1960-03-28 第34回国会 参議院 予算委員会 第20号
このほか、印刷局職員の残業手当と、日銀券の発券能力の問題、地方開発のための開銀貸付の問題、未開発地域に対する財源調整の問題及びたばこ民営と専売納付金の問題、その他フィリピンのマリヤナ・ダム建設にからむ輸銀融資の問題等について、質疑応答が行なわれたのでありますが、省略をいたします。
このほか、印刷局職員の残業手当と、日銀券の発券能力の問題、地方開発のための開銀貸付の問題、未開発地域に対する財源調整の問題及びたばこ民営と専売納付金の問題、その他フィリピンのマリヤナ・ダム建設にからむ輸銀融資の問題等について、質疑応答が行なわれたのでありますが、省略をいたします。
それに例えば地方債金庫に金庫債の発券能力を与える、若しくはほかの業務を兼営さすと申しますかそういうことをしまして多少資金の獲得策を講ずる。こういう点でございまして、我々もこの点につきましては、理想と現在の日本の財政力、経済力のギヤツプに非常に困つたのでございますが、一応そういう結論に達した次第でございます。
それについては、長期信用銀行の設立ということであるのでありますが、この中において五億円の資本金で二十倍の発券能力を付与するということになつておるのですが、この長期信用銀行だけでは現在オーバー・ローン、並びに日本の産業の再建のための長期資金をまかなう金融機関としては、きわめて薄弱だと思うので、これをもつと大きくするか、あるいは別に金融機関を、そういうふうな意味における復興計画に基く金融機関を御設置なさる
そのくらいのことはよくわかりますが、北海道拓殖銀行の発券能力をとるかとらないかということが、従来大臣にはお忙しいので出席回数が少いのでありますが、これは苫米地委員の御質問の中にもしばしば現れて来ておることであります。それが発券能力をとつてもよいということに了解し得たという前提に立ちますと、その裏づけとして開発銀行の何らかの措置あるいは政府の財政措置、こういうことによつてまかなわれるからいいと思う。
○宮幡委員 開発銀行を通じてとらんとする措置は、長期信用銀行法を施行しようという趣旨とは全然別個な観点から、苫米地委員との間に質疑応答がかわされたのか、それとも長期信用銀行の発足によりまして、ただいまの北海道拓殖銀行の発券能力その他によつてまかなつて参りました北海道の資金に欠陥が生ずるから、開発銀行その他から供給してこれをまかなうのだという妥協の応答かというのです。
やはりその資金を吸収せられる面が広いといたしますと、絶対の資金量が幾らというふうに算術的に出すことはできなくても、おおむね日本の経済の中で吸収し得るところのいわゆる発券能力、これを消化するところの能力というものは、私は限度があると思う。
また商工中金の権限を拡大し、資本も増加し、優先株の引受け、発券能力の回復等の措置も講じまして、今日まであらゆる面におきまして、中小企業の金融打開のために努力し、その功績は少からず顯著なものがあると私は確信いたしております。しかるところ、いまだもつて中小企業の金融梗塞を打開するにおいて万全でもないことを、われわれは知らなければなりません。