、発電設備の荒廃による発電力の減少によると同時に、燃料対策の貧困に基くところの一般家庭電氣の需用増加による消費の増大によることが、きわめて大であります。現在の電力の消費量は、戰時中の昭和十八年の状態にまで近づかんとしておるところの状況であります。
敗戰後の石炭不足と火力発電所の賠償等によりまして、今日日本における唯一の動力源は、水力電氣の最高度活用以外にその途はないのであります。この消耗することなき水力電氣こそ、石炭動力に代りまして、わが國経済復興の中心となるべきであります。
さらに二十箇所、百四十万キロの火力発電所が、賠償の指定を受けたのである。今にして電力問題解決の大方針を確立し、これに超重点を指向しなかつたならば、産業の再建も、文化日本の建設も、断じて不可能であると私は信ずるものである。現在のごとく石炭問題にのみ重点を指向し、これにまさるとも劣らない電力問題を等閑に附するということは、あたかも木によつて魚を求むるようなものである。
それからもう一つは電化の問題でございまするが、これも現在信濃川の発電をいたしまして、そうしてその電源によりまして、できる限り電化を実行するということによりまして、石炭の節約が半減以下になるという計算が出ております。
その他マンガン鉱山といたしまして有名であるところの長者鉱山外二鉄山並びに発電所五ケ所を有しております。特に強調したいのは八代郡の五ケ庄の斧鉞の入らない欝蒼たる数万町歩の原始林がその奥地に開地を持つているのであります。 次に加久藤線は本縣と宮崎縣、鹿児島縣を繋ぐ縣道き人吉を基点といたしまして、加久藤を経まして飯野に至り、一つは吉松に延びて三縣を縱断しております。
國営治山治水の実施、森林治水事業を根幹として森林地域にダムを設けて発電用水等の便に資すると共に、一貫した砂防工事、河川改修を國営で行い、営林監督の徹底した施業案を編成いたしまして、間伐と除伐を大規模に計画し、植林を伴わない伐採を禁止いたしまして、造林未済地に命令又は官行造林を行い、禿山を皆無にする方策を取ることであります。第四は、山林種苗の確保であります。
戰争によつて、火力によつて、日本がこのような惨状になり、残されたる耕地、発電所、いわゆる電気、そういうものがかすかに我々が頼りにしておつたのが、今度一挙にしてなくなりました。誠に天の業に対して勿論我々がこの試練を受けることが当然であるといたしましても、私達は感慨無量のものがある。この機会において、このような惨禍をなくするためには恐らく全國民は、全知全能を搾るのでありましよう。
そこで石炭も三千万トンで頑張つておつて呉れますが電氣も電氣從業員に大いに頑張つて貰つて、そうしてできるだけの努力をして貰つて、少しでも多く発電量を殖やさなければならない。こういうことでございますから、電氣を石炭と同じように超量点産業として、政府で取扱つて頂きたい。その資材は爆撃を受けたり又電氣を使い過ぎて非常に壊されたりいたしておりますのを早く復旧するために資材が要る。
付託事件 ○日本発送電株式会社水力発電工事に 関する請願(第百十号) ○水利使用料金の増徴に関する陳情 (第三百二十八号) ————————————— 昭和二十二年九月二十九日(月曜日) 午後一時三十二分開会 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○今冬渇水期における綜合燃料対策に 関する件 —————————————
○委員長(佐々木良作君) 一般的な説明は以上のことで終了したわけでありますが、この一般的な説明に対しまして、最初の発電並びに配電、発電並びに電力の配当計画から始めて現在までのすべての説明に対しまして、自由な御質疑をして頂きたいと思います。質問がありましたらどうぞ。
勞務能率のうちの一つは食糧問題、現在においては政府の直配といたしまして、一日一人當り約二合の加配米が出ておるのでありますが、これは日發に籍のある者に對してだけ出ておりますので、直雇の人夫などに對しては出ておりませんから、各發発電所で毎日顔を竝べて仕事をしております場合には、不公平を來しますので、その二合を兩方にわけ合いまして、職員の方は一合五勺程度、人夫は一合程度のものを現在配給しておるのであります
そこで經濟安定本部でやつておりまする資材の配給計畫等につきましても、発電所の修理復舊には實は最重點をおいておるのでありまして、今年の電力用の資材としては、鋼材の二萬八千トン、セメント二十四萬トンというものが、かりに割當てられておるのであります。補修用としては鋼材が水力で五百トン、火力で八千トン、計八千五百トン、セメントが水力で四萬トン、火力で一萬トン、計五萬トンというものを豫定しております。
かつて私が存じておりますことは、鴨緑江水力発電では、あの鴨緑江でさえ、人力でせき止め得たことを私は聞いております。その点を思いますれば、これくらいのことはせき止められないことはない、復旧することは十分の成算があるということを申し上げておきたいと思うのであります。 それから、このせき止めに関しての資材はどういうことにしたか。
それから尚供給規定につきましてさつき契約を變えたらということなんですが、供給規程というものが電氣が一ぱいあるときに相應したように今までの供給規程ができておつて、何キロワツト年中やりますと大きく構えておりますが、實際はそれはいかん、むしろ今の日本であるならば、電力を増加するとしても、それは理想としてすべきではありますけれども、急場のことではできないというような状態に照しまして、発電力が冬でも年中ずつと
從つて電氣會社の電氣が十分來ないから、自分の方の火力発電を動かしてやるということは、炭鑛業者としては、その経費が一番問題になるのであります。 次はこれはある程度電力用炭のわくの中で配當することも考えられるわけであります。
第二点の農村電化と工業化につきましては、郡を單位に籾殻その他を燃料とする二三ケ所の自家発電所を設置するのであります。石炭不足の折から石炭を補い、その火力は石炭同樣でありまして、その焚き殻や灰は肥料の補いとなるのであります。農村副業といたしまして叺、疊、繩等の製造を工業化しますれば、この副業の收入大なるものがあるのであります。
ところで、かくのごとく石炭、銑鉄、鋼材のごときは、やや好轉したようなこの時におきましても、五月においては、このとき既にもつと下つていたのを、先月に比較して、火力発電が二〇・五%減、セメントが四・五%減、石けんが三六・五%減、マッチが一四・七%減という、驚くべき事実が現われているのである。いかに他産業を犠牲にし、そしてこの石炭、鋼材、銑鉄に有利に導いたかがわかる。
ただ僅かに水力電氣の発電に関する点におきまして触れておられますけれども、我々はこの敗戰後におけるところの経済復興の重点をなすのは、國土の復興と、戰災都市の復興と、こうした大きな面におけるところの底辺の復興をしなければならんということを痛感するのであります。
更に又この冬の電力危機が憂慮されておるが、この点に対する対策はどうかというような御質問がありましたが、この冬におきます電力需給の見通しといたしましては、全需要に対し電力制限を行うことなくその供給を確保するためには、大量の火力発電用炭を年間凡そ四百万程度、而もその大部分が帆足君御案内のように第四四半期に集中的に需要されておるのでありますが、これをば必要とするのでございまして、極力発電用炭の確保を図る方針