2017-05-09 第193回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
釜沢地区の皆さんは、発破作業などが始まると、騒音とか振動とか、被害に遭う可能性が高いわけです。それなのに、こういう、前日の夜、夕方お知らせをするというやり方は、やはりこれは不誠実なやり方だというふうに思います。そして、絶対に許すことはできないというふうに思います。釜沢地区の自治会長の方だって、取材で初めて知ったというふうに、知らされていなかったわけです。
釜沢地区の皆さんは、発破作業などが始まると、騒音とか振動とか、被害に遭う可能性が高いわけです。それなのに、こういう、前日の夜、夕方お知らせをするというやり方は、やはりこれは不誠実なやり方だというふうに思います。そして、絶対に許すことはできないというふうに思います。釜沢地区の自治会長の方だって、取材で初めて知ったというふうに、知らされていなかったわけです。
その前に、亡くなられた方に対する心からの哀悼の意を表したいと思いますし、大臣みずから現地に赴かれて調査をされ、そしてまた、いろいろな批判もありましたし、また反省することもあるでしょうけれども、とにかくあの現地で、厳寒の現地のあの海のはたで、巨大な岩石に向かって必死に発破作業をされた建設作業員の方たち、それから、素手で、あの岩石を手袋で取り出して遺体発掘に当たられた自衛隊の人たちに本当に心から感謝を申
そこで、あのトンネル事故につきましてそういった能力を使えばよかったのではないかという御質問だと思いますけれども、まず、発破作業といいますか、それについて申し上げますと、我々の発破というのは、例えば防衛作戦を行うときの小さな地形的な障害を除去するといったようなことでございまして、今般、あの事故で必要とされたような岩盤の爆破、数万トンもあるような岩盤を爆破するといったようなことについて、自衛隊 として専門的
これは直接今局長に聞いてどうなのかなとは思いますけれども、実はこの建設工事が始まったときには、このような御意見もあったものですから発破作業をあえて避けていたというようなことも伺ってまいりました。この点についての局長の御所見をいただきたいと思います。
○橋本政府委員 第一回目の発破作業につきましては、やはり現地といいましょうか地域に精通している人、あるいは集まっていただくにしても早く集まっていただけるという面で、その地域の方々が中心になったというふうに聞いておりますが、それでも、土質力学、構造力学の学識経験者、民間の地質の専門家、こういう方々の協力は得て発破作業を計画をし、行った、このように聞いております。
あの状況を考えれば、下に乗客がまだいるということで発破作業も大変だということは、私も現地を何回も通っておりますので承知しているつもりでございますが、事故発生があったのは十日、十一日に一回目の発破、これは残念ながら失敗。翌日二回目の発破です。これも失敗しました。三回目でようやく取り除けたと思いきやまだ残って、四回目が終わったのはきのうの十一時でございました。
○政府委員(橋本鋼太郎君) 最初に、北海道のトンネル事故につきまして大変御心配をおかけしておりますが、岩盤の除去、一応本日、巨大な岩盤の発破作業は完了いたしました。今後、なるべく早く救出ができますように土砂の排除を関係機関とともども全力を挙げて完了したいと考えております。
本日、さらに現地の対策本部において、早期に岩盤の除去を行うために、第三回目、さらには第四回目の発破作業の準備を進めることとしております。 なお、岩盤の崩落が大規模で二次災害の懸念があることから、除去作業が難航しており、建設省としても新たに岩盤除去の専門家の派遣を行うなど、できる限りの支援を尽くしてまいりたいと思います。 皆様方に御心痛をかけましたことを心からおわびを申し上げたいと思います。
しかも現状では、ごく特殊な発破作業とか溶接作業を除いては、新たな資格取得ということでの手続その他、勉強といいますか講習といいますか、そういうものが要るということのようでありますので、ひとつ類似のこの種資格関係を横並びに見ていただきまして、鉱山保安法による資格を持っておる人たちが、相当期間のそういった経験を持ったものについては、共通的な、そういう類似的な資格についてはそのまま取得ができるような措置ができないかというのが
それで、今後私どもは、この改善指示事項の実施状況をフォローアップするつもりにしておりまして、先生御指摘のように、雷管にそれぞれのナンバー、それによってどの発破作業員がそれを使用したものであるかという点もわかるわけでございますから、そういった今後は個々の作業員の行動を含めてフォローアップをしてまいりたい、それでできるだけ不発雷管の発生を防止したいというふうに考えております。
昭和五十一年二月十六日に三井砂川炭鉱のガス爆発に関連いたしまして勧告をしたのが一番最近のものでございますが、この内容は詳細にわたっておりますが、いろいろガス突出のおそれの多い作業場におきます発破作業の方法などに関しましてその整備を図るように等を含めました要請をいたしておるところでございます。
一つは、発破作業についてでありますが、日常作業からくるなれを排除し、入念かつ綿密な発破設計を行い、また、ガス観測についても、必要な個所は完全に検知できるよう、作業内容を総合的に見直し、さらに保安教育を徹底することが必要と思われます。 また、一酸化炭素の自己救命器についても、瞬間的な災害に際しての活用の方法など、迅速に対応できるよう、器具の改良を含めて研究する必要があろうと思われます。
以下具体的な「保安センターの活用」「発破作業の改善」「実戦的退避訓練の実施」等々、いろいろなことをこの教訓にかんがみてやるということを約束してまいっておりますが、これらについてはどのように実行されて今日に至っておるか、この辺をひとつまず伺いたいと思います。
また、災害時には裸火の使用、発破作業を行なった形跡も認められず、現段階では機械的原因としては車両と鉄枠あるいはベルトコンベヤーのフレーム等との摩擦熱、電気的原因としては、電球の破かいによるもの以外には考えられない。」とこう書いてあるわけですね。何が何だか、原因は一つも煮詰まっていないのです。りっぱな人たちがこれをやっておりますが、こういうことでありますから、その原因が徹底的に究明されておらない。
昨年の八月三十一日、太平洋炭鉱釧路鉱業所において発破作業中ガス爆発が起り、三十九人の死亡者を出し世論を騒がせましたが、今度の災害はこれを上回り、当初の予想を越え、戦後のものとしては、昭和二十三年の三菱勝田炭鉱のガス爆発事件に次ぐ大きな災害となったのであります。
商工省といたしましては、早速係官を派遣、調査いたしまして、ただいま判明したところによりますと、事故の原因は、昭和二十三年六月十八日午前八時四十分、前炭坑縦坑深部で、坑口より約二千メートルの地点におきまして、掘進の発破作業中ガス爆発を起したためと推定せられておるのであります。