2007-05-30 第166回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
つまり、各主催者が、競馬開催に必要なコース、それから競走馬、厩舎、発売網などをすべて個別に抱えている。競馬は、かかわる人の数も多く、競走資源の維持コストも他の種類の公営競技よりかなり高いというのが特徴でございます。
つまり、各主催者が、競馬開催に必要なコース、それから競走馬、厩舎、発売網などをすべて個別に抱えている。競馬は、かかわる人の数も多く、競走資源の維持コストも他の種類の公営競技よりかなり高いというのが特徴でございます。
これによりまして、地方競馬が活性され、わくわくするような競馬が各地の地方競馬で効率的に施行され、全国的な発売網のもとで馬券が発売されるというようなことになることを期待しております。
これによりまして、中央競馬の発売施設、それから地方競馬の発売施設、それが相互に活用することができるわけでございまして、それによりまして馬券の発売網がより拡大をするということで、売り上げの増加につながるわけでございます。
今回の改正によりまして、お話しのとおり、相互の受委託が可能になるということでございますが、やはりその場合には、中央にとりましてもあるいは地方にとりましても、それぞれの発売網をやはり拡大するというふうなことでございます。そういったことでの売上げの増加ということは、これは十分見込めるのではないかというふうに考えております。
そういう意味で、地方競馬についても、地方競馬相互間の場外発売であるとか電話投票の発売網の拡大であるとか地方競馬の場外施設の充実であるとか、そういったことに取り組まなければならない、そういったことに関して中央競馬会等もできるだけの御助力をしていくということがございます。 それから、言うまでもございませんが、ファンにとって魅力のある競馬という意味では、施設等も重要でございます。
そこで国鉄総裁にやはり同様のお尋ねをするわけでありますが、現在の国鉄と交通公社との関係で、今運輸大臣が述べられたような点、いわゆる発売網の確立というか、そういうものが十分でないということから今度株式会社にするということだとするならば、今のような関係だけでは残念ながら単に企業形態を変えていくというだけに終わるとわれわれは思うのであります。