2016-03-23 第190回国会 参議院 環境委員会 第3号
恐らく、推察するに、大臣のおっしゃりたかったことというのは、百ミリシーベルトとかを超えると、これは発がん率が高くなったりとかするということはいろいろ明らかではあるにしても、もっと少ないような放射線量の場合は、だらだらと長期間それが浴びたりするような実例というのは余り世界中にもあるわけじゃないですし、あっても困るわけなんですが、過去にあるわけでもないですし、実験するわけにもなかなかいかないわけですから
恐らく、推察するに、大臣のおっしゃりたかったことというのは、百ミリシーベルトとかを超えると、これは発がん率が高くなったりとかするということはいろいろ明らかではあるにしても、もっと少ないような放射線量の場合は、だらだらと長期間それが浴びたりするような実例というのは余り世界中にもあるわけじゃないですし、あっても困るわけなんですが、過去にあるわけでもないですし、実験するわけにもなかなかいかないわけですから
国連科学委員会の今回の除染についての苦言、あえて披瀝しておきますけれども、自然放射線量を年間二・五ミリシーベルトから三・五ミリシーベルトに上げても発がん率は上がらず、逆に一ミリに下げても発がん率は下がらないことが分かっている中で、なぜ一ミリシーベルトを目指すのか、そのため何兆円というお金をなぜ使うのか、国連科学委員会の見解であります。 以上を申し上げて、時間ですので終わります。
冒頭で述べた傷害調査で明らかになったのは、統計学的に、被爆されていない方より被爆された方の発がん率が明確に上がったのは、被曝量二百ミリシーベルト以上です。百ミリシーベルト程度より低い線量では、発がんリスクの有意な上昇は認められておりません。これよりも低い線量域では、発がんリスクを疫学的に示すことができなかったということです。
長年の疫学調査の結果から、百ミリシーベルトを超えると初めて発がん率が〇・五%上がるとされる。そのため一生の間に百ミリを超えなければいいと考え、一生を百年生きるとして百ミリを百年で割ったのである。この考え方のおかしさは、人間の細胞の修復力を考慮していないことにある。低線量の被曝はあらかたその日のうちに修復されてしまうから、実は年間の累積を問題にする意味はほとんどなかったのである。
恐らく説明の中でもなかなか御理解がいただけないと思うんですが、人間は宇宙や大地から放射線を浴びている、レントゲン、CTスキャンでもとか言うと、もう大変な反発になってしまうのも分かっているんですが、ただ、年間被曝線量でいえば、百ミリシーベルト以下なら発がん率は増えないという、先ほど赤羽さんからもあったように、それを基準に今福島の第一原発の事故現場で作業員の皆さんも頑張っていただいているというのも現実です
これまでの動物実験を用いた研究では、高い線量の場合には、発がん率等を指標とした感受性が小児期で高いことが示されています。大体二倍から三倍の感受性があることが証明されています。ところが、低い線量におきましては、小児期の被曝でも、被曝のない群との間に有意な差が見られないことから、低い線量を受けたときの影響というのは明らかではありません。
でも、ゼロ歳から九歳とか、小学校、高校生ぐらいの人が二十ミリシーベルトを浴びて、だって、彼らの方が放射線の感受性が高いわけですから、老人よりも早くがんになるかもしれませんし、発がん率も高くなるかもしれない。 そういうことを一様に、なべて、〇・五%死亡率が上がるから大したことないというような議論は、もうほとんど論外だと私は思います。
彼らは、セシウムの濃度に基づいて発がん率を算定するという新しいパラメーターを用いておりまして、ICRPの考え方とは違います。 現在の段階で、チェルノブイリの経験も踏まえまして、こういったことは福島では考えにくい、考えられないだろうというふうに思います。
そうすると、それに伴って発がん率がふえてきたということでございます。C型につきましては、肝硬変になればこれは確実に進行しますが、B型の場合はまた少し異なります。 それから、予防法は、C型はございません。B型は、もうワクチンとグロブリンでほぼ完成しております。ただ、もっといいワクチンをつくれということで、今世界じゅうで競争が始まっております。
