1976-10-26 第78回国会 参議院 社会労働委員会 第5号
これの大阪逓信病院の産婦人科部長竹村先生の調査でございますが、この調査によりますと、突然の出血によって症状悪化から死亡までの時間を見ますと、二時間以内の死亡というのは二八%、六時間以内の死亡が三一%、妊産婦死亡の約六割が六時間以内に死亡しているという大変な事態である。しかも、この竹村氏の実態調査は、さらにこの産科救急事態の発生率、これは一〇%ないし一五%になっておる。
これの大阪逓信病院の産婦人科部長竹村先生の調査でございますが、この調査によりますと、突然の出血によって症状悪化から死亡までの時間を見ますと、二時間以内の死亡というのは二八%、六時間以内の死亡が三一%、妊産婦死亡の約六割が六時間以内に死亡しているという大変な事態である。しかも、この竹村氏の実態調査は、さらにこの産科救急事態の発生率、これは一〇%ないし一五%になっておる。
従ってこの二つの病気におきましては、根本的に観念も違いまするし、その経過も違いまするし、その症状悪化の原因も違うわけでありますが、こういうものを一緒にするということにつきましては、私ども非常な疑問を持っておるのであります。従いまして将来この脊髄損傷並びにこれに類するものを一つの法律なら法律として別途取り扱いになるお気持があるかないかということを承わらさしていただきたい。