1970-07-21 第63回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第1号
そこで、一方、北海道対関東との間の貨物輸送の逼迫というものは相当ひどいものがありまして、北海道向け貨物の受託停止あるいは発送停止というような事態も少なくなく、そのために一般の荷主の方にも非常に御迷惑をかけている実情でございます。したがって、この北海道対関東の間の貨物輸送の隘路に対する打開の一つの方法としても、この室蘭港を積極的に活用する方途はあるんじゃないかということでございます。
そこで、一方、北海道対関東との間の貨物輸送の逼迫というものは相当ひどいものがありまして、北海道向け貨物の受託停止あるいは発送停止というような事態も少なくなく、そのために一般の荷主の方にも非常に御迷惑をかけている実情でございます。したがって、この北海道対関東の間の貨物輸送の隘路に対する打開の一つの方法としても、この室蘭港を積極的に活用する方途はあるんじゃないかということでございます。
それから青函間の関係で発送停止がいつも長過ぎるというのです。
現に昨年三月から四月にかけまして雨天が続いたために、この未おろし車が構内に累積して、もうどうにもこうにも処置がつかなくなり、一時汐留向けの貨物は全国的に発送停止という措置がとられて、われわれはまことに残念に思ったのであります。雨天が続いてさえこのようなありさまでありますから、まして大型車が規制されたような場合の大混乱は、思い半ばに過ぎるものがあります。
これは労働争議の一般情勢でございますが、輸送関係につきましては、争議発生の当初において新潟電鉄通運の取扱いとなります争議区間各駅着の貨物は受託及び発送停止の手配をいたしましたが、誤扱いとなって相当の到着がありましたので、これらの貨物は着駅の変更または荷受人の変更または直荷主の直取りで処理をいたしました。最近に至りましては、これら事故貨物はございません。
また貨物の輸送については、十一日は四国発本土行きの貨物の受託、発送停止を行いましたが、十二から十四日まで四割減、十五日より十九日まで二割減でございますが、二十日より所定のダイヤに直る見込みでございます。