1986-11-22 第107回国会 参議院 日本国有鉄道改革に関する特別委員会 第7号
○説明員(山田度君) 今お話のございました問題は、多分発着コストの問題かと存じます。通常お客様が乗りますと必ずおりるという関係にございますので、その場合の発のコストと着のコストというのはさほど変わらないものと、こう見ております。
○説明員(山田度君) 今お話のございました問題は、多分発着コストの問題かと存じます。通常お客様が乗りますと必ずおりるという関係にございますので、その場合の発のコストと着のコストというのはさほど変わらないものと、こう見ております。
そこらでその全国画一運賃という宿命下にわれわれは泣くわけなんでございますが、初乗りの百円自体につきましては、やはり国鉄の発着コストというものを考えますと私鉄より若干やはり高目になるし、それから公営交通等、たとえば東京都の都営の地下鉄はもうすでに初乗りは百円になっているわけでございまして、そういうことで大手の私鉄は七十円でまあ非常にりっぱな経営をやっておられるけれども、やはり国鉄を取り巻くいろいろの交通機関
いろいろな発着コストあるいは輸送コスト等のいわゆる合理的な原価主義、さらに、それからいろいろな負担力も考えました点から見合いまして、これをどこに置くか少くとも今の遠距離逓減制が八百キロまで行っていることは、海陸輸送分野の見地からいっても、これが適切でないということは出ておるのであります。