2020-03-19 第201回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
熊本県の農業研究機関や大学の専門家の指導を受けて、質の高い発酵飼料づくりを目指しているところであります。地域の一帯は畜産酪農が盛んでありますので、需要は旺盛であります。
熊本県の農業研究機関や大学の専門家の指導を受けて、質の高い発酵飼料づくりを目指しているところであります。地域の一帯は畜産酪農が盛んでありますので、需要は旺盛であります。
こうした中で、牧草等の粗飼料の自給率につきましては、二十五年度の七七%から三十七年度には一〇〇%に引き上げることを目標といたしまして、具体的な施策として、草地基盤整備や優良品種の活用等による生産性の向上、水田を活用した稲発酵飼料、稲WCSでございますが、青刈りトウモロコシの生産拡大等の取組を実施しているところでございます。
当方で実施しましたエコフィードの製造業者からの聞き取り調査結果によりますと、エコフィードの販売価格でございますが、乾燥飼料につきましてはキログラム二十五円、サイレージ飼料と呼んでおりますが、発酵飼料ですと二十七円、リキッド飼料になりますとキログラム六円ということになっておるところでございます。
食品残渣というのは傷むので、発酵飼料にしております。そういう仕組みをつくっていけば安定した餌がつくれます。非常に短期的に、五年という間にこれだけの成長をしていくというのはすごくすばらしいなと思っていますし、松永さんとはその五年以上前に会って、これからは食品残渣か国産飼料だろうという話は、前から思っておりまして、そういうことで、すごく称賛できるなと。
それを優先しつつ、その生産調整を行う場合は、未達成とか未達成地域に、補助金カットだとかこういうふうなやり方ではなくて、今もちょっと紹介がありましたけど、転作作物の条件を思い切って有利にして、農家が自主的、自発的に選択できるようなそういうやっぱり方向が必要だということと、加えて、水田、稲作が適している我が国の条件を生かして、今話もあったけれども、家畜用のえさにできる発酵飼料の稲ですとか飼料米とか、こういう
そういう中で、水田を生かして、茎や葉も丸ごと家畜用えさにできる発酵飼料の稲や飼料米の実用化というところでもって取組を進めていくということ、これは大いに進めていくべきことだと思うわけです。そういったことも含めて、やっぱり本当にそれをやるためにはある程度補てんも必要だということですから、価格の保障ということですよね、そういうことも重ねてやっていけるようにすべきだと。
今、肥育では発酵飼料でやっておりますし、発酵剤を使ってもみ殻のまま飼料化する、そういう技術に本格的に農林省が取り組んでいただいて、そして全国に普及させるとすれば水田が一番だと、連作障害はないし。ほかの飼料作物は連作障害が出るわけです。非常に結構なことですからぜひともお願いします。
今度はえさの問題と関連をして、豚の血液を発酵をさせて発酵飼料をつくろう、こういうことが計画をされている。そして豚全体が、皮も毛もそれから臓物も骨も血液も何もかも活用していこうという、尿もそうですね、土地に還元していく、そういう努力をしているときに、これがなかなかできないような状況にある。
なお、また、別に東大の農学部の亀高先生に、「アルコール廃液の濃縮物添加稲わら発酵飼料の価値に関する研究」というようなテーマで、四十七年以降ずっと研究費を出しまして研究委託をしてまいったわけでございます。
私も工場は見なかったのですが、このバガスの発酵、飼料化というものはどういうふうになっておるか、畜産局長、もしわかっておるなら、その点を聞かしていただきたい。
いわゆる有機合成事業というものは、昭和十七年に、戦時中でありますが、通産省に有機合成事業委員会というものができまして、木材を発酵させて糖化させるとか、アルコールを取るとか、あるいはその他のもので合成樹脂を取るとかいうような研究も日本で進んでおりまして、今では日本でもすでに、野口研究所、北海道庁、目黒の林業試験所等で入っており、千七百万円くらいの予算ですでに発酵飼料というものができつつあるのです。