2008-05-16 第169回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第8号
に示したように、アフリカでの貧困削減と経済成長の好循環を生み出すためには、我が国の東アジアでの援助経験と知見を活用しつつ、援助対象国の発展段階等に配意した対応を行うことが重要である。貧困層の経済活動への参画を促すことを常に念頭に置きつつ、円借款を利用した経済インフラの整備や民間投資を促す環境整備など成長セクターへの合理的、効果的な経済支援の検討を進めるべきである。
に示したように、アフリカでの貧困削減と経済成長の好循環を生み出すためには、我が国の東アジアでの援助経験と知見を活用しつつ、援助対象国の発展段階等に配意した対応を行うことが重要である。貧困層の経済活動への参画を促すことを常に念頭に置きつつ、円借款を利用した経済インフラの整備や民間投資を促す環境整備など成長セクターへの合理的、効果的な経済支援の検討を進めるべきである。
○谷垣国務大臣 今、島委員はアジア諸国とおっしゃいまして、私はアジア諸国との間でもこれは進めていく必要があると思いますが、今島委員がおっしゃったように、経済の発展段階等において若干困難があることも事実だろうというふうに私は思います。
APECは、世界最大の地域協力の場であるとともに、経済発展段階等の面で多様なメンバーから構成されています。このため、我が国としては、貿易・投資の自由化、円滑化と経済・技術協力のバランスをとりつつ、アジア太平洋地域の持続可能な発展に向けて、APECの諸活動を先導していく考えであります。
APECは発展段階等の面で多様なメンバーを擁し、そこでの決定には法的拘束力があるわけではありませんが、他方、各メンバーの自主的なコミットメントを基礎としており、こうした意味で重みのあるものであります。なお、今回の大阪会合では、こうしたAPECの性格を踏まえて、自由化の進め方についても実際的かつ効果的な方法を採用することに合意したことは御承知のとおりでございます。
御承知のとおり、ヨーロッパには北大西洋条約その他の機構がございますが、アジアにおいてはその国々の社会制度、政治制度、また発展段階等いろいろな差異がありまして、ヨーロッパと同じような仕組みをつくることは一足飛びにはできないと思いますが、まず対話を強化する、そしてそれぞれの軍事力の透明度を高めていく、そして信頼感を醸成するというところから着実にスタートをしようというふうに考えておりますので、そこにはアメリカ
援助につきましては、一般論で申し上げますと、環境の分野も同様でございますが、おのおのの相手国の発展段階だとか、出てきますニーズといったようなものに応じまして機動的に適切に運用していく必要があるということで、そのような発展段階等を十分頭に置きながら、どのセクターが一番ふさわしいセクターなのかといったようなものを勘案しながら考えていく。
○岡松政府委員 先生御質問の途上国、先進国との技術の差が環境基準にあらわれてくるのではないかということでございますが、御指摘のとおりでございまして、もちろん所得水準、発展段階等の差はございますが、技術力の差というのが非常に大きな問題であるというふうに考えております。
また、本年七月のロンドン・サミットでは、上記の環境援助政策を一歩進めまして、ODAを通じる地球環境問題への対応につきましては、我が国の経験を生かしまして、相手国の経済発展段階等に応じまして各種の援助形態を効率的に組み合わせて支援する考えであること及び貧困問題、人口増加問題等と密接に結びついた環境問題の解決を引き続き重視することを明らかにいたすとともに、重点分野として省エネルギー、クリーンエネルギー技術
国際情勢あるいは世界各国の技術の発展段階等をにらみながら、ある品目については、ある技術については規制強化あるいは新規追加、他方古くなった技術についてはどんどんリストから外すということで見直しが行われております。日本は日本で独自の提案を行っておるわけですが、そのリストの改正は参加国全体の全会一致、いわゆるコンセンサスで決定しております。
関税率を個々の産品ごとずっとどこの国も同じようにするということは、産業構造、発展段階等がありましていろいろ比較はむずかしいわけでありますが、先ほど来お話しいたしました関税率を全体としてどう下げるかという点について、一般的にはフォーミュラを決めまして、それに沿って、たとえばアメリカの関税率が高ければ高いカット率になるというのが、今度の交渉の工業品についての引き下げの基本でございます。
われわれといたしましては、米の場合と農産物としての性格なりウエートなりあるいは生産性向上の発展段階等が違いますので、直ちに生産費所得補償方式を米価の場合と同じようにとるのは非常に困難ではないかというふうに考えております。
当初の段階におきましては、日本の経済の発展段階等から見まして、基準法については、なかなかこれを順守するというような意識が必ずしも十分行き渡っておらない。ために労使の間に必ずしも十分定着しなかったような状態もずいぶん続いてまいりました。
日中の両国の間には地理的、文化的な親近感がある一方、政治体制やイデオロギーの違いのほかに、歴史的、経済的発展段階等の面で種々の相違があります。したがって、とのような基本的問題を認識した上で相互理解を深め、両国関係をできる限り長期的に安定したものにしていくようつとめることが、われわれの課題であると信ずるものであります。
日中両国の間には地理的、文化的な親近感がある一方、政治体制やイデオロギーの違いのほかに、歴史的、経済的発展段階等の面で種々の相違があります。したがって、このような基本的問題を認識した上で相互理解を深め、両国関係をできる限り長期的に安定したものにしていくようつとめることが、われわれの課題であると信ずるものであります。
それを考えてみますと、全国各地に広範な支店を持って、そして国民的なといいますか、非常に小さな生業資金的なものに結合しております現在の国民金融公庫を中心に、消費者金融というものの道を公的金融機関においても切り開いていくというような構想を持ちながら、民間の消費者金融の発展段階等、あわせ考えながら将来対処していくという方向の検討にそろそろ入るという段階にあると私は思うのですが、そういうようなのを始められる
○政府委員(吉國二郎君) 国民所得全体に対して税負担の程度がどの程度であるべきかという問題は、これはその国の経済発展段階等から影響される問題が多いのでありまして、一律には言えないと考えられますが、御承知のとおり、税制調査会が、三十五年でございますか、現在の国民所得に対するおおむね二〇%という負担は、日本の経済の現状から見て日本経済がこの程度成長をし、この程度の自然増収があって、そうして、しかも、財政
このように地域あるいは経済の発展段階等に応じまして、若干のニュアンスの相違はあることでございますが、いずれにいたしましても、従来不明確な、あいまいな権利状態を明確な権利関係に切りかえるということには強く希望を表明いたしておるようでございます。 以上、簡単でございますが、要約いたしました。
中南米諸国は、従来アメリカ大陸に位置しているところからアメリカ局において所掌してきましたが、北米地域とは、歴史的、言語的にも、また、文化、経済の発展段階等においても非常に大きな差異があり、かつまた最近の国連貿易会議において表面化した南北問題においても、特殊な地位を占めております。
中南米諸国は、従来アメリカ大陸に位置しているところからアメリカ局において所掌してきましたが、北米地域とは、歴史的、言語的にも、また、文化、経済の発展段階等においても非常に大きな差異があり、かつまた、最近の国連貿易会議において表面化した南北問題においても特殊な地位を占めております。
従って、今後、集団化、協業化ということには特に果樹は適応した一つの部門であると考えておりますけれども、その発展段階等は農家の自主的な意欲に待つ、こういう考え方でおるわけでございます。