その点と、日本の研究のことを先ほどから述べましたけれども、八七年に白石綿のみが検出された中皮腫がある、これは明らかに環境暴露だという報告もあり、九〇年には発がん実験で白の方が茶よりも発がん率が高いというデータも出ている。二〇〇〇年には、先ほども言いました白石綿の推定過剰死亡数、これは肺がんでは一般の三倍、中皮腫では三・六倍、白石綿ですね。
そしてまた、その翌年には、動物実験、発がん実験で白石綿の方が茶石綿よりも発がん率が高かったという報告がやはり厚生労働省の科学研究から出されております。 私が何を言いたいかというと、対応の違いと青と白がどう違うのかということをちょっと立証しようと思っているんです。
それから、高圧電線下における発がん率とか、あるいは精神疾患の発生率が高いんじゃないかとか、これは例えば電磁波とかですね。 水質の汚染も最近単純じゃなくなってきた。化学物質が多様になって、これまでのはかり方じゃ検出されないようなものが、ごく微量のものが、環境ホルモン等いろいろ言われています。それから、クローン牛なんかが認可されましたよね。
それから、発がん率の上昇につきましては現在長期にわたって追跡調査が行われていると聞いておりまして、結果の発表が注目されているところでございます。 ただし、私どもの日常生活におきましては、こういう大量暴露ではなくて、長期間にわたって非常に微量な暴露を受け続けるということによる人体への健康影響を評価する必要があるわけでございますが、これに関しましてはまだ国際的にも定見はございません。
例えばイタリアのセベソの化学工場の事故の場合でも、先ほどもちょっと御指摘ございましたように、暴露した方々の長期のサーベイランスをやるというようなことで発がん率等をチェックされている、これもかなり長い期間でございますが、そういった例があるのは承知をしておりますが、今ここで問題にされておりますようなことで、人間の体から試料をもらえばすぐこういうことがわかるというようなことはなかなか難しいというふうに考えております
これらの物質は、その物質の性状として、微量ではあるが気管とか肺がんと、こういう関連性を指摘されているという物質もありますが、大気中の濃度によっては、長期暴露することによって健康影響の可能性、つまり発がん率が高まる可能性といいますか、そういう懸念もあるということで今回の対策を立てようとしているところでございます。
人間の生存にとって生理的に絶対必要な水の最一日約二リットルを、このトリハロメタン濃度を含む水道水を一生飲み続けたときの発がん率は十万人に四人と計算されています。発がん物質に許容量はなく、発がんに対する濃度はやはりゼロにすべきであると思うのでございます。
疫学的研究の場合浮遊粒子状物質の方が発がんのウエートが高くて、例えばカリフォルニアでたばこも吸わないしお酒も飲まないセブンスデーアドベンティストというようなそういう宗教、クエーカーなんかと似たような集団がございますけれども、そういうもので発がん率なんかを調べますと、やはり大気中の浮遊粒子状物質を加算していくことが発がん率を高めている、そういう結果が出ております。
○岡崎(ト)委員 これまでの話のように、複合汚染の問題ですとか総量規制がないだとか、あるいは発がん性物質もあるわけですけれども、私たちはそういう農薬をやはり水道水の場合残留をゼロにすべきだというふうな考え方ですが、一方には、百万人に一人程度の発がん率であればそれを許容しようという考え方もありまして、日本の行政はこういう危険性の評価の基本すらも明らかにしていないということを私は申し上げたいと思います。
したがいまして、五感に感じず、しかも微量の放射線の障害はいわゆる晩発性の障害でございまして、数十年たってから発がん率が上がるというような形であらわれてくるものでありますので、なかなか実感としてわかりにくい点があるのは事実でございます。また、原子力防災、原子力の安全の問題について一般の方が科学的な意味で正確に中身を理解するのはなかなか難しい問題でございます。
大学生ともなりますとたばこを吸う方も多く、たばこを吸った上にアスベストを吸いますと発がん率は五十倍になると言われております。大学で働いている教職員も多いわけです。ですから早急に大学に対しても石綿処理を進める必要があると思うわけですが、国立学校については何年計画でいつまでに処理するおつもりでございましょうか。
そうすると、ビーフは一万人に六・四九の発がん率ですか、というふうな数字を差し上げてあるでしょう。書いてありますね。だから、これ余りやすく考えていただいては困るというふうに思うんです。