1960-05-11 第34回国会 衆議院 日米安全保障条約等特別委員会 第33号
いわゆる核兵器、それから長、中路離ミサイル及びその発射基地の建設、こういうものが、ここでいう重要な装備の変更、それ以外のものについては、いわゆる事前協議の対象としてはおらないわけでございます。
いわゆる核兵器、それから長、中路離ミサイル及びその発射基地の建設、こういうものが、ここでいう重要な装備の変更、それ以外のものについては、いわゆる事前協議の対象としてはおらないわけでございます。
それから装備の重要な変更につきましては、これは毎々ここでお答えしてあるわけでございますが、いわゆる核兵器あるいは長、中拒離ミサイル及びそれの発射基地、こういうものだということを毎々お答えしております。
○藤山国務大臣 核兵器及び中、長距離ミサイル、つまり運搬用と申しますか、及びその発射基地に対する装置、そういうものが事前協議の対象になります。
どういう意味かと申しますと、発射基地が今度は機動性を持とうとしておる。
現にけさの外電の伝うるところによりますと、チェコは西ドイツが核兵器を持ち込むならば核発射基地を置くといって、西ドイツの核兵器持ち込みに強い反撃を示しております。そのときこそ人類の最大の不幸であります。四たびの核被害をこうむらないためにも、進んでこの決議案に賛成していただきたいと思うのであります。私たちはこの決議案こそ当然本会議で決議されてよいと考えたのであります。
コン地対空誘導兵器の発射基地になろうとして問題を起しております。さらにまた、現在すでに日本に入っておるオネスト・ジョン以下十五サンチ口径以上の対空誘導弾砲の弾頭には、いつでも核弾頭が装填されるようになっておりまして、アメリカはこの種目的に使われる小型核弾頭の製造に力を入れております。
そして発射基地は地下に作られ、カムフラジュすることができる。こういうことをスエズ戦争の一年前、一昨年すでに大胆に言ってるわけです。ところが一年後にスエズ戦争が起ったときに、ブルガーニンはロケットでもってロンドンを攻撃すると言ってどうかつした。その結果これで英仏が撤兵したことは、アメリカの方でもはっきりそういうことを言っております。
たとえばアメリカの海軍のミサイル専門家であるミュラー大佐は、先般大統領に報告いたしまして、ソビエトの中距離弾道弾の発射基地から二千四百キロの射程内にある日本、沖縄、フィリピン等は軍事基地としての価値が危ぶまれるということを言い、オルソップ兄弟、ピアソン、あるいはリップマンというような人は、こういう米ソの原水爆の独占にアメリカが敗れた際には、その間にはさまれた国というものはだんだんと中立政策をとっていくだろう
同時にわれわれは戦争を回避するという一つの原則から言いますれば、この大陸弾道弾の発明によってもう戦争というものはやめてほしい、やめなければならないという立場から考えて、そういうものがありとするなれば、一体小笠原とかあるいは沖繩というものは中距離の原子爆弾の発射基地として、あるいは短距離の基地としての防衛には役立つかもしれませんが、今後ICBMのような、こうした進歩した科学兵器のもとにおいては、この基地
(拍手) 次に、ミサイルの競争時代におきまして、日本はアメリカのミサイル発射基地として利用されるおそれが十分にあるのであります。これはダレス長官のフォーリン・アフェアーズの論文からも、先に申し上げましたように明らかでありますが、原水爆弾頭をつけたミサイルが日本に配備され、また自衛隊がこれで武装されることを押しつけられたのでは危険この上もないのであります。
仮想敵国は、今ないとおっしゃったのでありますが、そういう自衛戦の場合には敵があるわけでありますから、その敵の航空基地あるいは誘導弾の発射基地へ日本の飛行機あるいは日本軍を派遣するその支配下に属せしめられるというようなおそれが多分にあると私は思うのでありますが、長官、さようなことは絶対ないという自信が持てますか。
自衛のための軍隊、自衛というのは急迫かつ不法なる攻撃に対して正当防衛をする、こういうふうな解釈をもってするならば、正当防衛というのは向うの攻撃を加える方の側の航空機発射基地というようなものが潰滅されざる限りは、この正当防衛ということの目的を達し得ないと思うがいかがでございましょうか。迎えて討つだけで正当防御が全うできるかどうか。