2013-03-21 第183回国会 参議院 内閣委員会 第3号
一つは発掘回収事業でありまして、平成十二年九月に事業を開始して以降、これまで、昨年末時点で約五万発の遺棄化学兵器を回収しております。 二つ目は移動式処理設備による廃棄事業でございます。これにつきましては、平成二十二年十月、中国南部の南京で処理を開始いたしまして、昨年末までに先ほどの約五万発のうち約三万六千発を廃棄しております。
一つは発掘回収事業でありまして、平成十二年九月に事業を開始して以降、これまで、昨年末時点で約五万発の遺棄化学兵器を回収しております。 二つ目は移動式処理設備による廃棄事業でございます。これにつきましては、平成二十二年十月、中国南部の南京で処理を開始いたしまして、昨年末までに先ほどの約五万発のうち約三万六千発を廃棄しております。
平成十二年九月に発掘回収事業を開始いたしまして以降、中国各地におきまして、これまでに約四万七千発の遺棄化学兵器を発掘、回収してきております。 昨年の十月十二日におきまして、南京市におきまして、移動式の廃棄処理設備によりまして最初の廃棄作業を開始いたしました。遺棄化学兵器処理事業が発掘、回収から廃棄という新たな段階を迎えたところでございます。
当初、黒竜江省の北安で始まりました中国各地におきます発掘回収事業でございます。今までに鋭意各地で発掘回収をいたしております。例えば、内蒙古自治区あるいは広東省等、北から南まで幅広く発掘回収事業を行っておりまして、ハルバ嶺におきまして最大の埋設があると推定されておりますが、ハルバ嶺におきましては約三十万から四十万発というものが推定されておりますが、これもまだ本格的な発掘には手を付けておりません。
しかし、その後、平成十二年以降、十七回に及ぶ発掘回収事業を実施いたしまして、そして今日まで、約四万四千発の化学砲弾を発掘、回収、そして保管まで行っているというところまで参りました。
また、この六名のほかに、現在担当室の方に陸上自衛官二名が派遣されておりまして、これが吉林省ハルバ嶺以外で発見された化学兵器の発掘回収事業の計画立案、あるいは日中専門家協議、さらには現場での指揮監督業務を行い、各種作業の推進に当たっておるところでございます。
私ども、中国におきまして砲弾の回収、これを俗に我々小規模発掘回収事業と称しておりますが、これを行いまして、今日まで発掘回収をいたしましたのが約四万二千発に及びます。
主な内訳は、各種の小規模発掘回収事業、敦化市蓮花泡あるいは広州市黄埔区、番禺区、それから黒竜江省……(泉委員「ゆっくり」と呼ぶ)はい。敦化市蓮花泡、それから広州市黄埔区……(泉委員「地名ですね」と呼ぶ)地名です。それから番禺区という地名、それから黒竜江省の伊春市、このために要しました経費、それからハルバ嶺の周辺の道路整備に要した経費等でございます。
それからもう一つ、これまで発掘、回収いたしました遺棄化学兵器の内訳につきましてお答えいたしますと、これまで内閣府の発掘回収事業及び外務省調査で回収されました旧日本軍の遺棄化学兵器は、約三万八千発でございます。このうち、いわゆる黄剤が含まれているものは約二千二百発、青剤が含まれているものは三発でございます。また、赤剤が含まれているものは約一万一千百発、緑剤が含まれているものは約八百発でございます。
その意味では、今のところ、政府が予定している、今後予定されている発掘回収事業の小規模なものでいえば三カ所しかないわけでして、今後も見つかるということを見越して言っていくと、これは、今後もずっと、中国国内で見つかっていく化学兵器については、日本のものであれば、化学兵器禁止条約にかかわらず処理をし続けていく。ある意味、そのためのこの移動処理設備とも言えるんでしょうか。
また、ハルバ嶺以外の中国各地におきましても、遺棄化学兵器が種々発見されておりまして、日本政府は、平成十二年の黒竜江省北安市以来、発掘回収事業の実績を重ねまして、これまでに計十回事業を実施し、約三・七万発を発掘回収しております。
ただいま手元に、個別の発掘回収事業におきまして、どの程度旧軍のものであると確認されたものあるいは確認されなかったものがあるかという数字はございませんが、実際、現場では、一発一発、これが旧軍のものかどうかすべて確認して、旧軍のもののみを発掘回収しております。
ハルバ嶺以外の中国各地における発掘回収につきましては、内閣府といたしまして、平成十二年九月に黒龍江省の北安市において初の発掘回収事業を実施して以来、平成十七年度までに計十回の発掘回収事業を実施してきております。また、最大の埋設地と考えられております吉林省の敦化市ハルバ嶺においては、これを発掘回収し、さらに、最終的に処理をするための事業を現在進めております。
今回の訪日団は、今委員御指摘のとおり、中国各地の、いわゆる発掘回収事業で、直接中国側の協力者でございますいろいろな軍関係の関係者の指揮官クラスの方がお見えになられています。
現在まで、中国各地におきまして発見されております遺棄化学兵器につきまして、平成十二年より発掘回収事業を行ってきておりまして、例えば昨年は黒竜江省チチハル市及び牡丹江寧安市におきまして発掘事業を実施しております。
今年度につきましては、三百七億円ということで、発掘回収事業、またその最大の埋設地でありますハルバ嶺でのインフラ整備等につきまして造成等の費用ということで認められたところでございます。 これらの事業の進捗状況につきましては、内閣府のホームページを初めとしまして、情報公開も意を用いておるところでございます。 以上でございます。
平成九年に、内閣にこの問題についての連絡調整会議が設置されて、平成十一年の三月に、閣議決定として政府全体としての取り組みを確認し、実施組織として、当時の総理府、今の内閣府に、各省からの参加を得て、遺棄化学兵器処理担当室が設置されるという経緯を経て、平成十四年度では、調査研究費に八十七億二千四百万円、発掘回収事業費に百十二億六千六百万円、化学兵器廃棄処理施設整備等経費に十三億六千六百万円、事務経費に一億三千八百万円
具体的に申し上げますと、平成十二年度につきましては、中国側の協力のもと、江蘇省南京市において約二万発の赤筒、これはくしゃみ剤を含む有毒発煙筒のことでございますけれども、赤筒等の発掘回収事業を実施し、また黒竜江省北安市において約九百発の化学砲弾類の発掘回収、こういった事業を実施したところでございます。