1950-03-07 第7回国会 参議院 大蔵委員会 第18号
それから又所得を計算する場合において、その各期間の所得をどういうふうに計算するかという問題につきまして現在の所得税法というものは、非常に嚴格なるところの発生主義というものを採つておるように考えるのでございます。そこで先の方もお話しになつたように、例えば農家の所得を計算するという場合においても農家の收益というものは、農家の作物ができたときにおいてその收益が発生したものである。
それから又所得を計算する場合において、その各期間の所得をどういうふうに計算するかという問題につきまして現在の所得税法というものは、非常に嚴格なるところの発生主義というものを採つておるように考えるのでございます。そこで先の方もお話しになつたように、例えば農家の所得を計算するという場合においても農家の收益というものは、農家の作物ができたときにおいてその收益が発生したものである。
これは今では大分いろいろな点が似て参りましたが、所得の発生主義とか源泉主義とか言いまして、やり方が違つておるのであります。二十四年におきましては中に下つたものがありますから、特別でやつたとしますと、これまた将来の問題になるのであります。非常に税金が過重されるような場合があるのであります。そこで私はそういうような根本的の改正は、この際やはりすべきではないのではないか。
なお、ちよつと申し上げておきますが、損益計算の場合におきましては、これは発生主義と申しますか、その現金の支出と一応離れまして、費用、収益の生じました時期におきましての計算をいたしておりますので、損益計算は今申し上げましたような行き方と違つております。
それに対しましてバランス・シートは、おつしやいますように発生主義と申しますか、損益の発生の状況によつて見てあります。従つてただいま問題になつております支拂金は、二十四年度のバランス・シートの中における買掛金の中に計上してあります。
○政府委員(石井昭正君) 年末保有金の符合していない点でございますが、これも先程申上げましたように、昭和二十二年の四月からはそれまでの現金主義の会計制度を発生主義の新会計制度にいたしまして、終戰後僅か二ケ年で、かような官庁会計といたしましては劃期的な制度の改正をいたしました。併しながら当時まだ職員の不慣れな者等も相当ございます。
この債権債務発生主義を入金主義に替えて貰いたい。又これにはいろいろ專門家に伺いましたが、債権債務主義と入金主義とどうもはつきりしておらんようでありまするが、これは是非入金主義にして頂きたいということであります。
本件は検査報告の通りでありまして、説明書百二十二ページ、昭和二十二年四月から実施の発生主義に基く新会計制度に移る際に、新旧制度の相異による收支の区分につきまして、通牒を発して決算整理に努めたのでありますが、新制度の主義原則適用方、会計関係諸法規の改廃及び実施等のため、事務上にも手違いを生じまして、旧年度に属する調定のものを、新年度において正規の調定を経ないで未收金として処理したため、旧制度下の未調定
そこで二つの問題がありまして、一つはこの收入支出というようなことをいわゆる会計上の発生主義でやるか現金主義でやるかというようなことであります。
又現行の特別会計法を改めて会計手続を現業向きにすべきではないかとの質問に対しましては、現行の現金会計主義を止めて、民間のそれと同樣発生主義をとり、記帳方法その他も改めて、企業的、能率的に改正するつもりであるとの答弁がありました。又郵便事業は、その性質からして、独立採算制をとるのは無理と思うが、若し独立採算制をとるとすれば、料金値上げは再々行われるであろう。
と申しますのは、二十四年度から郵政特別会計法と電気通信特別会計法にわけるに伴いまして、徹底的に複式簿記を採用し、そうして発生主義による企業的な予算の組み方にかえようというので、二十四年度はがらりと形がかわりまして、貸方と借方というような、今までの政府予算には例のないような形にかわつております。
國鉄の会計制度が二十二年度から発生主義に変更になりましたに伴いまして、從來の收入の予算の計上方が変つたのであります。昔は、二十一年度までが、通行税も國鉄の收入に予算上ありまして、それから通行税を、相当額を鉄道特別会計から一般会計を納入する。それも支出予算に計上しておつたのであります。