1996-02-16 第136回国会 衆議院 建設委員会 第3号
ここで言っていることは、非常に大事なことが実は二つあるんですけれども、一つは、「トンネル内の岩質は安山岩質集塊岩で新鮮にて良好であるが、古平側坑口部の旧道上部の断崖絶壁の集塊岩は風化してもろく、発破振動による落石崩落の危険が伴うので、旧道交通の安全確保から一部機械掘削で実施された。」つまり、発破は遠慮してというか、かけないで機械掘削をやる。それぐらいもろいんです、これは。
ここで言っていることは、非常に大事なことが実は二つあるんですけれども、一つは、「トンネル内の岩質は安山岩質集塊岩で新鮮にて良好であるが、古平側坑口部の旧道上部の断崖絶壁の集塊岩は風化してもろく、発破振動による落石崩落の危険が伴うので、旧道交通の安全確保から一部機械掘削で実施された。」つまり、発破は遠慮してというか、かけないで機械掘削をやる。それぐらいもろいんです、これは。
○久保村参考人 本件工事は、先ほどもちょっと申し上げましたように潜函工事と県道つけかえ工事両方から成っておりますけれども、一方のこの潜函工事は、全国にも例のない硬岩主体の掘削であること、岩盤が非常に傾斜していること、あるいは施工場所が海中であり潮汐の影響を受けること、あるいはまた地元漁業組合から海水汚濁や発破振動を極力防止させるように強く要請されていることなど、きわめて厳しい条件にある難工事であります